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古川農試では,JTBが主催する「鳴子の湯ツアー」客の見学を11月16日から受け入れています。これまでも,県民の方々に「宮城の農業」の良き理解者となっていただけるように,積極的に視察・見学に対応してきましたが,この度は,県観光課の後押しもあり,地域が取り組んでいる観光振興に,県の機関として協力することになりました。
古川農試の見学は30分程度で,当場の歴史・施設規模,4研究部の主な研究内容,お米の品種名の由来,宮城県の米・麦・大豆生産状況の説明の後,「世代促進温室」に移動し,施設見学を含めて,交配から新品種誕生までの水稲の品種改良の概要を説明することになっています。
「鳴子の湯ツアー」は,単なる観光ではなく『知る楽しみ』を加えた企画となっており,仙台周辺を発着とした1泊2日のバスツアーで,古川農試見学の他に,岩出山周辺の観光・鳴子温泉宿泊・あられ工場見学・美里町内の農業施設と直売所見学・松島町内観光と昼食などが提供されます。
この企画により4,000名程度の来場者が見込まれることから,”「ササニシキ」「ひとめぼれ」のふるさと古川農業試験場”を広く知っていただけるとともに,お米の消費拡大にも結びつくものと考えています。
(平成21年11月30日掲載)
【お米のはなしに聞き入るツアー客】
【品種改良を行う「世代促進温室」】
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