東日本大震災宮城の震災対応記録

(職員インタビューによる震災の記憶・経験の伝承)

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復興に関する広報・啓発

 平成23年4月22日、県震災復興本部の運営や国の東日本大震災復興構想会議との調整を行うため、「震災復興推進課」が設置された。その所掌業務の一つが復興に関する広報・啓発であったが、広報業務の経験者は少なく、ノウハウ、予算ともにゼロベースからのスタートであった。
 初年度には、被災者の生活再建支援に関する様々な情報をまとめた冊子「みやぎ被災者生活支援ガイドブック」や、被災地の復興の進捗を伝える冊子「みやぎ・復興の歩み」の発行を開始。その後、県外避難者向けの「みやぎ復興定期便」や職員の手づくりによる広報紙「みやぎ復興プレス」を創刊する等、ニーズや対象に合わせた情報発信を工夫した。
 震災から5年後、県は記憶の風化対策へと広報戦略の転換を図り、平成28年5月、「みやぎ復興プレス」をリニューアルし、これからの復興を担う若い世代を主な訴求対象とした広報紙「NOW IS.」を創刊。同紙は令和3年3月まで、被災地の「いま」を発信し続けた。

後輩たちへのメッセージ

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