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宮城県では,社会起業家の裾野を拡げ,持続的に地域課題が解決される世の中の実現を目指すため,「課題意識だけ」で応募できるソーシャルイシューアイディアコンテスト「みやぎソーシャルイシューアイディアコンテスト」を開催しました。
19件
日時:令和4年10月22日(土曜日)
場所:enspace(仙台市青葉区国分町1-4-9)
当日は書面審査で選ばれた8名のプレゼンが行われ,2名が最優秀者として選ばれました。
最優秀者として選ばれたお二方は,ワークショップの受講や県の補助金活用を通じて,今後御自身のビジネスアイデアの具現化に向けて取り組むこととしています。
宮城県内では,様々な社会課題・地域課題が顕在化しています。そしてその解決には,社会起業家と呼ばれる,課題解決のために事業を行う起業家の存在が必要不可欠です。
しかし,「社会の課題=ソーシャルイシュー」のほとんどが,根深く複雑な問題を抱えていることから,解決に至っていません。その解決をビジネスで行うには工夫が必要,そして工夫を施すには,社会課題を正しく捉えることが重要です。
そこで今回,自ら解決したい社会課題・地域課題がある方を対象に,「課題意識だけ」で応募できるアイディアコンテストを開催します。このコンテストでは,応募者全員が,課題の解像度を上げる手段を身につけること,自分の想いを明確にして的確に伝えられる形にすることを目的とするワークショップに参加し,その後に審査が行われます。つまり,審査前に,参加者が解決したいと考えている課題をより正確に捉えられるようにし,さらにその解決に向けた自身の想いも深掘りしていく機会が用意されています。
ワークショップ後に行われる審査の最優秀者は,一定の要件の下,起業に要する経費の補助を県から受けることができます。
宮城県内にて解決したい社会課題や,身近な地域課題がある方
1.宮城県の社会課題や地域課題を自ら起業家となり解決したいと考えている方
2.原則として,ワークショップ及びプレゼンテーション審査(アイディアコンテスト)の全日程に参加可能な方
3.現在事業をおこなっている方であっても,新たなビジネスに挑戦する場合は応募可能です。ただし,本事業は創業を支援する事業のため,既に設立している法人等内で新事業を開始する場合は含まず,新たな法人を設立する見込みがあることが必要です。
4.応募は1人1件までとします。また,法人・団体での応募はできません。
1.全応募者対象のワークショップ・個別相談を実施し、課題や想いのブラッシュアップをサポート
2.書類審査
3.プレゼンテーション審査(書類審査通過者を対象に実施)
プレゼン最優秀者:50万円(10月10日補助)…2者
一定の要件の下,県が起業に要する経費を補助します。詳細は書類審査通過時にお伝えします。
応募者は全2回のワークショップへ参加が可能です。
1.「課題を深掘りする講座」
⽬的:課題の解像度を上げる⼿段を⾝につけること
内容:
−課題の解像度を上げる⼿段の解説
−課題深掘りワークショップ
−課題の解像度を上げる際に有効な、課題の当事者へのヒアリングについての解説
−ヒアリング時の質問項⽬作成ワークショップ
2.「想いを深掘りする講座」
⽬的:⾃分の想いを明確にし、的確に伝えられる形にすること
内容:
−想いを明確にする⽅法の解説
−原体験ワークショップ
−想いの⾔語化ワークショップ
https://www.miyagi-sogyo.jp/social-issue-idea-contest
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