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掲載日:2017年3月8日

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業務評価/「平成29年度新規研究課題」事前評価

平成28年度第2回農業関係試験研究機関評価部会「平成29年度新規研究課題」事前評価実施結果

1 評価部会

評価部会表
評価部会委員名 所属・職名 摘要
齋藤 満保 宮城大学食産業学部 教授 部会長
坂井 悦子 坂井農産 副部会長
麻生 久 東北大学大学院農学研究科 教授  
菊地 郁 宮城大学食産業学部 准教授  

2 評価対象課題

評価対象課題表
評価対象課題名 概要 実施期間 想定予算額
(千円)
摘要
(1)宮城県における第三者認証GAP取得に向けた課題解明と「みやぎ版第三者認証GAP導入ガイド」の策定 第三者認証GAPの取得を促進するため,第三者認証GAP取得経営体の実践状況等を分析した上で,新規導入に向けた作業手順や作業基準の明文化,管理帳簿等のひな形を作成,効率的な点検,確認,記録,保管についての「みやぎ型GAP実証ガイド」を作成し,普及を推進する。また,ICTを導入した管理手法や効果等の検証を行う。 平成29年~31年 1,053 事前評価
(2)イチジク,ブルーベリーの産地化に資する新技術の開発 栽培面積が増加傾向であり,今後とも需要が見込まれるイチジク及びブルーベリーについて,新規栽培者が栽培を開始するに当たって取り組みやすい新たな技術を開発する。 平成29年~33年 4,230 事前評価
(3)津波被災復旧農地における土づくり促進及び施肥技術の確立による露地野菜生産安定化 土壌の物理性改善に有効と考えられる有機質資材(堆肥,緑肥等)について,改善効果や投入コスト等の観点から各種資材の特徴を整理し,最も効率の良い資材活用方法を検討する。また,土壌環境の悪影響を受けにくく,施肥量削減も期待できる施肥方法を確立し,復旧農地での生産安定化に資する。 平成29年~33年 2,140 事前評価
(4)果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決,それら技術を総合的に実施しながら効果を評価し,効果的かつ効率的な総合的病害防除体系を確立する。 平成29年~33年 3,309 事前評価
(5)生育・生産情報に基づく水田肥沃度・生産力の判別法の確立 水稲の収量,品質向上を図るため,生育・生産情報からほ場毎の肥沃度や生産力をICT技術を活用して数値化・見える化し,それに応じた最適な肥培管理を行うための技術を開発する。 平成29年~31年 8,400 事前評価
(6)乳牛の生涯生産性向上のための飼養管理法の確立 泌乳の変化に合わせて乾乳期を短縮し,泌乳期間を延長することで乳用牛の健全性と乳生産量向上の技術を確立する。また,プロバイオティクス飼料の給与による免疫機能の動態を分析し,乳房炎予防効果とその作用機序を検討する。 平成29年~33年 5,010 事前評価

3 評価項目

(1)事前評価

  • 研究目標の妥当性
  • 緊急性・優先性
  • 独創性・先進性・優位性
  • 市場性・成長性
  • 実現可能性
  • 人・予算・設備等の推進体制
  • 総合評価
評価一覧表 単位(人)
課題番号 研究目標の妥当性 緊急性・優先性 独創性・先進性・優位性 市場性・成長性 実現可能性 人・予算・設備等の推進体制 総合評価
評価基準 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準 評価基準
1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4
(1) 3 1     2 2     2 2     4       3 1     1 3     4      
(2) 2 2     1 3       4     2 2     4       2 2     2 2    
(3) 4       4         4     1 3     4       2 2     3 1    
(4) 3 1       3 1   1 3     2 2     2 2       4     3 1    
(5) 3 1     2 1 1   4       3 1     1 2 1   2 2     3 1    
(6) 3 1     1 3     3   1   2 2     3 1       4     3 1    

評価一覧表中の数字は4名の評価委員の各評価で,評価基準は次の評価基準表のとおりです。

評価基準表
評価項目 評価基準
研究目標の妥当性 1:高い 2:普通 3:やや低い 4:低い
緊急性・優先性 1:優先 2:早期 3:できるだけ早く 4:余力があれば実施
独創性・先進性・優位性 1:高い 2:普通 3:やや低い 4:低い
市場性・成長性 1:高い 2:普通 3:やや低い 4:低い
実現可能性 1:高い 2:普通 3:やや低い 4:低い
人・予算・設備等の推進体制 1:十分 2:普通 3:やや不足 4:不足
総合評価 1:ぜひ採択すべきである
2:採択したほうがよい
3:計画を見直した上で,採択しても良い
4:採択すべきではない

4 評価結果

  • (1)宮城県における第三者認証GAP取得に向けた課題解明と「みやぎ版第三者認証GAP導入ガイド」の策定(事前評価)
    →「ぜひ採択すべきである」
  • (2)イチジク,ブルーベリーの産地化に資する新技術の開発(事前評価)
    →「採択したほうがよい」
  • (3)津波被災復旧農地における土づくり促進及び施肥技術の確立による露地野菜生産安定化(事前評価)
    →「ぜひ採択すべきである」
  • (4)果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発(事前評価)
    →「ぜひ採択すべきである」
  • (5)生育・生産情報に基づく水田肥沃度・生産力の判別法の確立(事前評価)
    →「ぜひ採択すべきである」
  • (6)乳牛の生涯生産性向上のための飼養管理法の確立(事前評価)
    →「ぜひ採択すべきである」

お問い合わせ先

農業・園芸総合研究所企画調整部

名取市高舘川上字東金剛寺1(代表)

電話番号:022-383-8118

ファックス番号:022-383-9907

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