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今回は,大豆の施肥試験の一部を紹介します。
第1図 大豆ほ場の様子(6月中旬)
一般に大豆では基肥と最終培土時に追肥する施肥体系がとられていますが,ここでは追肥を省略できる肥料の試験をしています。
5種類の試験区を設けて,大豆の生育期間中に土壌を複数回採取し,各試験区の土壌中に残っている窒素量を調べています。
施肥された後,肥料から窒素がどのように溶出し,どのくらい土壌中に留まるのかを知るために,土壌採取地点の大豆を抜き取り,周りの株による養分吸収の影響を受けないように採取地点をシートで囲いました。
第2図 大豆抜き取り前の土壌採取地点
第3図 大豆抜き取り後の土壌採取地点
今後,大豆の生育調査を行い,施肥体系の違いが大豆の生育に及ぼす影響を見る予定です。
(土壌肥料部 今野)
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