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平成29年4月29日に,水土里ネットかくだ主催「かくだ水土里の路ウォーキング」が開催されました。
この活動は,21世紀土地改良区創造運動の一環として行われているもので,農業水利施設の歴史に触れ,地域用水や土地改良区の役割を学ぶと共に農業・農村の有する多面的機能への理解を深めることを目的に開催されています。
今年は27名の方に参加いただきました。にわか雨にあたる場面もありましたが,参加者全員,最後まで歩くことができました。
21世紀土地改良区創造運動とは(水土里ネットホームページ)(外部サイトへリンク)
10時に角田駅を出発し,江尻ポンプ展示館,台山公園,軒下排水路,角田市郷土資料館,水土里ネットかくだ,菜の花まつり会場という約5キロの道のりをウォーキング。
開会式
出発
江尻ポンプ展示館では,東洋一の規模ともいわれ角田市を阿武隈川の水害から守り続けた江尻排水ポンプを見学し,角田市の水害の歴史や排水ポンプの役割等について学びました。
角田市内の用水に尽力した「高山義右エ門」像
江尻排水ポンプ
続いて,軒下排水路では角田市内の用水と排水について学びました。
軒下排水路は市街地を流下することから暗渠(地下に埋設された導水路)にして歩道の整備まで行ったこと等,水利施設の工夫も知ることができました。また,歩道には地域の方が描いた様々な絵やメッセージがたくさんあり,参加者はそちらも楽しみながら歩いていました。
軒下排水路
昼食の際には,水土里ネットかくだで角田産のお米を使ったカレーライスをいただきながら,農業農村のもつ多面的機能や土地改良区の役割についても紹介しました。
説明の最後には農業と土地改良区に関するクイズも出題し,参加者は楽しみながら理解を深めているようでした。
その他,農業水利施設だけでなく,角田市郷土資料館やスペースタワーコスモハウス,菜の花畑も巡り,角田の歴史や風景,食にも触れることができるウォーキングとなりました。
土地改良区前
菜の花まつり会場
ご参加・ご協力いただいた皆様,ありがとうございました。
大河原地方振興事務所では,農業を支える農業農村整備事業への理解を深める活動を応援しています。
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