ここから本文です。
県は11月9日,東松島市川下で,高病原性及び低病原性鳥インフルエンザ対策として埋却演習を実施しました。石巻圏域初の本格的な訓練となった今回の演習には,県,建設業協会,石巻市など関係者約110名が参加しました。渡り鳥飛来シーズンを迎え,鳥インフルエンザの発生リスクが今後高まることから,発生時に備えた実践的な訓練を行いました。
当日は風雨の中,掘削箇所にブルーシートを敷設し,消石灰で消毒しながら,汚染物(鳥の死体等)に見立てた袋を投入する一連の作業を実演しました。また,参加者は,作業中の留意事項について講義を受けたほか,各自防護服の着脱をするなど必要な措置について学びました。県建設業協会石巻支部の若生保彦支部長は,「悪天候だったが,様々な状況での発生に迅速に対応する上で今回の演習は意義があった。」と話しました。
東部地方振興事務所の小林徳光所長は,あいさつの中で,「処分は,現場・気候条件に関わらず限られた時間内に行い,病気のまん延を防止しなければならない。作業は夜間に始まることが多い。建設業協会の皆様の協力をお願いする。」と,演習を共催した意義を強調しました。
防護服の着方を説明する様子
埋却溝にビニールシートを敷設する様子
汚染物に見立てた袋を埋却溝に投入する様子
東部地方振興事務所 小林所長のあいさつ
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す