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文部科学省による次世代放射光施設の整備・運用のパートナー公募に関して、平成30年7月3日、一般財団法人光科学イノベーションセンターを代表機関とする、同財団、宮城県、仙台市、東北大学、及び東北経済連合会がパートナーとして選定され、東北大学青葉山新キャンパスへの次世代放射光施設の整備が進められることとなったことから、下記のとおり記念講演を開催しました。
当日は、企業、自治体関係者、大学関係者、マスコミ等約200名の方に御参加いただきました。
記念公演では、御来賓として文部科学省科学技術・学術政策局 科学技術・学術総括官 勝野 頼彦様、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 理事長 平野 俊夫様に御祝辞をいただき、その後、国立大学法人東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 特任教授 雨宮 慶幸様から、高輝度放射光源の必要性や御自身が関わられた産学研究の事例、東北放射光施設への期待について御講演いただきました。
平成30年7月23日(月曜日) 午後1時30分~午後3時
仙台国際ホテル 2階「平成」 (仙台市青葉区中央4-6-1)
『ナノ世界を可視化する放射光科学 -東北放射光施設への期待-』
講師:国立大学法人東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 特任教授 雨宮 慶幸様
雨宮様からは、「放射光で何が見えるのか」を分かり易く説明していただいたほか、御自身が関わられた、ゴム分子中の構造・性質の解析による「省エネタイヤ」の開発や、毛髪の微少部分の構造解析による「髪にツヤを与えるヘアケア製品」の開発などの産学研究を例に、放射光は様々な分野において産業利用が可能であることを御講演いただきました。さらに、次世代放射光施設の必要性や東北放射光施設への期待についてもお話いただきました。
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