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12月2日、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで開催された「みやぎの食材フェア 2009in仙台」に古川農業試験場は,小麦新品種「あおばの恋」の手打ちうどんと水稲新品種候補「東北194号」ののり巻きを試食いただいて好評を得ました。
「あおばの恋」は,平成20年,新たに宮城県の奨励品種となった小麦で,「シラネコムギ」より4日程度早く実り,県内で問題になっている縞萎縮病に強いなどの栽培特性があります。硬質なため小麦粉にし易く,色や食感(かたさ,もちもち感,滑らかさ)が優れたおいしい麺ができる特長あります。
会場内の厨房で茹で上げたうどんを試食した参加者からは,総じて”もちもちしてて,こしがあり食感が良い”という感想が多くありました。
「東北194号」は,古川農試が開発した新系統の水稲で,「ササニシキ」に似た食味を持ちながら,冷害に強く,穂発芽し難く,倒伏に強いなどの特徴があり,「ササニシキ」の改良版ともいえる水稲品種です。ご飯にした食味は「ササニシキ」タイプのあっさりとした食感で,食べ飽きないおいしさがあることなどから,寿司のシャリに最適です。
今回は,酢飯のり巻きにして試食いただき,”すっきりした食感で,食べやすい”などの良い評価が得られました。
(平成21年12月28日掲載)
【「東北194号」の酢飯のり巻き】
【「あおばの恋」の手打ちうどん】
【「あおばの恋」の特長をていねいに説明】
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