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掲載日:2021年5月26日

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「勝美桜1」、「安百合幸」、「勝秀好」が県基幹種雄牛に選抜 -全国トップレベルの種雄牛が続々誕生!-

記者発表資料
令和3年5月26日
農政部畜産課
担当:斉藤、遠藤、鈴木(徳)
電話:022-211-2853

第11回全国和牛能力共進会宮城大会(宮城全共)で入賞した「勝美桜1」をはじめ、全国でもトップレベルの枝肉成績を記録した「安百合幸」及び「勝秀好」の3頭が県基幹種雄牛として選抜されましたので、お知らせします。

1 概要

  • 「勝美桜1」は、宮城全共の第1区(若雄)で優等賞7席を獲得しました。また、県基幹種雄牛の「勝洋」を父に持ち、「勝洋」を大きく上回る枝肉成績でした。
  • 「安百合幸」は、枝肉重量(肥育牛一頭あたりの肉量)が県歴代2位、霜降りの度合いを示す脂肪交雑が県歴代3位と質量兼備の牛です。また、「安百合幸」は全国的にも名牛として知られる県外産の「百合茂」を父に持つことから、県内の繁殖雌牛に近親交配を避けながら交配が可能です。
  • 「勝秀好」は、バラの厚さが県歴代最高、脂肪交雑が「安百合幸」と同じ県歴代3位でした。
  • 本県では、脂肪交雑で日本一の成績を収めた「茂福久」号をはじめ、優秀な種雄牛が続々と選抜されており、今回選抜された3頭の県基幹種雄牛を肉用牛改良に活用することで、宮城県産子牛の評価向上及び銘柄牛肉「仙台牛」の生産拡大につながるものと期待されます。
  • 「勝美桜1」、「安百合幸」及び「勝秀好」は現在、宮城県畜産試験場で飼養されており、精液は6月から注文を受け付け、8月から一般配布する予定です。

2 検定成績

種雄牛名等 検定頭数

枝肉重量(1)

(kg)

ロース芯面積(2)

(cm2)

バラの厚さ(3)

(cm)

脂肪交雑(4)

(BMS No)

A4,5率(5)

(%)

「勝美桜1」 24 506.0 71.3 8.7 8.9 100
「安百合幸」 20 525.4 73.7 8.9 9.5 100
「勝秀好」 15 512.1 71.5 9.9 9.5 100
全国平均(6)   464.0 58.7 7.8 6.5  

(1)重い方が良い。 (2)大きい方が良い。 (3)厚い方が良い。 (4)さしや霜降りとも呼ばれる。1から12までの12段階で評価され,高い方が良い。

(5)上物といわれる割合。高い方が良い。 (6)令和2年3月までの広域後代検定(全国の種雄牛 2,511頭)の成績

3 各基幹種雄牛のプロフィール

(1)「勝美桜1」プロフィール

生年月日 平成28年2月14日

父 勝洋

母 ゆうこ

母の父 勝忠平

生産地 加美郡加美町

飼養場所 宮城県畜産試験場

勝美桜1の写真

「勝美桜1」

(2)「安百合幸」プロフィール

生年月日 平成28年6月15日

父 百合茂

母 やすこ

母の父 安福久

生産地 登米市南方町

飼養場所 宮城県畜産試験場

安百合幸の写真

「安百合幸」

(3)「勝秀好」プロフィール

生年月日 平成27年8月22日

父 好平茂

母 つばさ

母の父 勝忠平

生産地 栗原市金成

飼養場所 宮城県畜産試験場

勝秀好の写真

「勝秀好」

※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。

お問い合わせ先

畜産課 

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 県庁11階

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