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掲載日:2012年9月10日

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トピックス(H21)/DNA鑑定技術によりナメコの品種改良を支援

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DNA鑑定技術によりナメコの品種改良を支援(農園研 バイオテクノロジー開発部)

現在流通しているナメコのほとんどは,空調栽培と呼ばれる菌床を用いた空調施設内の人工栽培です(写真1)。空調栽培は,生育が早いため生産性が向上するという利点がありますが,原木を用いた自然栽培のナメコ(写真2)とは風味や食感が異なっています。
当所は,県内のキノコ種菌製造企業との共同研究で,DNA鑑定技術を用いて,ナメコ菌株の遺伝的な関係等を調査しています。近い将来,DNAのマーカー(目印)を参考にナメコの優良菌株を選抜することで,自然栽培と同等な風味や食感をもつ空調栽培用ナメコ品種を開発することを目指しています。
本研究は,東北経済連合会の事業化センターからの助成により産官連携体制で進めています。
(本研究は,平成22年2月13日付け河北新報の東北版に紹介されました。)

(平成22年3月3日掲載)

写真 菌床を用いた空調栽培のナメコ
【菌床を用いた空調栽培のナメコ】

写真 原木を用いた自然栽培のナメコ
【原木を用いた自然栽培のナメコ】

お問い合わせ先

農業・園芸総合研究所野菜部

名取市高舘川上字東金剛寺1(代表)

電話番号:022-383-8131

ファックス番号:022-383-9907

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