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新着情報
次回の知事記者会見は、令和8年2月18日(水曜日)午前11時30分から行われる予定です。
本会見録及び動画は、記者会見の内容を編集の上、掲載しています。
【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)
令和10年度中の竣工・開館を目指して施設の整備を進めております宮城県民会館及び宮城県民間非営利活動プラザ複合施設につきましては、昨年11月から12月にかけて設置条例案に係るパブリックコメントを実施し、開館時間や使用料等について意見を募集しましたが、施設名称は仮称としておりました。このたび2月定例会に設置条例案を提出するに当たり、施設の名称案を決定いたしましたので、ご報告いたします。
本複合施設は、条例上においても2つの公の施設で構成され、それぞれの名称については、1つは「県立劇場」とし、もう1つを「みやぎNPOプラザ」といたしました。さらに、それらを合わせた施設全体の総称を「宮城県立劇場」とすることにいたしました。「宮城県立劇場」でございます。
「宮城県立劇場」の名称案につきましては、本施設が様々な文化芸術と社会公益活動が集い、あらゆる人々が出会い、交流・協働し、新たな価値が創造され、共感が生まれる舞台となるようにとの思いを「劇場」という言葉に込めつつ、宮城県の拠点施設であることが簡潔に伝わり、重厚感がある洗練されたたたずまいの外観イメージにも合致し、時代や流行に左右されない普遍的かつシンプルな名称としたものであります。
次に、県立劇場内の主要諸室についてでありますけれども、2,147席を有する多目的ホールは、イメージ図のとおり、緩やかな弧を描くバルコニーが3層に連なり、まさに「堂々」「華やか」なホールであることを連想させる「グランドホール」という名称とし、そのほか、用途に応じて席数の変更が可能で、演劇公演等に適した約600席の「スタジオシアター」、そしてアートのワークショップや小規模公演等に活用可能な約300席の「アートスペース」、柱のない自由なレイアウトが可能で、大型の展示会等に利用可能な「ギャラリー」といたします。
「宮城県立劇場」は、いつの時代でも、県民に開かれた末永く親しまれる施設を目指して、今後、開館に向けた準備を進めてまいります。
2月定例会に提出する設置条例案では、ただいまご報告した施設名称のほか、施設の開館時間や休館日、使用料など、施設の基本的な管理運営に関する事項を定めることとしております。
以上でございます。
宮城県立劇場に関して、あらためて、先ほども理由は説明いただいたが、知事のお言葉で、この名称に込めた思いなどを伺いたい。
この施設は、様々な文化芸術と社会公益活動が集って、多くの人々が出会って、交流・協働し、新たな価値が創造され、共感が生まれる舞台にしたいということで、劇場という言葉を使うことにいたしました。いろいろ検討したんですが、ちょっと古くさいかなとも思ったのですけれども、非常に立派な重厚感のある施設でございますので、劇場という言葉のほうが老若男女、誰もが親しむことができ、すぐに頭の中にイメージできる、記憶できる、そういう名前ではないかなと考えまして、宮城県立劇場にいたしました。今はやりの名前も候補にあったんですけれども、かえって覚えづらいかなと思いまして、宮城県立劇場にいたしました。覚えやすいですよね。
現在の県民会館ではネーミングライツ契約を結ばれていると思う。だいぶ先の話になるかと思うが、こちらの宮城県立劇場についても同様となるか。
当然考えたいと思っております。条例上は宮城県立劇場でありますけれども、通称としてネーミングライツを今後は募集することになると思います。その時期はまだ決まっておりません。
それでは、皆さんのお手元の資料を見ながら話を聞いていただきたいと思います。
2月17日招集の県議会に提案いたします令和8年度当初予算案の概要についてご説明いたします。
まず、2ページの「予算編成の基本的な考え方」についてであります。
令和8年度は、県民や事業者、国や市町村など多様な主体と連携・協働しながら、「宮城の将来像」の実現に向けた、富県躍進につながる様々な取組を予算化いたしました。
特に、人口減少のスピードが増していく中にあっても、県民一人一人が幸福を実感し、地域が活力を維持しながら、今後も持続的に発展できる地方創生の実現を目指すため、「人口減少対策」を重点項目に掲げ、県政運営に取り組んでまいります。
なお、財源の確保に向けては、「みやぎ財政運営戦略(第4期)」に基づく、歳入歳出両面にわたる対策を計画的に実施してまいります。
3ページをご覧ください。令和8年度一般会計当初予算案は、1兆959億円となりました。平成24年度当初予算から15年連続で1兆円を超える規模となっております。
続いて、飛ばして6ページをご覧ください。ここからは、令和8年度に取り組む重点項目である「人口減少対策」についてご説明いたします。
「人口減少対策」は、日本全体で取り組むべき最重要課題であり、昨年11月には、政府に高市内閣総理大臣を本部長とする「人口戦略本部」が創設され、我が国最大の問題は人口減少であるとの認識の下、総合的な対策を推進する方針が示されました。
県としても、これまで「人口減少対策」を重点項目の一つに位置づけ、自然増・社会増の両面から様々な施策に取り組んできたところでありますが、来年度はこれまでにない新たな視点からの施策を展開するなど、取組を強化してまいります。
まず、本県の現状と課題であります。本県の人口は2003年の約237万人をピークに減少に転じており、現在約222万人の人口が2050年には約183万人まで急激に減少するとされております。
人口動態を見ますと、出生数が10年間で3割以上減少していることに加え、若者、特に女性が県外へ流出しており、流出先は東京・埼玉・千葉・神奈川の東京圏に集中している状況にあります。
また、高齢化の進行に伴い、15歳から64歳までの生産年齢人口も減少しており、各産業分野で人手不足が深刻化しているほか、今後、地域活力の低下、行政サービスの提供が困難になることが懸念されております。
次に、取組の方向性についてであります。人口減少下においても、県民一人一人が幸福を実感し、いつまでも安心して暮らせる社会の構築に向け、県民、企業・NPOなど、あらゆる主体と一丸となって、人口減少に立ち向うため、①「若者・女性に選ばれる宮城」、②「結婚・出産・子育て支援」、③「人手不足への対応」、④「デジタル技術を活用した県民生活の利便性向上」、⑤「関係人口・交流人口の拡大」の5つの施策に取り組んでまいります。
とりわけ、若者の県外流出に歯止めをかけることが必要不可欠であることから、「若者・女性に選ばれる宮城」を目指し、これまでにない新たな視点からの施策にも積極的にチャレンジしてまいります。
7ページをご覧ください。まず1点目、「若者・女性に選ばれる宮城」については、若者・女性が魅力を感じる産業の誘致や、働きやすい職場環境整備・住み続けたい地域づくりを支援するとともに、半導体関連産業をはじめとした成長産業の誘致・育成による質の高い雇用の創出を推進してまいります。
8ページをご覧ください。ここでは、「若者・女性に選ばれる宮城」の主な新規・拡充事業についてご説明いたします。
「若者・女性に選ばれる宮城」の実現に向けた事業の検討に当たっては、庁内の関係部局で「新規事業検討プロジェクトチーム」を立ち上げ、事業のターゲットである若者・女性の視点を事業に取り入れるため、若手職員や女性職員を中心に、新規立案や拡充の検討を行いました。
プロジェクトチームの検討では、若者や女性が県外に流出する理由として、「魅力のある職場が少ない」ことや、性別による固定的役割分担意識、いわゆる「アンコンシャス・バイアス」の存在が挙げられたほか、「若者に必要な情報が届いていない」といった要因も挙げられました。
これらの要因に対応するため、来年度は、若者・女性が魅力を感じるコスメ・健康関連産業の集積を目指し、地域資源とのマッチングをテーマにした素材ツアーの実施や商品企画・開発支援により企業等とのネットワーク創出に取り組んでまいります。
また、アンコンシャス・バイアスの解消に向け、学生や企業とワークショップを開催し、企業の意識改革に取り組むとともに、女性が活躍する企業を国が認定する「えるぼし認定」の取得支援や、女性が働きやすい職場環境整備に向けた補助金の予算を大幅に拡充してまいります。
さらに、若者に届く情報発信を考えるワークショップを開催するなど、これまでの情報発信手法の見直しにも取り組むとともに、首都圏に転出した若者と地元・宮城をつなぐ「(仮称)みやぎファンクラブ」を官民連携で立ち上げ、イベントの開催やふるさと宮城の情報発信を行い、関係人口の拡大を推進してまいります。
こうした新規・拡充事業を含め、様々な事業を展開し、若者・女性に選ばれる宮城を目指し、全力で取り組んでまいります。
次に、9ページをご覧ください。2点目、「結婚・出産・子育て支援」については、結婚や妊娠・出産、子育てを望む県民の希望がかない、安心して子供を産み育てることができるよう、社会全体で支える環境整備をさらに推進してまいります。
主な新規・拡充事業といたしましては、市町村が子育て支援サービスの保護者負担軽減事業などに活用できる「少子化対策支援市町村交付金」の予算を大幅に拡充するほか、出産後の母子の心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業について、予約等の管理システムを構築し、デジタル化による利便性の向上を図ります。
また、妊産婦のメンタルヘルスに関する課題に対応するため、中核的な精神科医療機関を中心とした県全体のネットワークを構築するほか、未就園児が保護者の就労状況にかかわらず、保育所を一定時間利用できる「こども誰でも通園制度」を実施する市町村への助成を行います。
次に、10ページをご覧ください。3点目、「人手不足への対応」については、各分野における人材確保や生産性向上の取組を支援するとともに、外国人材の受入れ・定着に取り組んでまいります。
主な新規・拡充事業といたしましては、こちらも先ほどの「新規事業検討プロジェクトチーム」から生まれた事業になりますが、生成AIを活用し、保育所における職場環境改善を支援してまいります。
また、外国人材の受入・定着に向け、住まいの確保支援や、デジタル身分証アプリを活用した外国人向けコンテンツの発信に取り組んでまいります。
次に、11ページをご覧ください。4点目、「デジタル技術を活用した県民生活の利便性向上」については、県民の皆様がDXによる生活の利便性向上を実感できるような取組を展開するとともに、持続可能な行政サービスの提供に向け、業務効率化や市町村支援を推進してまいります。
主な新規・拡充事業といたしましては、新たに生成AIとデジタル身分証アプリの連携による県政情報の発信に取り組むほか、(仮称)オンライン教育センターから県立高校への授業配信等による多様な学習ニーズへの対応や、犯罪被害の未然防止のため、スマートフォンの防犯アプリ導入による情報発信を進めてまいります。
また、県庁の全職員に生成AIのアカウントを付与し、業務効率化を推進するとともに、システムの標準化に取り組む市町村に対し、県が雇用した専門人材を派遣するなどの支援を行ってまいります。
次に、12ページをご覧ください。5点目、「関係人口・交流人口の拡大」については、宮城への関心や愛着を深める取組などにより地域と多様な関わりを持つ関係人口を拡大し、地域課題の解決に取り組むとともに、宿泊税も活用し、インバウンドをはじめとした交流人口の拡大等による地域経済の活性化を支援してまいります。
主な新規・拡充事業としましては、先ほどご説明いたしました(仮称)みやぎファンクラブの創設のほか、宿泊税を活用し、地域に根差した観光資源の磨き上げや観光コンテンツの新規造成、インバウンドの拡充に向けたバスツアー、東アジア・欧米豪からの誘客促進などに取り組んでまいります。
ここまで、新規・拡充事業を中心にご説明いたしましたが、継続事業も含め、引き続き、あらゆる分野の皆さまと連携をしながら、全庁を挙げて人口減少対策を講じてまいります。
以上、令和8年度当初予算案の概要についてご説明いたしました。詳細につきましては、後ほど総務部長からご説明いたします。
私からは以上です。
例年、予算にキャッチフレーズをつけているかと思うが、今回もご準備があればお願いしたい。
それでは、発表します。
新年度予算のキャッチフレーズは、「集大成に向けた成長“実”現予算」といたしました。
今年の漢字、覚えておられるかと思いますが、「実」という字にいたしました。この文字を取り入れ、このように命名いたしました。昨年の秋の知事選挙当選後に6期目の現任期を集大成にするということを申し上げたことを踏まえまして、私の令和8年度にかける意気込みを表現いたしました。次の4年間の今期の実質的な初年度に当たる令和8年度はとりわけ重要な一年になると考えております。人口減少に直面する中にありましても、これまでにまいてきた数々の種は着実に芽を出し、確実に育ってきております。富県宮城という大きな果実を実らせるべく、さらなる成長を必ずや実現してまいりたいとの思いから、このネーミングといたしました。
既に概要の中で幾つか説明をいただいたが、新年度予算、知事が特に重視する施策、ポイントについて伺う。
説明の中で話しませんでしたけれども、私が今回、5期で辞めずに6期目に出た理由の一つに、病院再編問題がまだ終わっていない、形ができていないと、知事が代わることによって止めることができるというようなこともありまして、出馬の決意をいたしました。今回、仙台医療圏における病院再編では、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合する新病院の基本設計を支援する予算を計上しております。また、県立精神医療センターにつきましては、老朽化対策を講じつつ、県全体で求められた精神医療機能等に関しまして関係者にご意見を伺いながら、建て替えに向けた基本計画の策定に着手をするということになります。また、富谷市において東北医科薬科大学が整備を進める新病院に対しましては、円滑な病院の開院に向けて支援策の具体化を進めていくということで、この4年間で少なくとも、精神医療センターはちょっとまだ分からないんですけれども、日赤とがんセンターの統合病院、それから富谷にできます新たな病院、これのくわ入れまでは確実にしたいなと思っておりまして、それがいよいよ予算という形でですね、基本設計という形で見えてくるということになります。
それから、デジタル化の推進。デジタル身分証アプリが仙台市をはじめとする市町の経済対策との連動によって順調に登録者数が増えておりますが、ミニアプリの普及や市町村等との連携を一層深めてまいりたいと考えております。また、行政運営面におきましても、生成AIを全職員が安全に利用できる体制を整備いたしまして、業務の効率化、高度化を推進するほか、生成AIを活用した情報発信に取り組むということにしております。
また、3つ目は、宿泊税がいよいよ、1月から始まりましたけれども、本格的な導入というのは新年度となりますので、宿泊税を活用いたしまして、仙台市とも連携を取って、戦略的な観光地域づくりや周遊性向上のための二次交通対策、快適な旅行環境のための受入れ環境整備、効率的なプロモーションの展開を推進してまいりたいと考えているところでございます。当然、企業誘致等は今までと同じように継続して行うということになります。こういったようなことでしょうか。
ご説明があった宿泊税だが、これは確認だが、新年度においては税収が幾らと見込んでいるかというところと、あと、これは記載があるが、市町村への交付金とか、県の割合をどういうふうに考えているか。
それは部長から説明します。
特に人口減少対策というのは従前からも重点的な施策として捉えていると思うが、今回、特に「若者・女性に選ばれる宮城」というところを優先的に掲げ、その中でもコスメ産業というところに目をつけられたと思うが、そこら辺、知事としてはどういうところに意を用いていくような考えか。
正直を申し上げて、コスメの企業が宮城と今何か交渉しているということは一つもないんです。ただ、全くないから何もやらないではなくて、ちょっとチャレンジングなんですけれども、こういったところにもアプローチをするべきではないかということで、職員に対して、選挙のときにもそういう訴えをしておりましたから、こういったところにもチャレンジしようということで予算を計上させていただきました。
いろいろなところに、アンケート等見てみると、やはり女性が働きやすい、働きたいと思う職場の一つに、コスメ関係、また医療関係ですね、こういったところが非常に多いということなので、薬品メーカーとかですね、こういったところが非常に働きやすいとおっしゃっているので、そういったところに来てもらうということも考えながら、宮城県の今まである企業さんがより女性が働きやすいような環境も作っていくことと、同時並行でやっていこうというようなつもりで発表したということであります。具体的に何か企業名があるということでは全くありません。
今回、コスメというところに目をつけられたというかそういうところについては、かなり知事のご提案というかそういうところが大きいのか。
そうですね。コスメでなければならないでは決してなくて、女性が働きやすいと思うような職場を持ってきたいということで、例えばコスメというふうに捉えていただきたいと思うんですけれどもね。コスメでなければならないということでは決してないんです。
資料14ページ目あたりだが、高度電子機械産業集積促進事業で7,500万円近く前年度より増額かと思うが、これは主には、知事が掲げている半導体誘致に向けたところをより集中していくようなお考えなのか。
企業誘致もありますし、また、従来宮城県にあります、いろいろな半導体関連企業、高度電子機械産業の企業がございますから、そういったところをさらに投資を促していくと、今非常に好調なので、というような意味合いも込めて書かせていただいております。
今回、教育分野での施策が新規事業いろいろあったと思うが、クロスキャンパスであったりあと高校の教育改革推進、これというのは、本来、知事がちょっと今後教育にもいろいろと力を入れたいとか、そういった意気込みの表れなのか。
はい、おっしゃるとおり、やはり人材の育成というのは極めて重要です。そして、教育無償化、給食費の無償化、こういったようなこともどんどん始まってまいりますので、大きな転換期であると捉えまして、人材育成にもしっかり力を入れていこうという思いで予算化させていただきました。
もう1点、昨年の知事選では、知事はいろいろと選挙期間中に地方のほうを回って、様々な声を聞いたかと思うが、こういった中、県内のそういった声を受けて、何か今回の予算に反映させたものであったり、何か込めたものというのはあるのか。
例えば一次産業でしたら地球規模の気候変動ですよね。これに対する対策をしっかりしてほしいと。暑さに強いもの、あるいは、今まで取れなかったものが取れるようになり、取れたものが取れなくなると、こういったようなことに対するしっかり対策を取ってほしいというようなお話、こういったことについて予算化をさせていただいております。また、人手不足が著しい分野で、外国人の力がどうしても必要だというような声もございました。こういったようなことは施策としてさらに、外国人の方も育成就労になってどんどん出ていくようになりますので、そういった人たちが留まって、同じ職場でずっと働いていただけるような環境、そういったようなことも考えているということでございます。
もう1点、3ページ目の当初予算の推移だが、昨年まではここのところに震災関連分というものが恐らく載っていたが、今回そういった記載がないというのは、第2期復興・創生期間が今年度で終わるというような意味合いがあるのか。あと、震災関連分の予算というのも、どの程度、新年度計上されているのか、分かれば教えてほしい。
震災から15年たって第2期復興・創生期間が終わった。復興局が宮城からなくなるというようなことがありまして、ここはやはり一つの節目として切り替えるタイミングだろうと考えたということでございます。
震災関連分はどうなっていますか。
令和8年度当初予算の震災対応分につきましては191億円。
後ほど部長が詳細に答えますから、細かいことは部長に聞いてもらえばと思います。
今回、地方創生だったり成長産業の強化というところを目玉に新年度予算を発表されたかと思うが、同じく強い経済を掲げている高市政権がこの間の選挙で圧勝したというところで、その受け止めと、あと県への影響だったり評価を聞かせてほしい。
私も、当選以来ずっと富県宮城を掲げて、やはり経済基盤をしっかりしないと、福祉にしても教育にしても環境施策にしても何もできないんですということをずっと言ってまいりました。そういった意味では、やることはどこまで同じなのかどうか分かりませんけれども、目指す方向は同じではないかと考えております。また、県が今まで行ってきたことに対して自民党はずっと応援してくれておりますので、そういった意味では、県内の国会議員を中心に、ご支援を継続、さらに発展していただけるのではないかと思っているところであります。
何か懸念点とかそういったところは特になかったか。
今のところはまだスタートしていませんからですね。やはり直近の懸念は早く予算を通していただかなければならない。3分の2以上持っていますので、恐らく参議院でどういうことがあっても予算を通せるとは思うんですが、やはり予算が通らなければわれわれは執行できませんので、議案を通しました、でも執行できませんという足踏み状態が続きますと、どうしても県民の皆さんの生活に影響を与えてしまいます。そういったことから、3分の2以上与党で持っている以上は早く予算を通していただきたいという考え方を持っています。
今回、自民党の歴史的大勝になって、宮城県政界でも構図が一変したと思う。特に4区の安住淳さん、10期務められたが落選された。その受け止めをお願いする。
安住さんは、震災のとき民主党で財務大臣をされて、本当に寄り添った対応をしていただきました。グループ補助金などは安住さんの下で作られた制度だったと記憶しております。そういった意味では、非常に宮城県の復興に貢献をしてくださった、多大な貢献をしてくださった、非常に力のある国会議員、代議士であったと私は高く評価しているところであります。ただ、選挙ですから、こればかりは有権者の皆さまのご判断でございますので、これをしっかりと結果を受け止めて、次のご自身の進むべき道についてよくお考えいただきたいなと思います。
安住さんとは選挙後何か連絡とかはあったか。
はい、メールはさせていただきました。電話はしておりませんが、メールをいたしまして、残念な結果でしたけれども、次を見据えてぜひとも頑張っていただきたいというエールを送らせていただきました。
何か反応はあったか。
「ありがとうございます」という返事がありました。
今回、自民の圧勝の背景の一つにまずSNS戦略というのがあったというふうに言われている……
怖いねえ。
特に4区では、どちらかというと安住さんに対して批判的な投稿が大半を占めて、逆に森下さんを応援するような投稿というのが、高市さんへの応援とともに見られたという傾向があって、知事にとっては無関係ではないというか、見覚えのある光景だったかなと思うが、その影響はどのようにお感じになったか。
確かにかなり安住さんにとっては逆風になるような流れではなかったかなと見ておりました。ああいう流れができてしまうと、もう止められないですよね。私もそうでしたけれども。足を組んでクリームパンを食べたって何も問題ないと思いますし、寒かったですからね、ポケットにたまたまちょっと入れたところを、入れたのではないかなと思ったんですけれども。これも、森下さんのほうがあえて流したわけではないと思いますので、私の知事選挙のときとはまたちょっと違うかなと。私のときは参政党の支持者の方が意図的にそういうのを流したと思っていますので、そういった意味でちょっと違いはあるかなと思いますけれども。いずれにしても、なるべく公平な選挙、フェアな選挙をやっていただきたいと思います。
インフレ下における予算編成については、知事、20年間、基本的に失われた30年という中、20年間の予算編成、デフレの環境で予算編成をやってこられたと思うが、今般、もうインフレがだいぶ定着してきたようで、インフレ下とデフレ下で予算編成に対する考え方とか予算編成の仕方について違いがあるのかなというので伺いたいが、素人的に考えてみても、税収が上振れするということはあるだろうし、一方で、長期的なハード整備とかは、われわれハード整備の整備費が上がると、えてして批判的に見ることが多いわけだが、ハード整備も当然、10年とかそういったスパンで考えれば、経費もどんどん上がっていくだろうと思うが、その辺で、財政の規律とかもしくは予算の編成の仕方で、何かデフレとインフレでこれまでの経験を踏まえて変わった考え方があるのかというのを伺いたい。
ハード整備等の事業費が上がっても、その分税収が上振れすれば問題ないんですが、一番心配なのは金利ですね、金利。金利がどんどん上がっていってしまっています。ということは、当然ですが、借金の返済額が物すごく増えてくる、高止まりになってくるということです。これはものすごく大きな影響がありまして、この先やっぱり読めないです。すごく心配です。ですから、なるべく借金をしないように、借金を減らすようにしていかなければならないと思います。当然、税収の見合い、それから国から来る交付税等や補助金、こういったようなものをしっかり見据えながら、無理のない、身の丈に合った予算編成ということに心がけたつもりであります。
後で総務部長に説明を伺おうと思ったが、県債、公債費のところは、想定する金利はかなり長期金利の上昇によって上振れしてきているという……
当然です。してきます。特にまた金融機関も、こういうふうになってくると長い期間貸すのを嫌がります。金利がどうなるか分からないので、長くても10年とか短い期間できますので、非常に心配ですね。まして、県は今財政的にはちょっと落ち着いていますけれども、財政状況が厳しくなってくると、当然金利がどんどん上がってくると。上がった金利でないと受けてくれないということになりますから、とにかく常に財政状況ということは宮城県の経営者としては頭に入れながら、借金を少しでも減らす方向に持っていくということが重要だと思っています。
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