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写真1 粒厚別のふるい(横から)
写真2 粒厚別のふるいの最上段に米を入れる(上から)
写真3 段篩い機(左右に振動する)
写真4 鏡の上で斑点米を見ると
斑点米の調査は収穫,脱穀,籾すり,段ぶるい,玄米調査の行程で行っています。
行程の1つである“段ぶるい”は,調査したい玄米を一番大きな編み目のふるいに入れて,機械を使って一定時間(5分程度)振動させます(写真1~3)。すると,米粒の厚さ2.2mm~1.6mm別に分けられます。今回は1.9mm,1.8mmのふるいを使って米を粒厚別に分けた後,斑点米の調査を行いました。
鏡の上に調査する玄米を広げ,裏面にも注意しながら,写真4のような斑点米を探します。斑点米を引き起こす“斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメなど)”は,水稲害虫の中で問題となっており,発生時期を予測することや被害を回避・軽減する技術を本試験場で研究しています。
(作物保護部 相花)
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