「平成29年度 宮城県住宅・社会資本 再生・復興フォーラム」を開催しました
平成29年度 宮城県住宅・社会資本 再生・復興フォーラムを開催しました

開催目的
東日本大震災からまもなく7年を迎える今,沿岸部の復旧・復興事業が本格化し,多くの市町で災害公営住宅への入居,防集団地の引き渡しや産業の再生が進み,復旧・復興の加速化が一層実感できるようになってきました。
今年度は,「宮城県震災復興計画」の再生期の最終年度であり,県の更なる発展を目指して,着実に「発展期」に繋げていかなければならない重要な年です。
こうしたことから,県における住宅・社会資本の再生に向けた復旧・復興事業の進捗状況や発展期等の取組を示すとともに,東日本大震災から得られた貴重な震災教訓とその伝承や,復興後を見据えた社会資本整備について考えていくため,本フォーラムを開催しました。
また,第一部として若手職員による技術研究発表会を開催しました。

開催日時
- 平成30年1月26日(金曜日)午前9時30分から午後5時
開催場所
主催
プログラム
開会 宮城県土木部長 櫻井雅之

第一部 宮城県土木部技術研究発表会
発表者及び題目
- 「宮城県河川海岸環境配慮指針について」
宮城県土木部河川課 技師 髙城良太

- 「生出橋橋梁補修工事から学んだ補修工法の考え方について」
宮城県土木部仙台土木事務所 技師 川村将洋

- 「希望をつなぐ架け橋「気仙沼大島大橋」の架設について」
宮城県土木部気仙沼土木事務所 技師 新迫萌

- 「ストックマネジメント計画を考慮した長寿命化計画の策定について」
宮城県土木部中南部下水道事務所 技師 鈴木雄大氏、技師 秋月史

- 「(国)113号福岡蔵本道路改良事業における斜面崩壊及びその対応について」
宮城県土木部大河原土木事務所 技術主幹 佐藤伸也

- 「管内橋梁の維持管理について」
宮城県土木部北部土木事務所 技師 小野寺柊

- 「災害公営住宅の整備について」
宮城県土木部住宅課 技術主査 山西竜次

第二部 報告・基調講演
報告
- 「宮城県における復旧・復興の進捗状況、発展期及び復興後を見据えた取組について」
宮城県土木部 次長(技術担当)門脇雅之

基調講演
- 「震災復興と伝承-私達の持つべき視点」
元国土交通事務次官(元東北地方整備局長)、政策研究大学院大学 客員教授 徳山日出男氏

- 「震災から7年を前に~できたこと,これからやるべきこと~」
東北大学大学院工学研究科インフラマネジメント研究センター センター長 久田真氏

開催報告書(PDF:7,222KB)
閉会 宮城県建設技術協会長 後藤隆一
