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この計画は,平成13年12月に制定された「子どもの読書活動の推進に関する法律」の規定に基づき策定した「みやぎ子ども読書活動推進計画(第一次)」を基に,国の「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画(第二次)」(平成20年3月策定)を踏まえながら,宮城県における子どもの読書活動に関する推進策と具体的な取組をまとめたものです。
すべての子どもが,本を読みたいと思った時に,いつでもどこでも自主的に読書活動ができるよう環境の整備を推進し,心豊かでたくましく生きるみやぎの子どもの育成を目指します。
家庭,地域,学校,公立図書館等において,子どもが自主的に読書に親しむ機会を提供することに努めます。
読書活動の意義や重要性,読書への関心を持たせるための活動について,広く県民の理解を深めるよう普及・啓発に努めます。
家庭,地域,学校と公立図書館・行政が,子どもが読書に親しむ機会を充実させるためにそれぞれの役割を果たしながら,互いに連携・協力し,子どもの読書活動の推進を図る取組を推進します。
この計画を推進し,その状況を把握するための指標として,次の四つの数値目標を設定します。
今後5か年間で,1か月間に本を全く読まない児童生徒の割合を,小学生はおおむね4%以下,中学生はおおむね15%以下,高校生はおおむね21%以下に減らして,一人でも多くの子どもたちが本に親しむことを目指します。
今後5か年間で,1か月間の児童生徒の平均読書冊数を,小学生はおおむね11冊以上,中学生はおおむね4.5冊以上,高校生はおおむね3冊以上に増やして,子どもたちがより多くの本と触れ合うことを目指します。
今後5か年間で,公立図書館における年間の図書の個人貸出総数を,835万冊以上に増やすとともに,この内の児童書の貸出総数についても,251万冊以上に増やし,多くの子どもたちが公立図書館を利用することを目指します。
今後5か年間で,県内市町村における「子ども読書活動推進計画」の策定率を60%以上に増やし,各地域の実情を踏まえた読書活動の取組の推進が図られるよう支援します。
この計画は,この計画は,平成21年度(2009年度)から平成25年度(2013年度)までの5か年間とします。
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