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受付件数(令和元年度分)
令和元年(平成31年)4月~令和2年3月
ご提言・ご意見の内容 | キーワード | 件数(構成比) | |||
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震災関連 | 支援制度 | 義援金、生活再建支援金、住宅応急修理制度、各種助成制度 |
0件 |
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住まい | 応急仮設住宅、集団移転 | 0件 (0%) |
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原発・放射能 |
福島第一原発事故関連、原子力発電所、放射能・放射線 |
2件 (0.5%) |
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震災復興 |
復興計画(防潮堤整備)、復興まちづくり提案、復興財源 |
5件 (1.1%) |
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震災以外 | 教育・文化・スポーツ | 学校教育、文化教養、スポーツ振興 |
199件 |
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行政一般・税 | 財政、行政改革、職員給与、税務、職員の対応 | 214件 (48.6%) |
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その他 | 励ましのメッセージ、国政に対する意見など上記以外 |
20件 |
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合計 |
440件 |
地域活性化を目的としたコンサート招致について
人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が、2020年4月18、19日に2日間野外コンサートの会場を募集しています。無償でライブ会場を提供して貰う代わりに観光地PRや地元の企業とのコラボ商品を販売したり等地域活性化のお手伝いを目的としています。ぜひ、「ももいろクローバーZ」を招致して宮城県を元気にしていただけないでしょうか?
ももいろクローバーZの皆さんは、幅広い年代に人気のあるグループであり、コンサートには、県内外から多くのファンの皆様が訪れますことから、地域の活性化につながるものになると考えております。
このコンサートには数万人規模の観客が見込まれますことから、招致には、地元住民の皆様、市町村、警察、消防、その他関係団体の御理解・御協力が不可欠となります。
また、出演者や来場者の安全確保等の観点からも、会場アクセスや宿泊施設の問題など様々な検討が必要となりますので、頂いた御意見は、今後の地域活性化の参考にさせていただきたいと思います。
担当部署:企画部地域振興課
「ARASHI EXHIBITION "JOURNEY"嵐を旅する展覧会」について
嵐を旅する展覧会の開催が発表されました。ぜひ、宮城県の会場を提供していただきたいです。どうぞよろしくお願いします。
展覧会の会場につきましては、5月にジャニーズ事務所のホームページにおいて、全国4会場の一つとして、来年の6月に宮城県で開催されることが発表されました。
会場などの詳細につきましては、今後決定されますので、楽しみにお待ちいただければと思います。
担当部署:経済商工観光部観光政策課
視覚支援学校の幼稚部設置について
宮城県は視覚支援学校の幼稚部がない数少ない県の状況にあります。先日、山形県の盲学校の幼稚部に個別相談に伺い、素晴らしい教育環境に感動して帰ってきました。ぜひ、宮城県にも視覚支援の幼稚部の設置を強く提案します。
視覚に障害のあるお子様にとりましては、早いうちから専門的な教育的支援を受けることが大変重要であると認識しております。このため、宮城県立視覚支援学校では、視覚に障害のある乳幼児を対象とした集団での学びの実践と保護者を対象にした情報交換会や学習会を行う「乳幼児教室(ゆうゆう広場)」、個別教育相談、療育相談、就学相談などを行っております。現在、視覚支援学校の校舎改築の準備を進めており、○○様から御提案のありました幼稚部の設置に向けて整備することとし、県教育委員会で鋭意検討を進めております。
担当部署:教育庁特別支援教育課
カジノ誘致
カジノ誘致で現在8市町村が立候補を検討しているとの報道があります。宮城県にカジノを誘致する計画はないのでしょうか?岩沼市には仙台空港もあり人を呼び込む為のチャンスだと思うのですが、是非御検討いただければ幸いです。
カジノを含む特定複合観光施設(いわゆる「IR施設」)につきましては、国による「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(いわゆる「IR推進法」)の制定を受けて、○○様御指摘のとおり、他の都道府県等一部自治体において誘致へ向けた検討を行っていると伺っております。
宮城県では、今年度、県内へのIR施設の導入可能性について検討するため、客観的な判断材料を得ることを目的とした調査を実施しております。今後、この調査結果を踏まえ、判断してまいりたいと考えております。
担当部署:経済商工観光部富県宮城推進室
県図書館所蔵の16ミリフィルム保存の件について
県図書館で16ミリフィルムのボランティアをしていますが、フィルムの保存状態が年々劣化していく状態で、映像デジタル保存ができるようタブレットかカメラの手配ができないものでしょうか?図書館の職員とも相談するのですが、いまのところらちがあかない状態です。
県図書館の16ミリフィルムは後世に引き継ぐべき貴重な文化的財産であると認識しており、これまで県図書館では、フィルムの保存に注力してきたところです。
デジタル化についても、文化的財産を後世に引き継ぐための有効な方策のひとつと認識しております。しかしながら、フィルムから直接デジタル化するためには多額の費用がかかり、御意見のありましたカメラ等を用いて間接的にフィルムの画像を記録する方法は、画質の劣化などの課題があると考えております。
このたび頂きました御意見も踏まえ、16ミリフィルムの保存やデジタル化について、広く検討するよう担当する教育委員会に伝えます。引き続き県図書館の業務に御協力いただきますようお願い申し上げます。
担当部署:教育庁生涯学習課
宮城県美術館移転について
私は宮城県美術館の集約にあたっての取り壊しに固く反対を申し上げます。価値ある建築を、特に深く審議もなく、簡単に取り壊しに踏み切ることはあまりにも軽率かと存じます。市民の理解を十分に得られぬままに強行するよりも、せめて御説明いただく場を設けるべきかと思います。
県美術館は施設及び設備の老朽化に加え、近年では美術品の鑑賞に留まらない、人々が集う憩いの場となることが求められていることから、現地で大幅な改修を行う検討を重ね、県教育委員会において平成30年3月に「宮城県美術館リニューアル基本方針」を策定したところです。
その後、老朽化が進む県有施設全体の再編検討を進めることとし、「県有施設再編等の在り方検討懇話会」において美術館と他施設との集約等も議論されているものです。
懇話会でお示しした美術館の移転・新築案では、現地でのリニューアルと比較して、美術館が抱える収蔵庫の狭隘化等の課題にも抜本的な対応が可能になると考えております。
今後は、パブリックコメントなど多くの皆様から幅広く御意見を伺うこととしており、このたびいただきました御意見も踏まえ、しっかりと検討を進めてまいります。
担当部署:教育庁生涯学習課
テーマパークについて
新しいアトラクションテーマパークをつくっていただけないでしょうか?例えばUSJやディズニーランドのような大人も子供もキラキラしてワクワクできるテーマパークが仙台にあっても良いと思います。10~20代の男女や親子をターゲットにした楽しいテーマパークが出来る、採用されることを切に願います。
宮城県では、東日本大震災で大きく落ち込んだ観光客入り込み数について、平成30年度に過去最高を記録しましたが、沿岸部では震災前の水準には達しておらず、更なる観光客の増加を図る必要があると考えております。
県といたしましても、観光による人の交流が、復興に向けた大きな原動力となり、県外への人口流出を防げるよう、一年を通じて観光キャンペーンを実施するなど、観光振興に向けて取り組んでいるところです。
加えて、御提案のように、SNS映えする楽しいアトラクションテーマパークができれば、より大きな経済効果も生まれ、地域が一層活性化していくことになると思います。
一方で、建設に当たっては、テーマパーク運営先への働きかけや、多大な費用など様々な検討が必要になりますので、今後の地域活性化や観光施策の参考にさせていただきます。
担当部署:企画部企画総務課 経済商工観光部観光政策課
宮城県民会館の移転場所について
県民会館はさくら野跡地への移転が望ましいと思います。さくら野跡地は仙台駅前のど真ん中で、まさに宮城県の顔とも言うべき場所ですから、現在仙台市で計画中のさくら野跡地と青葉通りの開発計画を共同で行うのが良いのではと思います。県民会館が仙台駅前に出来れば、仙台駅前が宮城県、あるいは東北の商業、文化の中心となり、人の流れも盛んになると思います。
老朽化が進む県民会館の今後の在り方については、「仙台医療センター跡地への移転が望ましい」という有識者からの意見を頂き、現在、県において「宮城県民会館整備基本構想」を策定しているところです。
また、老朽化が進む美術館などとの集約再編についても、併せて検討を進めており、現在、県民の皆様の御意見を伺うとともに、仙台市などの関係機関とも緊密に調整を図っているところです。
県の文化芸術の拠点である県民会館が、今後も多くの皆様に愛される施設となるよう、まちづくり政策の観点なども踏まえながら、整備計画を具体化させていきたいと考えております。
担当部署:環境生活部消費生活・文化課
支援学校の送迎バス運用についての実態と要望
現状、送迎バスは予め決められた停車位置しか停まらず、しかも送迎バスは原則、小中学部を優先しており、高等部は例外的に便乗を認めているそうです。高等部を含め生徒に合わせて停車位置の見直しの御検討をお願いしたい。
県立特別支援学校の高等部に通学する生徒につきましては、卒業後の社会参加や自立に向けて自力通学を原則としているものの、生徒の障害の状況によってはスクールバスの利用を認めていることや、そのスクールバスの停車位置については、バス乗降時や待機時の安全性の確保等を含めて設定していると教育委員会から聞いております。○○様のお子様の送迎バス利用に当たっての御事情はよく分かりました。私から教育委員会にも伝えましたので、遠慮なく学校へ御相談ください。
担当部署:教育庁特別支援教育課
コロナウイルス対策での集会禁止の件
現在、宮城県内でのコロナウイルス感染者は1名と判明してから2週間経過している。子供達のストレス等を考慮するとある程度の地域の集会(入学式、学校行事等)は許可しても良いのではないでしょうか?
県内で初めて感染者が確認されてしばらくは小康を保ってきましたが、我が県においても、感染が拡大してきており、外出やイベント等の自粛を要請してきたところです。
また、県も国の緊急事態宣言の対象となりましたが、感染拡大をこれまで以上に防ぐために、全ての県民の皆様に感染拡大防止対策に御協力いただきますよう、改めてお願いします。
なお、学校の休業が続く中、子どもたちのストレスなどへの対応にも気を配っていきたいと考えております。
今後とも誠意を持って県政の運営に努めてまいりますので、御理解くださるようお願い申し上げます。
担当部署:教育庁保健体育安全課
東北地方の観光推進の一項目に
先頃、東北地方の観光事業推進でJRと関係強化とかの契約をと聞きまして、大きな主旨、方向でしょうが、一般市民としては、JR関係では「以前から東北軽視か?或いは何らかの事情かも?」と思いますが、次のことが解消できないものか思うのです。それは「週末パス」とか年4回位の「三連休パス」で、これらは極めて便利でその利用範囲は南は神奈川と広く極めて便利です。
三連休パスは、以前はよく利用し良かったが、利用範囲は一向に変わらずで、県の担当者はどのように思われているのか・・。週末パスの利用範囲の拡大について、JRに対して改善方法を願います。
本県とJR東日本では、これまで、本県の観光振興に向け様々な連携を行ってきたところですが、令和3年4月から9月までの6か月間、全国のJRグループ6社、一般社団法人東北観光推進機構及び本県を含む東北6県が連携し、全国展開の大型観光キャンペーンを実施することとなりました。
当キャンペーンは、東日本大震災から10年が経過する大きな節目となる令和3年に、震災復興に御支援いただいた多くの皆様に感謝の気持ちを伝えるとともに、新しい東北の姿を見ていただき、さらには国内外の方々と交流することで、東北一丸となって観光誘客に向けた新たな一歩を踏み出す機会とするものです。
東北の魅力を国内外の多くの方に知っていただく絶好の機会でもあることから、当キャンペーン開催に向け、関係機関とより一層連携を強化していきたいと考えています。
今回、○○様から御提案いただいたJR東日本の週末パスの利用範囲拡大については、今後JR東日本にお伝えしたいと思います。
県といたしましても、観光による人々の交流が更なる復興に向けた原動力の一つとなるよう、本県の観光振興施策を全力で進めてまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
担当部署:経済商工観光部観光政策課
(1)発達障害者について
発達障害のある子どもへのサポートや福祉施設は増えてきていると思いますが、成人へのサポートなどが少ないと思います。
宮城県では薬は出してもらえるが、成人への発達障害を診断できる医師が居ないと数年前に聞きました。現在も居ないのでしょうか?WAIS-IIIなどの知能検査や心理検査を行える病院等があれば県のHPに載せて欲しいです。もし現在その機関が無いのであれば今後出来る事は無いですか?
(2)仙台市外の発達障害者(精神障害者)について
仙台市内には、相談機関や独自のサービスがありますが、仙台市外だと数が極端に減ってしまいます。相談機関自体は仙台市にあっても構わないので宮城県に住んでいる人なら、誰でも利用できるようにすることはできませんか?
また、私は仙台市外に住んでいますが、仙台市内の病院等に行っており、交通費が多くかかってしまいます。仙台市外の人にも仙台市の「ふれあい乗車証」のような無料で利用できる物を作ることは難しいですか?
県では、発達障害に関する総合相談窓口として、宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」を設置し、電話相談を受けており、また、発達障害の診療(診断)を実施している医療機関も、えくぼのホームページで公表しております。
なお、検査の実施や検査内容については、医師の診断により個別に決定することとなるため、公表している各医療機関にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
また、障害のある方に対する交通費の助成についてですが、移動に関する支援については、市町村が担っています。市町村では、地域の実情に応じて必要な事業を実施しておりますので、今回、通院や通所に係る交通費の助成制度について御要望をいただいたことをお住まいの■■にお伝えさせていただきます。
担当部署:保健福祉部障害福祉課 保健福祉部精神保健推進室
行政のやる気のなさにガックリしています
昨年より自宅のすぐ後ろの田んぼで「大江川改修工事」が行われており、発注者は北部土木事務所河川砂防第二班です。この工事による振動、騒音、塵埃で近隣住民に影響が出ており、何度も土木事務所に問題提起を行い、住民がどう思っているのか調査すべきと申し入れていますが動く気配が全くなく、業者に「住民への説明をしろ」というような業者任せのように思っております。住民の間では、「行政(公務員)は逃げているな、やる気が全く感じられない等の意見が出ています。民間の会社でこんな対応では客が離れていきますよね?このような行政の姿勢は変えられないのでしょうか?
大江川の河川改修は、平成27年9月の関東・東北豪雨による古川市街地内の甚大な被害を受けて、床上浸水対策特別緊急事業として、平成28年度から5年間で整備することとなっております。
事業着手に当たっては、周辺住民の方々を対象とした事業説明会を平成28年9月に開催するとともに、個々の工事実施に当たっては、工事請負者から工事内容をお知らせするチラシを配布しております。
昨年10月に○○様から騒音振動に対する御意見があったことから、大崎市と連携して測定器を設置し、測定値が基準を下回っていることを確認しながら慎重に工事を進めてまいりました。
今後は、近隣住民の方々に対し、改めて県から作業内容の説明を行うとともに、更なる騒音・振動の低減策について検討を加えた上で、地域の方々が一日も早く安全で安心した暮らしができるよう工事進捗に全力で取り組んでまいりますので、○○様におかれましては、引き続き御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
担当部署:土木部河川課
豊里大橋について
今家の近くの豊里大橋が全面通行止めになっており大変迷惑しております。橋脚にヒビが有りとの事ですが、去年耐震補強工事で橋脚を改修していると思いますがなぜ今ヒビなのですか?又橋を新規に作った場合と今の改修費との費用差はどれくらいですか?教えて下さい。
耐震工事中の豊里大橋において、令和元年5月13日、一部の橋脚にひび割れが確認されたことから、安全確保のため同5月17日まで通行止めの緊急措置を講じました。通行止め期間中は大変御迷惑をお掛けしました。今回のひび割れは、昨年補強を行った位置とは別の箇所で確認されており、ひび割れの原因は現在調査中でございます。なお、改修に要する費用は、橋を新設した場合と比較し、2割程度経済的となっております。
引き続き、工事への御理解と御協力のほど、よろしくお願いいたします。
担当部署:土木部道路課
七北田川氾濫防止工事について
七北田川氾濫防止工事はH30に完了との以前の回答であったが、現在、工事は完了したのか?
平成27年9月の豪雨により被災した七北田川の災害復旧工事につきましては、一昨年の7月に「平成30年度の完成を目指している」と回答しましたが、仙台市宮城野区田子地区の1か所を除く全ての箇所で平成30年度末までに工事を完了しております。残る1か所については、令和元年9月末の工事完了を目指し、鋭意施工中です。
なお、仙台市泉区の赤生津大橋(七北田公園西端)から上流について、現在抜本的な対策を検討中であり、今年度は測量調査を実施する予定です。
今後も、近年多発する豪雨災害等に対応するため、河川整備を推進し、適切な維持管理に努めてまいりますので、御理解くださるようお願い申し上げます。
七北田川氾濫防止工事について
(提案No.32-1に関連して)「今年度は測定を実施する予定」と記されているが、理由がよく分からないので、詳細に説明を、また防止工事はいつ完了するのか?
仙台市泉区の赤生津大橋(七北田公園西端)から上流部の測量につきましては、七北田川上流域には治水安全度が低い区間が多いことから、具体的な河川改修計画を検討するために、今年度から詳細な測量を実施するものです。
七北田川の氾濫防止工事(災害復旧工事)につきましては、仙台市宮城野区田子地区において、現在鋭意施工中であり、令和元年9月30日の工事完了を予定しております。
担当部署:土木部河川課
三陸防潮堤について
三陸防潮堤の再工事には税金をいくら使用したのか?知事は「責任に関する答弁はやらない」とTV会見で言っているがなぜか?答えない理由を説明いただきたい。
気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスについて、防潮堤の構造において安全性は確保されているため、防潮堤の造り直しは行いませんが、県では対応策として、造り直した場合と同じ眺望が確保出来るよう、気仙沼市が行う土地区画整理事業で防潮堤背後地の嵩上げを実施しております。
嵩上げ等に要する費用は現時点で9,150万円を見込んでいますが、今後、工事費等の精算により額が確定することとなります。
今回の施工ミスは、県、設計業者、施工業者それぞれに過失があるとの結論に至りましたので、3者がそれぞれ3分の1ずつ費用負担することとしております。
次に、知事の「責任に関する答弁はやらない」とテレビ会見で言っている、答えない理由を説明してほしい、との御質問にお答えします。
平成31年3月25日に行われた知事定例記者会見で、責任の所在や処分に関する質問がありましたが、知事は、その場での回答を差し控えました。これは、当日の午後6時から開催された内湾地区復興まちづくり協議会において、県から、関係した県職員や業者の処分の内容について説明することとしていましたので、まずはじめに、協議会の皆様にお話しするべき内容との考えから、知事は記者会見での回答を控えたものです。
三陸防潮堤について
(提案No.32-2に関連して)嵩上げ等に要する費用は、9,150万円の予定とか、県民の税を再び使うのか、知事の説明責任が明記されていない。改めて御教示を。
まず、予算に関する御質問につきましては、気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスに伴い実施する嵩上げ等に要する費用を現時点で9,150万円と見込んでおりますが、今後、工事費等の精算により額が確定することになります。
今回の施工ミスは、県、設計業者、施工業者それぞれに過失があるとの結論に至りましたので、3者がそれぞれ1月3日ずつ費用負担することとしており,県の負担分は県予算から支出することになります。
次に、知事の責任についての御質問にお答えします。
魚町地区防潮堤に関する知事の責任については、過去の事例等を踏まえて慎重に検討が行われ、今回のような職員のミスに起因する問題では、知事の処分には至らないという判断となったものです。
担当部署:水産林政部漁港復興推進室
知事の自民党公認立候補者の応援演説について
知事は自民党公認立候補者の応援演説をしていた。選管では、どう考えているのか。確か知事は無所属ではなかったか?説明願いたい。
公職選挙法上、応援演説などの選挙運動において、所属する政党等以外の政党等を応援することに対する制限は特段ありません。
担当部署:選挙管理委員会事務局
川をきれいにするイベントについて
高知県の四万十川では、年に一度、川の上流から下流まで一斉清掃の日があることをテレビで知りました。宮城県でも同様に県民みんなで川をきれいにするイベントなど出来ないでしょうか。
高知県では、清流「四万十川」を後世に引き継ぐため、「四万十の日(4月10日)」前後に、流域5市町で一斉清掃を行っていると伺っております。
宮城県内においても、各地で様々な取組が行われております。仙台市では、広瀬川の自然環境を守るため、市・市民・企業などが連携して「広瀬川1万人プロジェクト」を展開し、川の一斉清掃を実施しております。また、○○様のお近くの化女沼ダムでは、地元団体が、桜の植樹による名勝づくりや清掃活動に取り組んでいるところです。県は、これらの活動に参加し協力を行っているほか、県内各地で河川などの環境美化に取り組むボランティア団体を「スマイルサポーター」として認定し、その活動を支援しております。
河川は、豊かな自然環境と多様な景観を持つ水辺の空間として県民の皆様から親しまれており、清掃や除草などの環境美化活動を皆様と共同で行っていくことは重要な取組であると考えております。県といたしましては、四万十川の取組なども参考にしながら、地域の方々や企業などと連携し、引き続き河川環境の維持向上に取り組んでまいりますので、今後とも御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
担当部署:土木部河川課
宮城オルレについて
昨今の外交関係を見ていると宮城オルレに反対です。もちろんトレッキングコースを県外や海外にアピールすることは賛成ですが、もっと県独自のやり方が有ったのではないでしょうか?是非、この件に関して広く県民の皆さんの意見を聞いていただきたく思います。
「オルレ」は韓国・済州島発祥のトレッキングコースで、済州島においてはオルレが観光客や宿泊施設・飲食店の増加、地域経済の活性化に寄与しております。
平成24年から始まった「九州オルレ」でも、平成29年3月までに約30万人の観光客が訪れるなど、国内外からの誘客と地域経済への効果が高く評価されております。
このような状況を踏まえ、本県においても県議会からの提案等もいただきながら、宮城オルレの推進に取り組み、昨年10月に気仙沼・唐桑コース及び奥松島コースがオープンしました。両コース合わせてこれまで1万2千人を超える方々に利用いただいてております。
また、「オルレ」は世界のトレイル団体の中での知名度が高いことから、県では先月、世界各地域のトレイル団体や一般のトレイル愛好家などに宮城オルレの魅力を発信し、国内外からの更なる誘客を進めるため、国際的なイベント「ワールド・トレイルズ・フェスティバル」を開催いたしました。
県といたしましては引き続き、トレッキングを通じた誘客促進に努めてまいりますので、御理解いただきますようお願いいたします。
担当部署:経済商工観光部観光政策課
山元沿岸地域風力発電導入についてのお願い
導入エリアの調査検討において欠落と誤謬が生じています。その結果、決定された導入エリアに風車が設置されると、砂浜の生態系の破壊、海岸利用の弊害となり、ひいては、震災復興、自然環境再生の妨げとなります。これを是正するためには、事業者公募の前に導入エリアの修正が必要です。導入事業是正のために県知事のお力添えをお願いします。
県では、東日本大震災の経験からエネルギー源の多様化や自立・分散型エネルギーの確保を目的として、再生可能エネルギーの積極的な導入に取り組んでいるところです。
中でも、風力発電は、未利用かつ大規模なエネルギー源であり、導入されることによる地域経済への波及効果も期待されます。
県では、平成28年度に「みやぎ洋上風力発電等導入研究会」を、昨年度には「山元沿岸地域洋上風力発電等導入地域協議会」を設置し、各種調査・検討を進め、関係者の意見を反映しながら、導入区域(案)を設定いたしました。
現在、発電事業者候補の公募を実施しているところですが、今後の検討にあたっては、これまでに地域の皆様から頂いた御意見を発電事業者候補にもしっかり伝えるとともに、環境影響評価手続等を通じて、砂浜の生態系の保全や海岸利用など、人と自然のふれあいにも十分に配慮しながら進めてまいります。
県といたしましては、今後とも、地域の皆様の御意見を頂きながら、風力発電導入に向けた検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解・御協力のほどお願い申し上げます。
担当部署:環境生活部再生可能エネルギー室
仙台塩釜港仙台港区に寄港するクルーズ客船の受け入れ改善
40年以上内外の客船による船旅を楽しんでいるシニア世代の夫婦ですが、毎回仙台港の出入港に際しては寂しく思っています。仙台港における客船の受け入れ環境の改善ができないものでしょうか?どの寄港地でも特色を活かした旅客歓迎の態勢がとられています。
大型クルーズ船の寄港は、観光振興や地域活性化を力強く後押しするものと考えており、県ではこれまで、クルーズ船入港に伴う安全性の確保や、旅客・乗組員の利便性向上のための環境整備を進めてまいりました。
そのような中、クルーズ船で訪れたお客様に対し、むすび丸のお出迎えや観光パンフレットの配布などを通じて宮城の魅力をPRしてきたところです。
しかしながら、貨物量が増加している仙台港区の物流機能との兼ね合いや、実施体制面等の理由から、○○様御指摘のとおり、十分な「おもてなし」が叶わなかったケースもあるものと認識しております。
県といたしましては、引き続き、仙台市等との連携の下、〇〇様の御提案をはじめとする、受入環境の更なる充実に向けた検討を進めるとともに、周辺の集客施設や鉄道事業者など、様々な主体との連携の輪を広げながら、クルーズ船の誘致に取り組んでまいりますので、何とぞ御理解・御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
担当部署:経済商工観光部観光政策課 土木部港湾課
防潮堤アート
震災後、防潮堤建設に反対の地域もたくさんあったようですが、こんなにたくさんあるのだから、それを利用して宮城への集客に出来るのでは?と思いました。ジャズフェスやせんくらのような感じで防潮堤アートフェスも良いのでは?地域の景観を損ねるといった理由で防潮堤に反対、それを逆手に取って、防潮堤で景観を高めるという発想はいかがでしょうか?
宮城県は、東日本大震災の津波により、甚大な被害を経験しました。あのような悲劇が二度と繰り返されないよう、県には、一人の命も失わない津波対策を実施する責務が与えられていると考えております。
復旧・復興事業により整備する防潮堤は、最大クラスの津波に耐えうる強度を確保するため、コンクリートで被覆する構造としております。また、景観への配慮や海岸利用に対する地域からの要請を取り入れながら、整備を進めております。
整備された防潮堤は、復興ツーリズムの重要なコンテンツの一つになるものと注目されており、御提案のありました防潮堤のアート活用についても、地域の方々の御理解が前提とはなりますが、交流人口の拡大につながり、復興推進や地域振興の一助になるものと考えます。
頂いた御提案については、今後、防潮堤など公共インフラの地域振興や観光振興への利活用を検討する際、参考といたします。
担当部署:土木部河川課
ロタ無償化について
この度厚生労働省でロタの無償化が決定し、大変嬉しく思っていましたが、対象が何故か中途半端なR2.8月生まれ以降とされています。色々調べていると岩手県花巻市はH31年4月1日以降出生の子どもを対象にロタの予防接種を助成していると知りました。どうか花巻市のように同学年は同じく助成していただけるよう県から助力いただけませんでしょうか?どうか御検討よろしくお願いいたします。
厚生労働省は専門家会議等において安全性や有効性等の観点から検討してきた結果、ロタウイルスワクチンを定期接種に追加する方針を決定しました。ワクチンの安定的な供給体制の整備や、定期接種の実施主体である市町村の接種体制構築に時間を要することから、令和2年10月から定期接種が開始される予定です。また、初回の標準的接種期間は生後2か月から14週6日までのため,令和2年8月生まれ以降の方が対象とされております。
県といたしましてもロタウイルスワクチンの重要性を認識しており、助成を希望されるお気持ちはお察しいたしますが、先程申し上げましたとおりワクチンの供給体制や自治体の実施体制の整備に時間を要すること、財政的にも増加する社会保障経費への対応が迫られていることから、県独自の助成が難しいことを御理解いただきますようお願いいたします。
担当部署:保健福祉部疾病・感染症対策課
介護ヘルパー事業の廃止について
■■市社会福祉協議会の介護ヘルパーを利用している者です。9月下旬に、突然、事業を廃止するので、他の民間事業所に引き継ぐと連絡がありました。廃止の理由は赤字で、もう理事会、評議会も全会一致で、12月に廃止するというのです。消費税が上がり、ヘルパー代が勝手に上がり、困っていても誰も助けてくれません。無力で悲しい気持ちです。どうか助けてください。
このたびは、これまで利用されてきた身近な介護ヘルパー事業所が事業を止められることとなり、お困りのこととお察し申し上げます。
また、これまで慣れ親しんだ介護ヘルパー事業所のヘルパーの方から引き続きサービスを受けたい、経済的な面でも心配があるという思いを持たれているものと拝察いたします。
利用者様のそういった不安や思いについてお話を伺い、御希望に沿った介護ヘルパー事業所の紹介を含め、障害福祉サービスの利用計画を作成する相談支援事業所が各地域にございますので、■■市の担当窓口で御相談いただければと存じます。
なお、社会福祉法人が実施する事業の実施や廃止の決定については、法人の理事会・評議員会の決議が必要な事項となっております。■■市社会福祉協議会の法人運営においての指導は、法律に基づき■■市が行うこととなっており、宮城県には指導権限がないことを御理解いただきたいと存じます。
担当部署:保健福祉部社会福祉課 保健福祉部障害福祉課
水道の民営化について
水道の民営化について、大変危惧を持っています。諸外国では、失敗例がかなり続いているようですし、後からこの値段ではできません、となっても技術者がいなくなれば選択肢がなくなります。ぜひ、御再考をお願い出来ないでしょうか?
「みやぎ型管理運営方式」についての御意見でした。
海外においては、多くの国で民間事業者による水道事業経営が行われておりますが、パリ市などその一部において再公営化された事例があることは事実です。
これらの原因については、民間事業者へ経営全般を任せてしまい、行政の関与を限定的にしてしまったことにあると言われていることから、「みやぎ型管理運営方式」では、このような事例を教訓に、県がこれまでどおり水道事業者として最終責任を持ち、事業全体の運営を行っていくとともに、民間の力を最大限活用することで効果的かつ効率的な運営方法を確立し、水道用水供給価格の上昇を抑制するなど、県民利益の増進につなげてまいります。
また、御心配されている県の技術者につきましても民間事業者が行う業務のモニタリングや漏水対応訓練など実務的な研修を実施し、「みやぎ型管理運営方式」導入後においても、技術力の向上及び人材の育成を図ることで、水道事業者としての責務をしっかりと果たしてまいります。
担当部署:企業局水道経営課
水道の民営化について
水道運営権売却を今すぐ撤回してください。条例改正案を撤回してください。
上工下水道は県民生活や企業活動に不可欠な公共インフラですが、その事業経営環境は、人口減少や節水型社会の進展により収益が減少する一方、管路等の更新需要は今後増大していくことが予想されております。
このような状況の中で経営基盤をより一層強化し、安全・安心な水を安定的に供給又は処理するために,民間の力を最大限活用し、これまで以上の合理化や効率化を図っていくことが必要であります。
このため、県が最終的な運営の事業責任を保持しつつ、民間の経営的・技術的ノウハウを最大限活用することができる官民連携型の運営方式である「みやぎ型管理運営方式」を導入するものです。
今後も、あらゆる機会をとらえ事業に対する御理解を得られるように丁寧な説明と情報発信に努めてまいります。
担当部署:企業局水道経営課
退職金未払い
埼玉県の臨時教員への計算ミスによる退職金一部未払いの問題では、埼玉県の教育長が記者会見し、同日知事がコメントを発表しているのに、宮城県で昨年4月に退職金計算ミスが発覚した際は、教育長や知事から記者発表やコメント等もなく、極めて残念です。
この度の教職員の退職手当の算定誤りについては、該当になられた皆様に多大な御迷惑をおかけし、また、県民の皆様の行政に対する信頼を損なうこととなり、深くお詫び申し上げます。
算定誤りについては、担当課長が記者会見を行うとともに、教育長が県議会において謝罪をしたところです。
今後は、このようなことを繰り返すことのないよう、再発防止に万全を期してまいります。
担当部署:教育庁福利課
今後の新型コロナウイルス検査医療体制の提言
今後の医療体制を「湖北省しばり等」を外した上で、新型コロナの特徴を見せたケースでは、ウイルス検査が柔軟に出来るようにしてほしいです。
今後の新型コロナウイルス検査医療体制については、厚生労働省から、これまでの基準とは別に、湖北省等の流行地への滞在歴などがなくとも、37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、入院を要する肺炎が疑われるなどの場合は検査を行うことが示されたところであり、県では、このことを踏まえて検査を実施しています。
今後とも新型コロナウイルス対策に全力で取り組んでまいりますので、御理解くださるようお願い申し上げます。
担当部署:保健福祉部疾病・感染症対策課
県議会のお茶くみ専従職員の雇用について
2月23日のニュース「県議会のお茶くみ専従職員の雇用」が真実であれば即刻廃止すべきと考えます。御検討ください。
これまで委員会等で行っておりましたお茶出しにつきましては、県議会において取りやめることとしたと伺っております。
なお、県議会と執行機関(知事)につきましては、互いに協力しあって県政を運営していくという関係でありますが、それぞれ独立した組織となっておりますことから、今回、頂戴いたしました御意見につきましては、県議会にお伝えさせていただきます。
担当部署:議会事務局総務課
町内会、婦人会、町内会花見がコロナウイルス対策をしていない件
宮城県で現在1名の感染者報告しか出ていない為なのか、各種イベント、学校等は中止やお休みなのに、町内会などの小さな集会は行われています。国という大きなところでイベント自粛と言っても高齢者には届かないのが現状です。どうか宮城県からも県民へ注意など出していただけませんか?
現在、県内において、新型コロナウイルス感染者数が増加しており、感染拡大を防止できるかどうかの非常に重要な局面を迎えております。
そこで、先日、仙台市長、宮城県医師会長及び仙台市医師会長と共同で「新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する県民の皆様への緊急メッセージ」を発表し、県民の皆様一人ひとりが強い意識を持って行動されること、また、家族、企業、学校、団体、地域においてできる限りの取組みをされるよう、お願いしたところです。
県においても、感染拡大を防止するため、国、市町村及び県内の医療機関等の関係機関と連携を行い、懸命に対策に当たっているところですので、御理解いただきますよう、何とぞ、お願い申し上げます。
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