先輩職員の声

トップページ > 中央児童相談所黒川支所 家庭支援班 (福祉・社会福祉士)-職員紹介

中央児童相談所黒川支所 家庭支援班 鎌田技術主査

【社会福祉士】令和2年度 入庁

 

宮城県職員を目指した理由・きっかけ

学生時代に社会福祉士を取得し、卒業後は福祉関係の従事していました。ある時、児童虐待の件数が年々増加していること、過去最多を更新し続けている現状であることをラジオCMで度々耳にする機会がありました。次第に関心が高まり、自身でも調べるようになり、児童福祉に携われる仕事を探していたところ県等で設置している児童相談所を知りました。出身地である宮城県で、社会福祉士としての専門職を活かし、こどもの未来や成長に関われる仕事に従事したいという思いから志望しました。

 

現在の担当業務について

 

児童相談所では、原則18歳未満のこどもに関するあらゆる相談について、専門性の異なる職種と連携を図りながら、こどもの最善の利益を目指しながら支援しています。相談内容としては、虐待・非行・育成・障害・里親など多岐にわたり、こどもやその家庭を取り巻く環境によって課題も異なります。

 

その中で私は、地区担当の児童福祉司として、お子さんやご家族等との面談を行いながら、各々の抱える課題や困り感について一緒に考えながら、家庭全体で安全・安心して生活できるよう、学校や医療機関、市町村など地域の関係機関と連携しながら、必要な支援を検討し支援を行っています。

お子さんやご家族が主体的に課題等に向き合っていけるように、伴奏していく意識を持ちながら関わることを大切にしています。

 

これまでの業務の中で印象的なエピソード

児童相談所の仕事はご家族等からの相談ニーズがあって関わるものだけでなく、ニーズがなくても介入していく必要があります。そのため、ご家族等から感謝されないことも少なくありません。

 

私があるご家庭を担当した際、初めはご家族等としても予期しない児童相談所の介入に不信感を抱き、話も聞き入れてくれない状況でありましたが、そのご家族等と繋がりがある市町村や所属と連携(役割分担)を図りながら支援を重ねることで、ご家族等の心がほんの少しずつですが開き、お子さんとの関わりについての困り感等について打ち明けてくれるようになりました。

 

目に見えての大きな成果は見えにくいですが、ほんの少しでも変化が見られることに大きな嬉しさや達成感を感じましたし、それが児童相談所のやりがいであると私は感じています。

 

現在の職場や周りの職員の雰囲気について

 

 

一言でいうと温かく心身的にも安心できる職場環境だと感じています。多くの専門職が在籍しており、それぞれの知識や経験を尊重しあいながら業務を進めたり、支援方針を検討したりしています。時には支援方針を検討する際に、専門職で意見が合致しないこともありますが、所としてそれぞれの意見を尊重しながら、そのご家庭等に対しての最善を考え、チームとして対応していく、その体制が整っています。

 

また、新しく赴任された方は基本、先輩職員と同行で動くので、心理的にも安心して働ける職場だと感じております。

 

ワーク・ライフ・バランスのために心がけていることや業務以外で打ち込んでいること

私は現在、未就学児の育児中であるため、こどもの出産後には育休を取得したり、こどものお迎えや行事等でお休みをいただくことが度々あります。周囲に支えていただきながら自身の家庭の時間も大切にしています。また、周囲も子育て中の職員も多く、互いにサポートをし合うということを私自身も意識しながら従事しています。

 

また、休日は前職の経験も活かしながら障害者スポーツのボランティアコーチなど、仕事の以外の余暇の時間も大切にしています。

 

宮城県職員を目指す方へのメッセージ

宮城県には、学校卒業後すぐに入庁する方や、民間企業での経験を経て転職される方など、様々な背景を持つ職員が働いています。私も民間企業での経験を経て入庁した身です。

 

県の業務は幅広く、また管轄の地域も仙台市を除く34市町村と広く、それぞれの地域の課題も多様化しているため、これまでの経験や価値観を活かせる場面が多くあります。お子さんやご家族等の生活や人生に直接関わる仕事であり、とても大きな責任のある仕事ではありますが、それ以上にやりがいのある仕事であり、困難な状況に陥った際には職場の皆がすぐに相談に乗ってくれ、必要な助言もしてもらえる環境であるため、自身を成長させられる環境にあると感じています。

 

より良い宮城県、こどものより良い未来を目指し、ともに切磋琢磨しながら働ける日を楽しみにしています。


1日のスケジュール
  • 8:30
    出勤、メールとスケジュールを確認
  • 9:00
    所内打合せ、関係機関等への連絡
  • 10:00
    家庭訪問
  • 12:00
    昼休憩
  • 13:00
    所内会議、記録作成
  • 14:30
    来所面接の対応
  • 15:30
    来所面接や家庭訪問、ケース会議等の日程調整
  • 16:30
    記録作成及び会議資料等の作成
  • 17:15
    退勤

 

 

本記事は令和8年6月時点の情報を元に作成しています。