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令和3年11月19日(金曜日)に中島ふ頭において保安総合訓練を実施しました。
この訓練は,SOLAS条約(「海上における人命の安全のための国際条約」)に基づく港湾における保安対策強化の一環として,テロ行為など緊急危機事案の発生対処のため行われているもので,仙台塩釜港(石巻港区)での発生に備え,関係機関相互の連携を図り,迅速かつ的確に対応できるよう,平成16年から実施しています。
今回の訓練では,船に乗船したテロリストが仙台塩釜港(石巻港区)に現れたという想定で,港湾関係者へ情報周知を行う情報伝達訓練と,埠頭ではテロリストを追跡,拘束し,負傷した船舶乗組員を救急搬送するまでの実習訓練を行いました。
実習訓練では,まず石巻海上保安署所管の巡視艇「しまかぜ」及び石巻警察署所管の警備艇「金華山」がテロリストが乗船する不審船想定役(海上保安庁所管の「ぺるせうす」)を追跡し,停船命令を行いました。
その後,停船命令を無視したテロリストと海上で銃撃戦となり,正当防衛による射撃によりテロリストが降参したため,速やかにテロリストを拘束し,不審船を埠頭へ誘導しました。その際,別の船内(石巻港湾事務所所管の監督船)に潜伏していた仲間のテロリストが逃走を図りましたが,警察官が身柄を拘束しました。最後に,石巻地区広域行政事務組合消防本部は救急車両でテロリストにより負傷した船舶乗組員を搬送しました。
[停船命令を無視し,逃走する不審船]
[抵抗するテロリストを拘束]
[上陸したテロリストを拘束]
[負傷者の搬送]
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