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管内には,県管理道路として石巻市を起点にリアス式海岸で有名な南三陸金華山国定公園内を縦走し,秋田県本荘市へと続く県内の連携と交流を促進する国道398号があります。
管内沿岸部に位置する町にとっては地形的制約から,唯一無二の他市町への連絡道路であり,観光・産業の面はもとより防災面からも早期の整備が望まれています。
時間距離の短縮と快適で安全な道づくりを目指し整備を進めています。
石巻バイパスは、国道45号を起点とし、石巻市と女川町の市町境を東西に結ぶ、延長約11kmの広域幹線道路です。石巻市街地を通過する現国道398号は通過する交通と市内で発生する交通が一緒になって慢性的な交通渋滞が発生しています。また、計画道路周辺には、南境業務拠点(石巻トゥモロービジネスタウン)や石巻総合運動公園等があり、平成18年春には「石巻赤十字病院」が開業し新たな石巻都市圏の形成のためにも早期の完成が望まれております。
全体計画延長(1期~3期)約11km(石巻市新上沼~石巻市志ノ畑)
1期事業(南境工区)の内容
(JPG:91KB)
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石巻バイパス1期事業(南境工区)には下記の主要構造物が計画されております。
これら構造物の名称については、平成15年度に一般公募を実施し決定しました。
南境トンネル
曽波神大橋 施工状況(旧北上川下流方向を望む)
当該箇所は国土交通省の直轄事業として月浜第一水門改築事業が平成16年度より着手しており、一般国道398号の追波橋も水門工事と併せて架設の計画となっています。一般国道398号の現状は一級河川北上川の左岸堤を占用している未改良区画であるため早期の改良を要望されています。
このことから、水門工事と併せた橋梁部の拡幅と未改良区間の解消を当該事業で行うために、平成16年度から平成20年度にかけて改良延長L=3,800mに着手しています。現在、L=1700m(45%)について、供用開始を行っています。
一般国道398号は,宮城県石巻市を起点とし秋田県本荘市を終点とした総延長294.5kmの主要幹線道路であり,途中,女川町,石巻市雄勝町,栗原市を経由する地域間の交流促進と沿岸地域の活性化を担う重要な路線であります。しかし,この路線はリアス式海岸沿いのルートのため,見通しの悪い区間や急カーブ,急勾配が連続している交通の難所となっていました。
このため宮城県では,昭和62年度から道路改良工事に着手し,一部区間は平成15年度までに供用開始し,平成19年7月25日には全線供用開始しました。
詳細情報はこちら(一般国道398号水浜道路改築事業)(PDF:1,252KB)
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