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令和元年5月23日(木曜日)に雲雀野北ふ頭において保安総合訓練を実施しました
この訓練は,SOLAS条約(「海上における人命の安全のための国際条約」)に基づく港湾における保安対策強化の一環として,テロ行為など緊急危機事案の発生対処のため行われているもので,仙台塩釜港(石巻港区)での発生に備え,関係機関相互の連携を図り,迅速かつ的確に対応できるよう,平成16年から実施しています。
今回の訓練では,船に乗船したテロリストが仙台塩釜港(石巻港区)に現れたという想定で,港湾関係者へ情報周知を行う情報伝達訓練と,埠頭ではテロリストを追跡,拘束し,負傷した海上保安官を救急搬送するまでの訓練を行いました。
訓練では,まず石巻海上保安署所管の巡視船「しまかぜ」がテロリストが乗船する不審船想定役(石巻港湾事務所所管の監督船「向洋」)を追跡し,停船命令を行いました。
その後,停船命令を無視したテロリストと海上で銃撃戦となり,海上保安官1名が負傷したものの,正当防衛による射撃によりテロリストが降参したため,速やかにテロリストを拘束し,不審船を埠頭へ誘導しました。その際,船内に潜伏していたテロリストが逃走を図りましたが,警察官が身柄を拘束しました。最後に石巻地区広域行政事務組合消防本部は救急車両で負傷した海上保安官を搬送しました。
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