(このメールはBCCで送信しております。)  みやぎ自動車産業振興協議会 会員各位  いつもお世話になっております。  今回は,宮城県産業技術総合センターから,平成29年度「組込みシステム 開発研修」として実施している研修のうち,「ソフトウェア動的テストセミナー」 「レガシーコード品質改善研修」の2つの研修についてご案内いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■□■ MJK通信 17-042号(平成29年8月31日) ■□■      「ソフトウェア動的テストセミナー」及び       「レガシーコード品質改善研修」開催のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇◆  研修1:「ソフトウェア動的テストセミナー」  ◆◇◆   〜システム全体の挙動を可視化して,品質を改善しよう。〜  近年,組込みソフトウェアは大規模化・複雑化・外部調達化が進んでいます。  それに伴い,ソフトウェアのシステム全体の挙動を把握することが難しく なってきています。  特に,ソフトウェアに再現性の低い不具合があった場合,出荷前のテスト 工数増大や,出荷後のクレーム発生など,コスト・品質面で大きな問題を 生じる一方,不具合の原因を究明することは非常に困難です。  ソフトウェアのシステム全体の挙動を可視化して,不具合とその原因を解析 する有効な手法として,「動的テスト」があります。  本セミナーでは,株式会社DTSインサイト(旧・横河ディジタルコンピュータ 株式会社)より講師をお招きし,「動的テスト」の手法をご紹介します。  「動的テスト」とは,ソフトウェアのプログラムを実際に実行して,その 動作履歴を長時間にわたって記録を行い,後から解析を行うテスト方法です。  動的テストにより以下のような効果が得られます。   ・システム全体の挙動を可視化・定量化   ・品質改善     ・「再現性の低い不具合」の実行経路の解明     ・デバッグ工数の削減   ・パフォーマンス改善     ・ボトルネックの発見       勘ではなく,データに基づくチューニング  組込みソフトウェアの品質改善にご関心がある方は,この機会を ぜひご活用ください。 ■実施要領  日 時:平成29年9月8日(金) 13:00〜17:00(12:30受付開始)  講 師:株式会社DTSインサイト 太田健一氏      (旧・横河ディジタルコンピュータ株式会社)  会 場:宮城県産業技術総合センター 中研修室      (仙台市泉区明通2丁目2番地)      http://www.mit.pref.miyagi.jp/transportation/index.html  定 員:30名  受講料:無料(事前申込制)  主 催:宮城県産業技術総合センター  目 的:動的テストの概要を理解する。  対象者:   ・組込みソフトウェアの品質改善に興味のある方(社会人)   ・最新の技術トピックや応用事例を知ることで,製品の機能    アップやコストダウンにつなげたい方 ■実施内容  1.組込みテストを取り巻く現状  2.動的テスト・動的テストツール  3.導入効果のご紹介  4.課題解決事例のご紹介  5.実機を使った動作紹介(導入〜ログ取得、解析)  6.まとめ ■参加申込  1)参加申込書を下記のWebサイトよりダウンロードしてください。    http://www.mit.pref.miyagi.jp/embedded/kensyu_29/#test  2)参加申込書に必要事項をご記入の上,FAX又は電子メールにて    お送りください。    [FAXの場合]      Fax:022-377-8712      担当:宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部          情報技術開発班 今井,小野    [電子メールの場合]      宛先:mest@mit.pref.miyagi.jp(@を半角文字にしてください。)      件名:動的テストセミナー 参加申し込み    ▼締切日:平成29年9月5日(火)(必着)    ※ただし,応募者多数の場合,早期に受付を終了させて     いただく場合がございます。 ◆◇◆  研修2:「レガシーコード品質改善研修」  ◆◇◆  〜派生開発,多品種展開における品質改善の勘所について〜  近年の組込みソフトウェア開発では,既存のソフトウェア資産 (レガシーコード)に変更や機能追加を行って開発を行う「派生開発」 の手法が採用されることが多くなっています。  結果として,既存のコードを部分的にしか理解しないままの作業と なったり,納期が短くなったりするなど,派生開発特有の厳しい条件で 作業を行うこととなりやすく,ソフトウェアの品質の確保が難しくなります。  本研修では,派生開発特有の品質問題を改善するため,派生開発に 特化したプロセス「XDDP(※1)」と「安全なリファクタリング」の 2つのアプローチを,演習を通じて学習します。    自動車業界では,昨今急速に電子制御化が進んでいますが,自動車向け ソフトウェア技術者にとっても,大変有益な内容となっておりますので, ぜひご受講をご検討ください。 ※1 XDDP:eXtreme Derivative Development Process ※演習は,C言語を題材とします。 ■実施要領  日 時:平成29年10月19日(木),20日(金) 9:30〜17:00(9:00受付開始)  講 師:井山 幸次 氏(株式会社エクスモーション)  会 場:宮城県産業技術総合センター 中研修室      (仙台市泉区明通2−2)      http://www.mit.pref.miyagi.jp/transportation/index.html  定 員:10名  受講料:10,700円/人  目 的:レガシーコードに起因する品質問題を改善する手法を学ぶ。  主 催:宮城県産業技術総合センター  対象者:組込みソフトの派生開発に従事している方(社会人)      C言語での開発経験がある方 ■実施内容  1日目:派生開発プロセスXDDP入門  2日目:自動テストによる安全なリファクタリング  ※詳しくは,別添の研修案内をご覧ください。 ■受講申込  1)受講申込書を下記のWebサイトよりダウンロードしてください。    http://www.mit.pref.miyagi.jp/embedded/kensyu_29/#LegacyCode  2)受講を希望される方は,上記の受講申込書に記名押印いただき,    締切日までに到着するように,郵送にてお申し込みください。     住所:〒981-3206 仙台市泉区明通2−2    ▼締切日:平成29年9月15日(金)(必着)    ※ただし,応募者多数の場合,    ・早期に受付を終了させていただく場合がございます。    ・1社より多数お申し込みの場合,調整させていただく場合がございます。  3)受講が決定した場合,受講決定通知書及び受講料納入通知書(振込用紙)    を送付します。受講料を所定の金融機関にて,納入通知書に記載の期日    までに納付してください。    なお,受講決定通知日以降に受講者の都合によりキャンセルされた場合    も,受講料は納付していただくことになりますのでご注意下さい。  皆様,ふるってご参加ください。 ※今回ご案内した2つの研修は,応募方法がそれぞれ異なりますのでご注意ください。  なお,今回の研修の他にも,宮城県産業技術総合センターでは, 今年度,下記の内容で「平成29年度組込みシステム開発研修」を 開催する予定です。 ・9月8日     ソフトウェア動的テストセミナー(本メール) ・10月19,20日   レガシーコード品質改善研修(本メール) ・11月21,22日  デジタル電源制御研修(募集中) ・(日程調整中) IoT関連研修 ・(日程調整中) ARMコア・マイコン研修(ARM Cortex-M系)  他の講座につきましては,募集の準備ができ次第,お知らせいたします。 ■お問い合わせ・お申し込み先  宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班  担当:今井,小野  住所:〒981-3206 仙台市泉区明通2−2  電話:022-377-8700 FAX:022-377-8712  E-mail:mest@mit.pref.miyagi.jp  Webサイト:http://www.mit.pref.miyagi.jp/embedded/kensyu_29/ -------------------------------------------------------------- ※MJK通信のバックナンバーはホームページでもご覧になれます。 ※配信メールアドレスのご変更,配信停止希望, 不明点のお問合せ等は以下アドレスまでご連絡ください。 ■みやぎ自動車産業振興協議会事務局 (宮城県経済商工観光部 自動車産業振興室企画班) Tel 022-211-2724 / Fax 022-211-2739 E-mail jidoushak@pref.miyagi.lg.jp URL http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/jidousha/ 〒980-8570 仙台市青葉区本町3-8-1 -------------------------------------------------------------- Copyright(C) 2017 みやぎ自動車産業振興協議会