東松島市西矢本地区　安全祈願祭

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平成25年8月29日,東松島市民体育館において,西矢本地区基盤整備事業の本格的な着工に伴い安全祈願祭が開催され,宮城県,東松島市,工事関係者など約90人が出席,工事の安全を祈願しました。

安全祈願祭では,祝詞奏上,四方祓の儀の後,東松島市長,河南矢本土地改良区理事長,工事施工会社の代表者等により鎌,鍬,鋤で鍬入れの儀が行われました。その後,玉串奉奠（たまぐしほうてん）,神酒拝戴（しんしゅはいたい）が執り行われ,関係者一同で工事の安全を祈願しました。

西矢本地区は,東日本大震災によって甚大な被害を受けた東松島市矢本立沼,鹿妻,南浦周辺について,東松島市が平成23年12月に策定した「東松島市復興まちづくり計画」を基に平成24年10月,農地整備事業計画が確定したもので,復興交付金事業の新規地区としては県内で初めて着工されるものです。
事業としては,単なる農地復旧に止まらず、地域農業の再構築を行ない農村復興を目指すため,1haを主体としたほ場の区画形状の拡大や用排水路の完全分離を行うとともに,住宅移転跡地の土地利用の整序化、農業施設・農業機械リース事業との調整を図りながら,農地の区画整理工事を進めていき,平成27年度末の事業完了を目指しています。

対象面積は約208haで,本年度は約128haで施工を行う予定で,本格的な工事の実施は10月頃を予定しています。

会場の様子