ここから本文です。
令和4年11月15日,美里町立中埣(なかぞね)小学校の5年生9名を対象に,県農政部農村振興課主催の田んぼダム出前講座が開催されました。
宮城県では,近年多発する豪雨災害への対策として,水田の持つ雨水貯留能力を最大限活用し洪水被害を緩和する「田んぼダム」の取組を推進することとしており,令和3年度には「宮城県田んぼダム実証コンソーシアム」を設立し,「田んぼダム」の効果や適地の検証を行いながら,全県への普及・拡大に取組んでいます。
「田んぼダム」の推進にあたっては,地元農家の協力をはじめ地域住民の取組に対する理解向上が重要となることから,近年の大雨により浸水被害に見舞われている地域を学区とする小学生を中心に,総合学習の一環として「田んぼダム出前講座」を行っています。
出前講座では,県の職員により,田んぼダムの役割についての講義と,田んぼダムの効果を目で見て学ぶための模型を用いた水理実験が行われました。
その後,美里町の職員から実際に田んぼに設置する田んぼダム用の堰板が児童一人一人に配布され,堰板への絵付けが行われました。
田んぼの周辺の生き物の絵や水害による被害軽減のメッセージなどを思い思いに表現してもらいました。
絵付けした堰板は今後,農家へ配られて実際に田んぼに設置される予定です。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す