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海上保安庁〔巡視船「しまかぜ」〕と警察〔警備艇「金華山」〕が仮想テロリスト〔監督船「向洋」〕を追跡する様子
平成28年12月7日 仙台塩釜港(石巻港区)保安総合訓練を実施しました。
この訓練は,SOLAS条約(「海上における人命の安全のための国際条約」)に基づく港湾における保安対策強化の一環として,テロ行為などに対処するため行われているもので,仙台塩釜港(石巻港区)での危機事案の発生に備え,関係機関相互の連携を図り,迅速かつ的確に対応できるよう,平成16年から実施しています。
今回は,石巻港区にテロリストが現れたとする想定で,関係者及び作業員に避難情報の周知を行う情報伝達訓練と,テロリストを追跡,拘束,搬送するまでの演習訓練を行いました。
埠頭での演習訓練では,石巻海上保安署所管の巡視船「しまかぜ」と石巻警察署所管の警備艇「金華山」が,テロリストが乗船する不審船(石巻港湾事務所所管の監督船「向洋」)を追跡し,第2管区海上保安本部所管のヘリコプター「うみねこ」による風圧規制,停船命令を行いました。停船命令を無視したテロリストと海上で銃撃戦となり,テロリストは負傷。その後,速やかに石巻海上保安署員がテロリストを拘束の上,監督船「向洋」を埠頭へ誘導しました。その際,船内に潜伏していたテロリストが逃走を図りましたが,石巻海上保安署員が速やかに身柄を拘束しました。石巻地区広域行政事務組合消防本部は救急車両で負傷したテロリストを搬送しました。
海上保安庁によるヘリコプター〔MH920 うみねこ〕での風圧規制
海上保安庁によるテロリストとの銃撃戦
海上保安庁によるテロリストの拘束
警察による上陸したテロリストの拘束連行
消防本部による負傷したテロリストの搬送
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