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大河原管内でほ場整備(田んぼの大区画化等)を計画している5つの地区で,田んぼや水路の生きもの調査を行いました。
この調査は,ほ場整備を行う地域の生態系を把握し,環境との調和に配慮したほ場整備事業を進めていくために行われたもので,こうした考え方は,平成13年度の土地改良法の改正により農業農村整備事業実施の原則として位置づけられています。
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今回は,子ども達にも地域の生きものを知ってもらい,将来にわたり生態系やそれらが維持される環境を守ってもらうことを目的に,農業者だけでなく地域の子ども達も一緒に調査を行いました。
捕獲した生きものを同定(種類や大きさ調べること)してみると,珍しいものや絶滅危惧種に指定されているものもあり,子どもから大人まで真剣に取り組んでいました。
実施日 |
実施地区 |
確認された主な生きもの |
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7月24日 |
角田市尾袋川東地区 |
ギンブナ・ミナミメダカ・ニホンアマガエル・サカマキガイ・ヒメアメンボ・キアゲハ 等 |
7月26日 |
川崎町古関地区 |
アブラハヤ・ホトケドジョウ・ニホンアカガエル・モリアオガエル・ミズカマキリ 等 |
川崎町小沢地区 |
キタドジョウ・ホトケドジョウ・ニホンアカガエル・ツチガエル・マルガムシ・ハグロトンボ 等 |
|
8月2日 |
柴田町船迫地区 |
タモロコ・ギンブナ・トウキョウダルマガエル・ヌマエビ・ヒメガムシ・モンシロチョウ 等 |
柴田町入間田地区 |
タモロコ・ツチフキ・ニホンアカガエル・トウキョウダルマガエル・マルタニシ・ヒメガムシ 等 |
今回の調査は,地域住民や子ども達にとって,自分たちが住んでいる地域の自然環境や,農業と農村が食べものをつくるだけでなく生きもののすみかとなり環境を守る役割も果たしていることを,体感しながら学ぶ良い機会となりました。
私たち農業農村整備部では,これからも環境との調和に配慮したほ農業農村整備事業に努めて参ります。
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