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掲載日:2020年7月14日

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「好久勝」号が宮城県基幹種雄牛に選抜 -枝肉重量が県内歴代最高成績-

記者発表資料
令和2年7月14日
農政部畜産課
担当:鈴木(秀),石黒,斉藤
電話:022-211-2853

第11回全国和牛能力共進会宮城大会の第2区で日本一を獲得した出品牛と同じく「好平茂(よしひらしげ)」号を父に持ち、「好平茂」号を大きく上回る成績が判明した「好久勝(よしひさかつ)」号がこの度基幹種雄牛として選抜されましたので、お知らせします。

1 概要

  • 種雄牛の能力を評価するための検定において、肉の重さ(枝肉重量)が県内歴代最高、霜降りの度合い(脂肪交雑)も好成績を収め、去る7月10日に宮城県の和牛改良について協議する委員会において、基幹種雄牛として選抜されました。
  • 本県では、脂肪交雑で日本一の成績を収めた「茂福久(しげふくひさ)」号をはじめ、優良な種雄牛が選抜されており、枝肉重量と脂肪交雑の高い能力を兼ね揃えた「好久勝」号を本県の肉用牛改良に活用することで、宮城県産子牛の評価向上及び「仙台牛」等の銘柄牛肉の生産拡大につながるものと期待されます。
  • 「好久勝」号は現在宮城県畜産試験場で飼養されており、精液は8月から注文を受け付け、9月から一般配布する予定です。
2 検定成績
種雄牛名等 検定頭数 枝肉重量(1)(kg) ロース芯面積(2)(cm2) バラの厚さ(3)(cm) 脂肪交雑(4)(BMS No) A4,5率(5)(%)
「好久勝」号 19 541.9 75.1 9.0 8.8 100
「好平茂」号 18 489.0 67.4 8.7 8.0 89
全国平均(6)   461.3 58.2 7.8 6.3  

(1)重い方が良い。 (2)大きい方が良い。 (3)厚い方が良い。 (4)さしや霜降りとも呼ばれる。1から12までの12段階で評価され,高い方が良い。(5)上物といわれる割合。高い方が良い。 (6)平成31年3月までの広域後代検定(全国の種雄牛 2,372頭)の成績

※今回の検定は,「好久勝」の子を生産し,その子を複数の農家や施設で肥育・と畜した結果による現場後代検定です。この検定成績を基に「好久勝」の子に伝える能力(遺伝的能力)を推定しています。

3 「好久勝」号プロフィール

  • 生年月日 平成26年9月9日
  • 父 好平茂
  • 母 ひめかつ
  • 母の父 安福久
  • 生産地 栗原市金成
  • 生産者 小岩延次 氏
  • 飼養場所 宮城県畜産試験場

写真 「好久勝」号

好久勝

「好久勝」号が宮城県基幹種雄牛に選抜-枝肉重量が県内歴代最高成績(PDF:540KB)

※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。

お問い合わせ先

畜産課 

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 県庁11階

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