東日本大震災宮城の震災対応記録

(職員インタビューによる震災の記憶・経験の伝承)

ここから本文です。

広域防災拠点の整備

 県内には、発災直後から医療、消防、警察、自衛隊等の支援部隊が集結したが、これらが集結する拠点を十分に確保することができず、被災地への迅速な人員投入や、全国から届いた大量の支援物資を適時的確に集配することができなかった。
 県はこうした経験を踏まえ、学識経験者等による「宮城県広域防災拠点整備検討会議」における対応策の検討をもとに、平成26年2月、政策・財政会議で大規模事業評価書を確定、「宮城県広域防災拠点基本構想・計画」を策定し、広域防災拠点の計画地を、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)の「仙台貨物ターミナル駅」の移転を前提として仙台市宮城野区宮城野原地区とした。
 平成27年10月には、「宮城県広域防災拠点基本設計(案)」を策定し、広域防災拠点の基本的な施設配置を示しつつ、平常時は自然豊かな憩いの場や運動公園として利用する方針とした。
 平成28年6月、県とJR貨物との間で基本合意書が締結され、早期の全面供用開始に向け、事業が進められている。

後輩たちへのメッセージ

関連項目

宮城県土木部東日本大震災5年間の復旧・復興の記録

(宮城県土木部・平成29年3月)

東日本大震災 再生期前半(平成26・27年度)の取組記録誌

(宮城県震災復興・企画部震災復興推進課・平成29年3月)

東日本大震災 再生期後半(平成28・29年度)の取組記録誌

(宮城県震災復興・企画部震災復興推進課・平成31年3月)

ご意見・ご感想

記録誌やインタビューをご覧いただいて、ご意見やご感想をお寄せください。

いただいたご意見の一部は当ページで公開させていただく場合がございます。ご了承ください。

投稿フォームへ