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震災から5年目の節目の年度に当たり,復旧・復興がどこまで進んでいるのか,また今に至るまでにどのような取組が行われてきたのかを県民・全国へお伝えするために,「みやぎ復興住宅フォーラム」を開催します。
フォーラムでは「住まい」の復興に焦点をしぼり,東松島市宮戸島のまちづくりに携わった建築家の妹島和世氏と,南三陸町でデザインの力による復興支援活動を行った宮城大学准教授の中田千彦氏を迎え,これまでの活動を通じて浮き彫りになった課題,建築の専門家による支援活動の位置づけを検証し,住まいの復興と,その先にある新しいまちづくりのために,建築に関わるものがどのように取り組んでいくべきか,これまでの取組をどのように発展させていくべきか,フォーラムに参加する皆さんも交えて議論を深めます。
平成27年10月21日(水曜日)午後2時から午後4時(開場:開始30分前)
宮城県庁2階 講堂(定員200名※一般は事前申込不要)
無料
宮城県,みやぎ復興住宅整備推進会議
※今後,内容は変更になる可能性があります。
みやぎ復興住宅モデルプラン展示 他
建築家,SANAA事務所・妹島和世建築設計事務所代表
伊東豊雄の呼びかけにより結成された,東日本大震災からの復興を目的とした建築家によるボランティア団体「帰心の会」の一員として,東日本大震災の被災地で家や仕事を失った人々が新しい生活を回復するための拠点として建てられた施設「みんなの家」プロジェクトに参加。「みんなの家」は仮設住宅団地内や被災した商店街,漁港の周辺に建てられ,地域の集会所や子ども達の遊び場,漁業用施設等に使用されている。
宮城県,岩手県,福島県に全14軒建設され,妹島氏は東松島市にある2物件の設計に携わった。このプロジェクトは2012年グッドデザイン金賞,2013年ベネチア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞した。
建築家,宮城大学事業構想学部デザイン情報学科 准教授
東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク「アーキエイド」の発起人として被災地の復興に取り組む。
南三陸町戸倉地区長清水での地域再生復興プロジェクト「A Book for Our Future,311」では,宮城大学中田研究室と集落の人々が中心となり様々な領域のデザインを実現。復興のシンボルとなる「ながしずてぬぐい」の開発や,「平地プロジェクト」,「高台プロジェクト」,漁業の拠点となる「長清水番屋」などの個別具体的なデザインや,現地で実施されるワークショップ「ナガシズスケープ」展覧会など,プロモーション活動も実施。一連の実績は2012年グッドデザイン賞を受賞した。
当日参加も可能ですが,団体で参加される場合は,下記の問い合わせ先まであらかじめご連絡ください。
国土交通省(予定),復興庁宮城復興局(予定)
土木部住宅課企画調査班
Tel:022-211-3256
E-Mail:juutakup@pref.miyagi.jp
お問い合わせ先
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