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放射光利用実地研修研修は、放射光利用経験のない企業の皆様が、宮城県産業技術総合センター職員のサポートのもと、実際に放射光を使ってその利用方法を学び、自社の製品開発等に活かすための可能性を探るもので、今回その「成果報告会」を下記のとおり開催いたしました。
1.日時:令和4年2月7日(月曜日) 午後1時30分から午後3時55分まで
2.開催方式:オンライン併催(Zoomウェビナー)
※Web参加の場合はインターネットへの接続が必要となります。
3.内容:
開会/挨拶
あいちトライアルユースの概要説明
成果報告1
『溶射皮膜の局所構造解析』
トーカロ株式会社宮城技術サービスセンター 技術課 永尾美佳子 氏
宮城県産業技術総合センター 自動車産業支援部 内海宏和
成果報告2
『処理条件の異なる魚骨等の構造・組織解析』
株式会社極洋商品開発本部研究所 生産管理課 那花友莉恵 氏
宮城県産業技術総合センター 食品バイオ技術部 羽生幸弘
成果報告3
『製造条件が異なる日本酒のナノスケール構造の解析』
株式会社東北アグリサイエンスイノベーション 代表取締役 駒井三千夫 氏
宮城県産業技術総合センター 材料開発・分析技術部 伊藤桂介
各事業者様からの成果報告後、研修に御協力いただいた「あいちシンクロトン光センター 産業利用アドバイザー 砥綿眞一様」からコメントをいただきます。
4.資料
成果報告1『溶射皮膜の局所構造解析』(PDF:8,151KB)
成果報告2『処理条件の異なる魚骨等の構造・組織解析』(PDF:2,442KB)
成果報告3『製造条件が異なる日本酒のナノスケール構造の解析』(PDF:3,578KB)
トーカロ(株) | 溶射皮膜の局所構造解析 |
(株)極洋 | 処理条件の異なる魚骨等の構造・組織解析 |
(株)東北アグリサイエンスイノベーション | 製造条件の異なる日本酒の分子構造分析 |
宮城県では,2023年度の次世代放射光施設稼働を見据え,県内企業の放射光利用促進を図り,研究開発力の強化によるイノベーション創出,競争力強化によるものづくり産業の振興を目的として,放射光利用経験が少ない県内企業を対象に,愛知県の放射光施設あいちシンクロトロン光センター(AichiSR)を活用した実地研修を行います。
また,参加費用について,「宮城県放射光利用実地研修補助金」を交付します。
リコーテクノロジーズ(株)東北事業所 | 柴田町 | 放射光を利用したX線小角散乱、X線CT分析による樹脂内の構成材料の状態解析 | 成果報告(PDF:2,808KB) |
北日本電線(株) | 仙台市 | 銅電線の防錆処理メカニズムの解析 | 成果報告(PDF:6,198KB) |
太子食品工業(株) | 青森県三戸町 | 油揚の網目構造形成過程の解析 | 成果報告(PDF:2,851KB) |
(株)ケディカ | 仙台市 | 高耐食めっき被膜の構造解析 | |
(株)真壁技研 | 仙台市 | 金属ガスアトマイズ粉末の内部観察 |
愛知県の放射光施設「あいちシンクロトロン光センター(AichiSR)」を活用して,放射光実地研修(自社サンプル作製,放射光施設での測定,データ解析)を行います。
また,実地研修が円滑に進められるよう,県産業技術総合センターの研究職員が研修全体をサポートします。
研修受講決定事業者に対しては,参加経費の一部を補助します。対象となる経費,補助率及び補助限度額は,次のとおりです。
宮城県経済商工観光部 新産業振興課班 産学連携推進班(Tel 022-211-2721)
(〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8-1)
〔審査会日程〕令和3年6月2日(水曜日) ※時間等の詳細は,申請書受理後,個別に御連絡します。
〔実施方法〕オンライン(WEB面談)方式でのヒアリング審査
〔参加方法〕任意の場所(会社,自宅等)からのオンライン参加
※インターネットへの接続及びウェブカメラ等が必要となります。
※任意の場所からのオンライン参加が難しい場合は,県産業技術総合センター(仙台市泉区明通2丁目2番地)からオンラインで御参加いただきます。
〔補足資料〕プレゼンテーション用資料として,任意の補足資料(PowerPoint等)を下記により提出して下さい。
A1.想定する概算費用を計上して下さい。
A2.事前打合せ1回(1泊),ビームライン測定1回(2泊)を想定しておりますので,最低2往復を計上して下さい。
AichiSRが実施するデータ解析研修を受講希望される場合は,更に1回(1泊)追加となります。
A3.A3のとおり,3泊又は4泊を想定しています。
A4.測定内容にもよりますが,2シフト(8時間)分を想定しています。詳細は,「令和3年度研修受講の手引き」の5ページを御確認下さい。
A5.発生します。想定する機器使用料を「使用料」へ計上して下さい。機器使用料は県産業技術総合センターのウェブサイトをご確認下さい。https://www.mit.pref.miyagi.jp/kiki/kiki-charge.html(宮城県産業技術総合センター)(外部サイトへリンク)
1.研修受講申込兼 補助金交付申請 |
5月21日(金曜日)まで |
(1)研修受講申込兼補助金交付申請書 |
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(2)事業計画書 |
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(3)収支予算書 |
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(4)支出明細書 |
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(5)定款 |
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(6)宮城県の県税(税目:全ての県税)の納税証明書(1か月以内のもの) |
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(7)暴力団排除に関する誓約書・役員名簿 |
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(8)会社案内・パンフレット |
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(2)研修完了報告兼 補助金実績報告 |
研修受講後30日以内又は翌年度の4月20日の何れか早い日まで |
(1)研修完了報告書兼補助金実績報告書 |
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(2)事業報告書 |
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(3)収支決算書 |
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(4)支出明細書 |
1.研修計画変更の承認 |
研修計画の変更※が生じた場合 ※20%以内の経費の変更等 |
(1)研修事業計画変更承認申請書 |
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(2)事業計画書(変更後) |
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(3)収支予算書(変更後) |
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2.研修事業中止(廃止)の承認 |
研修を中止(廃止)する場合 |
(1)研修事業中止(廃止)承認申請書 |
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3.消費税及び地方消費税の仕入控除税額の報告 |
補助事業完了後に消費税及び地方消費税の申告を行い仕入控除税額が確定した額の変更があった場合 |
(1)消費税及び地方消費税仕入控除税額報告書 |
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(2)消費税及び地方消費税申告書の写し |
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(3)その他参考となる書類((2)に関連する付表等) |
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