多彩な魅力あふれる街で、いのちの海に祈る

石巻エリア

[ 石巻市・東松島市・女川町 ]

エリアガイド

1みやぎ東日本大震災津波伝承館

震災伝承関連施設

2石巻南浜津波復興祈念公園

震災伝承関連施設

3石巻市震災遺構門脇小学校

震災伝承関連施設

4MEET門脇

震災伝承関連施設

5石巻市震災遺構大川小学校

震災伝承関連施設

6いしのまき元気いちば

観光関連施設

7石ノ森萬画館

観光関連施設

8道の駅「硯上の里おがつ」

観光関連施設

9道の駅おながわ

観光関連施設

10東日本大震災遺構旧女川交番

震災伝承関連施設

11マッシュパーク女川

観光関連施設

12東松島市東日本大震災復興祈念公園/東松島市震災復興伝承館

震災伝承関連施設

13KIBOTCHA(キボッチャ)

観光関連施設

14石巻市「ホヤ」

グルメ

15東松島市「のりうどん」

グルメ

16女川町「海鮮丼」

グルメ

 

みやぎ東日本大震災津波伝承館

震災伝承関連施設

1

パネルや映像よる展示

シアター「くり返さないために」

 石巻南浜津波復興祈念公園内にあるみやぎ東日本大震災津波伝承館は、「かけがえのない命を守るために、未来へと記憶を届ける場」をコンセプトに建てられました。
 建物は屋内直径40mの正円形の建物で、屋根は林立するランダムな細い柱で支えられ、建物周辺に植えられた樹林(マツ)が成長した際に連続した空間となるようデザインされています。外壁は全方位を見渡せるよう透明なガラス張りとしており、屋内からの視線の先には、日和山、善海田稲荷、石巻市震災遺構門脇小学校、追悼の広場、日本製紙工場の複数の煙突の煙などをとらえることができます。また、建物の一番高い北側の屋根の高さは6.9mで、この地を襲った津波が停滞したときの高さを体感できるようになっています。
 リアルな津波の映像や被災者の証言等により、津波から命を守るためには「逃げるしかない」ことを訴える映像をはじめ、県内の震災伝承施設や語り部活動を行う団体等のほか、震災を契機に生まれた地域の復興に関する取組等を紹介するなど、被災の状況や津波から尊い命を守るための教訓等をパネルや映像を用いて伝えています。(映像出演者:79団体90人)

【対応言語:英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語】
・英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語のリーフレットがあります。
・英語、中国語(簡体字)中国語(繁体字)、韓国語に切り替え可能なパネルがあります(QRコード読み取り)。

みやぎ東日本大震災津波伝承館
動画はこちら

所在地:石巻市南浜町2丁目1-56
電話番号:0225-98-8081
開館時間:9:00-17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月4日)
料金:無料
交通:JR石巻駅から車で約10分
HP:https://www.pref.miyagi.jp/site/denshokan/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

公園全景

震災伝承関連施設

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祈りの場(献花台)

三代目「がんばろう!石巻」看板

 石巻南浜津波復興祈念公園がある地域は、石巻市南部の旧北上川河口付近にあり、東日本大震災の前は約1,800世帯4,500人が暮らす住宅街でした。東日本大震災では、地震や津波、火災、さらに地盤沈下といった複合的な被害を受け、500人以上の方々が亡くなられました。
 石巻南浜津波復興祈念公園は、震災により亡くなられたすべての方への追悼の場として、また、震災の記憶と教訓を後世に伝える拠点として、国・宮城県・石巻市が連携して整備しました。みやぎ東日本大震災津波伝承館、追悼の広場、祈りの場や石巻市慰霊碑のほか、「津波に負けたくない」「地域の方を励ましたい」との思いから、発災後1か月で製作した「がんばろう!石巻」看板(現3代目)などがあります。

【対応言語:英語、中国語(簡体字)】 
・英語と中国語(簡体字)のリーフレットがあります。
・英語の案内看板があります(QRコード読み取り)。
・英語、中国語(簡体字)に切り替え可能な案内看板があります(QRコード読み取り)。

所在地:石巻市南浜町2丁目1-56
電話番号:0225-98-7401
開園時間:9:00~18:00(4月~9月)9:00~17:00(10月~3月)
休園日:年中無休
料金:無料
交通:JR石巻駅から車で約10分
HP:https://ishinomakiminamihama-park.jp/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

津波火災の痕跡を唯一残す震災遺構

震災伝承関連施設

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津波で大きく形を変えた被災車両

復元したプレハブの仮設住宅

 津波で流されたプロパンガスボンベや自動車の損傷などから引き起こされる津波火災は、東日本大震災の被災各地で発生しました。本施設は、津波火災の痕跡を唯一残す震災遺構として、火災に見舞われた校舎を公開しています。石巻平野に繰り返し津波が襲っていたことを示す記録も展示され、震災の教訓を、映像や実物資料、体験者の証言などで伝える遺構です。
 南浜・門脇地区では500人以上の市民が、死亡・行方不明となりました。地震発生当時、学校にいた児童、教職員らは訓練通りに日和山へと避難し、多くの命が助かりました。そのことから、命を守るための避難行動や、平時の避難訓練、地域を知る大切さについても学ぶことができます。
 本校舎内には立ち入ることができないため、外部通路を利用した見学が可能で、隣接する屋内運動場には、津波で大きく形を変えた被災車両や、復元したプレハブの仮設住宅も展示しています。
 石巻南浜津波復興祈念公園やMEET門脇にも近く、併せて巡ることもできます。

【対応言語:英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語】
・日本語と英語が併記された展示があります(一部)。
・英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語の案内に対応したタブレット(有料)があります。

所在地:石巻市門脇4丁目3-15
電話番号:0225-98-8630
開館時間:9:00-17:00(最終入館 16:00(3~10月)、15:30(11~2月))
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※毎月11日、6月12日(みやぎ県民防災の日)、9月1日(防災の日)、11月5日(津波防災の日)は特別開館(特別開館日が月曜日の場合は翌日が休館)
料金:有料(詳細は施設のHPをご覧ください)
交通:JR石巻駅から車で約10分
HP:https://www.ishinomakiikou.net/kadonowaki/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

MEET門脇

震災伝承関連施設

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ARアプリを活用した公園周辺ガイド

石巻南浜津波復興祈念公園周辺での体験学習

 March 11 Education & Exhibition Theaterの頭文字から命名され、「3.11でつながろう、未来のために動き出そう」をコンセプトに寄附等で建設された民間の伝承交流施設。
 大画面の2面シアターでは、住民100人以上の避難行動を可視化し、「避難の連鎖」で命を守れる希望を伝えます。ご遺族からお預かりした被災物の展示や、被災を体験した子どもの視点の漫画動画により、震災をふりかえります。石巻南浜津波復興祈念公園や震災遺構門脇小学校と近接しており、失われたまち並みや3.11の避難の教訓を、ARアプリや語り部と共に追体験するプログラムの拠点として活用されています。

所在地:石巻市門脇町5丁目1-1
電話番号:0225-98-3691(3.11メモリアルネットワーク)
開館時間:10:00-17:00(最終受付16:30)
休館日:水曜
料金:有料(詳細は施設のHPをご覧ください) ※高校生以下無料
交通:JR石巻駅から車で約10分
HP:https://311support.com/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

石巻市震災遺構大川小学校

震災伝承関連施設

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渡り廊下

大川震災伝承館展示室

 東日本大震災以前、大川地区には9つの行政区があり、約720世帯2500人が暮らしていました。2011年3月11日、巨大地震により発生した大津波は、北上川を遡上し、海から3.7km内陸に位置する大川小学校にも8.6mの高さで襲来。大川地区では多くの地域住民と小学校の児童74名、教職員10名を含む416名が死亡・行方不明となりました。
 被害を受けた校舎は、慰霊・追悼の場、そして「いのちについて考える場所」として整備・公開されています。震災被害の事実や、事前防災と避難の重要性を伝えることを目的に、既存施設は極力手を加えず保存。外から遺構を見学でき、献花台も設置されています。
 また、隣接する大川震災伝承館には、地震発生から津波が到達するまでの状況や、地域の被害を伝える資料が展示されているほか、多目的スペースもあります。

【対応言語:英語】
・日本語と英語が併記された展示があります。

所在地:石巻市釜谷字韮島94
電話番号:0225-24-6315
開館時間:9:00-17:00(最終入館16:30)
休館日:
●震災遺構大川小学校:年中無休
●大川震災伝承館:水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※毎月11日、6月12日(みやぎ県民防災の日)、9月1日(防災の日)、11月5日(津波防災の日)は特別開館(特別開館日が水曜日の場合は翌日休館)
料金:無料
交通:JR鹿又駅から車で約25分
HP:https://www.ishinomakiikou.net/okawa/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

いしのまき元気いちば

観光関連施設

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1階の販売コーナー

2階にある広々としたフードコート

 北上川沿いの中心市街地に誕生したマーケット。石巻地域の「元気」と「おいしい」をまるごと堪能できる場所になっており、1階の「元気いちば」には、新鮮な旬の魚介類をはじめ、水産加工品や農産品、物産品、震災復興応援地域の特産品などがお手頃価格で揃います。石巻ならではのお土産品も豊富にラインナップ。2階には約140席ある広々としたフードコートがあり、鮮度抜群の海の幸を使った丼や定食、ラーメンなどが楽しめます。北上川を望むテラス席も人気です。
 本施設向かいの立体駐車場は2時間まで駐車無料。石ノ森萬画館にも近く、観光前後の立ち寄りスポットしてもおすすめです。

所在地:石巻市中央2丁目11-11
電話番号:0225-98-5539
営業時間:1階 9:00-19:00
     2階 日~金・祝日11:00-20:00 土・祝日前 11:00-20:30
定休日:不定休(ウェブサイトで最新情報を要確認)
交通:JR石巻駅から徒歩約12分
HP:http://genki-ishinomaki.com/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

石ノ森萬画館

観光関連施設

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仮面ライダーに変身!

仮面ライダーモニュメント

 『サイボーグ009』『仮面ライダー』などの名作を生み出した漫画家、石ノ森章太郎の作品世界を立体的に再現したミュージアム。
 石ノ森章太郎は宮城県登米郡中田町(現・登米市)の出身。1954年に『二級天使』でデビューして以来、数々のヒット作を手掛け、日本の特撮やアニメーションにも大きな影響を与えました。学生時代に石巻市中瀬地区の映画館を訪れていた縁から、石巻市の中心市街地ににぎわいを創出するため、同地区にミュージアムを建設。宇宙船をイメージした外観は、自身の発案が基になっています。
 旧北上川河口の中瀬にあるこの建物は、東日本大震災による津波で1階が6.5mまで浸水。1階の展示物は流失しましたが、過去にこの地を襲った津波の教訓から、8m以上の場所に保管していた原画などの貴重な資料は難を逃れました。
 館内は、アミューズメント性と動きを重視した展示になっており、来館者に夢とマンガの面白さを伝えています。
 また、JR石巻駅からミュージアムに向かう道のりは「石巻マンガロード」と呼ばれ、石ノ森章太郎が描いたキャラクターのモニュメントが点在。ベンチやポストなど、至るところに隠れているキャラクターを探しながら歩く楽しみがあります。

所在地:石巻市中瀬2-7
電話番号:0225-96-5055
開館時間:9:00-17:00
休館日:火曜(祝日の場合は翌日) ※4月29日~5月5日、7月21日~8月24日、12月24日~1月7日、3月25日~4月7日は開館
料金:有料(詳細は施設のHPをご覧ください)
交通:JR石巻駅から徒歩12分
HP:https://www.mangattan.jp/manga/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

雄勝硯伝統産業会館

観光関連施設

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全国でも珍しい硯の展示

観光物産交流館の物産販売

 美しい海が見渡せる雄勝地区中心部の高台に建てられた、観光・産業の拠点。観光物産交流館「おがつ・たなこや」では、海産物や加工品など地域の特産品が購入できるほか、寿司やそばなどが味わえます。 
 雄勝は、石巻市の中でも深刻な津波被害を受けた地域で、集落にあった住宅の8割が全壊しました。現在、観光物産交流館の隣に建つ雄勝硯伝統産業会館も、建物が震災で全壊し、2020年にこの地に再建されました。
 地域の名産品、玄昌石「雄勝石」は、圧縮や曲げに強く、吸水率が低いことから、硯石や建物の屋根材、食器など、様々な用途に加工されています。雄勝硯伝統産業会館はその伝統文化を伝えており、被災した硯も水洗いするなどして再び展示。重さ500kg、長さ160cmの日本一大きい硯は見どころの一つです。館内のショップでは、雄勝石をはじめ、雄勝石を使ったお土産も購入できます。

所在地:石巻市雄勝町下雄勝2-17
電話番号:0225-25-6844
営業時間:施設によって異なります。
休館日:観光物産交流館は店舗により異なります。雄勝硯伝統産業会館は火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金:有料(詳細は施設のHPをご覧ください)
交通:JR女川駅からタクシー20分
HP:https://ogatsu-rs.jp/

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

海へまっすぐ伸びるレンガみち

観光関連施設

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シーパルピア女川、地元市場ハマテラス、女川町まちなか交流館、女川たびの情報館「ぷらっと」がある女川駅前の商業エリア

飲食店や土産物店、クラフト工房など、様々な業種の店舗が出店

 シーパルピア女川、地元市場ハマテラス、女川町まちなか交流館、女川町たびの情報館「ぷらっと」を含むエリアが「道の駅おながわ」に登録され、町内外の人が集まる憩いの場になっています。商業施設が並ぶ女川駅から海へのレンガ道は、高台への安全な避難路として緊急時に機能。この「女川駅前レンガみち周辺地区」は、2018年度の都市景観大賞の都市空間部門で国土交通大臣賞(大賞)にも選ばれました。
 シーパルピア女川には、小売店や飲食店、工房など様々な業種が集まっており、地元市場ハマテラスには、鮮魚や水産加工品を扱う市場や海の幸が楽しめる飲食店が出店しています。さらに、女川町まちなか交流館には、復興状況を紹介するパネルや模型の展示もあります。
 また、女川駅舎に併設された温泉温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」や、トレーラーハウスを利用した宿泊施設などがあるので、駅近に滞在しながらの観光もおすすめです。さらに、近隣には東日本大震災遺構旧女川交番と、海の生き物をモチーフにした遊具で遊べるマッシュパーク女川があります。加えて、冬は女川駅前広場からレンガ道にかけて美しいイルミネーションに包まれ、幻想的な景観をつくります。

所在地:牡鹿郡女川町女川2-66
電話番号:0225-24-8118
営業時間:店舗により異なります
定休日:店舗により異なります
交通:JR女川駅から徒歩1分
HP:http://onagawa-mirai.jp/

女川町は―

 牡鹿郡女川町は、宮城県の北東部、太平洋に向かって突き出した牡鹿半島の基部に位置します。複雑に入り組んだリアス海岸が豊かな漁場をつくり、カキやホタテ、ギンザケなどの養殖業が盛ん。仙台駅からは、車・電車ともに約1時間30分で行くことができます。
 女川町は東日本大震災で深刻な被害を受けました。高さ約20mの津波が町を襲い、町内にあった住宅のうち7割が流出しました。また、死者は615人(震災関連死を含む)、行方不明者は257人となり、住家被害は全壊が2,924棟、半壊が349棟に上りました。(※)
 復興に向けて女川の人たちが進んだのは、「防潮堤のない、海が見えるまちづくり」。住宅地を安全な高台に移し、JR女川駅を中心に「にぎわい拠点」として商業・観光施設が整備されました。
出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課) 

 

東日本大震災遺構旧女川交番

震災伝承関連施設

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見学用スロープの壁面に掲げられたパネル

鉄筋コンクリートの建造物が津波で倒壊・転倒した例は世界的にも珍しい

 1978年に建てられた鉄筋コンクリート造2階建ての旧女川交番は、1階が執務室、2階が休憩室として利用されていました。  東日本大震災の大津波を受けた建物は、引き波の威力により基礎部分の杭が引き抜かれ、横倒しになったと考えられます。鉄筋コンクリートの建造物が津波で倒壊・転倒した例は世界的にも珍しく、被災当時の状態のままで経年劣化を許容しながら残す「見守り保存」として展示しており、津波で運ばれた漂流物の残骸も、当時の姿で残されています。見学用スロープの壁面に掲げられたパネルからは、震災前の女川のまち並みや被災直後の様子、復興までの歩みを知ることができます。

所在地:牡鹿郡女川町海岸通り1(女川町海岸広場内)
電話番号:0225-24-8118(女川みらい創造㈱)
休館日:無休
料金:無料
交通:JR女川駅から徒歩5分
HP:https://www.town.onagawa.miyagi.jp/03_00_08.html

女川町は―

 牡鹿郡女川町は、宮城県の北東部、太平洋に向かって突き出した牡鹿半島の基部に位置します。複雑に入り組んだリアス海岸が豊かな漁場をつくり、カキやホタテ、ギンザケなどの養殖業が盛ん。仙台駅からは、車・電車ともに約1時間30分で行くことができます。
 女川町は東日本大震災で深刻な被害を受けました。高さ約20mの津波が町を襲い、町内にあった住宅のうち7割が流出しました。また、死者は615人(震災関連死を含む)、行方不明者は257人となり、住家被害は全壊が2,924棟、半壊が349棟に上りました。(※)
 復興に向けて女川の人たちが進んだのは、「防潮堤のない、海が見えるまちづくり」。住宅地を安全な高台に移し、JR女川駅を中心に「にぎわい拠点」として商業・観光施設が整備されました。
出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課) 

 

マッシュパーク女川

観光関連施設

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体長7.4メートル「さんごちゃん」の滑り台

地面から自由に飛び出す「ちんあなごくん」

 ウミウシやヒトデ、サンゴなど、海の生き物をモチーフにしたカラフルな遊具が目にも楽しい、アートな公園。「子どもたちに最高の笑顔を届けたい」という思いのもと、東京に本社がある㈱マッシュホールディングスにより、東日本大震災で人的被害や住家被害の割合が最も高かった女川町に寄贈されました。建設には、チャリティイベントや、チャリティキャンペーンの寄附金が充てられ、世界で活躍する彫刻家、髙田洋一氏が遊具をデザイン。「海が見えるまちづくり」を選んだ女川町に溶け込んだ空間は、子どもたちの感性を刺激し、想像力を育みます。

所在地:牡鹿郡女川町海岸通り2(女川町海岸広場内)
電話番号:0225-24-8118(女川みらい創造㈱)
休園日:無休
料金:無料
交通:JR女川駅から徒歩5分
HP:https://mashgroup.jp/mashparkproject/mp_onagawa.html

女川町は―

 牡鹿郡女川町は、宮城県の北東部、太平洋に向かって突き出した牡鹿半島の基部に位置します。複雑に入り組んだリアス海岸が豊かな漁場をつくり、カキやホタテ、ギンザケなどの養殖業が盛ん。仙台駅からは、車・電車ともに約1時間30分で行くことができます。
 女川町は東日本大震災で深刻な被害を受けました。高さ約20mの津波が町を襲い、町内にあった住宅のうち7割が流出しました。また、死者は615人(震災関連死を含む)、行方不明者は257人となり、住家被害は全壊が2,924棟、半壊が349棟に上りました。(※)
 復興に向けて女川の人たちが進んだのは、「防潮堤のない、海が見えるまちづくり」。住宅地を安全な高台に移し、JR女川駅を中心に「にぎわい拠点」として商業・観光施設が整備されました。
出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課) 

 

東松島市震災復興伝承館

震災伝承関連施設

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旧野蒜駅プラットホーム

祈念広場の慰霊碑(震災復興モニュメント)

 震災で亡くなられた方々への追悼と鎮魂、そして震災の記録と教訓を後世に発信する場所として野蒜地区に整備されたのが、東松島市東日本大震災復興祈念公園です。公園内には旧野蒜駅舎を改修して造られた東松島市震災復興伝承館があり、震災当時の状況や復興への歩みを記録した写真、映像を見ることができます。また、伝承館に隣接する祈念広場の中央に設置された慰霊碑(モニュメント)は、この地を襲った津波と同じ3.7mの高さの波模様が施されています。内部には亡くなられた方々一人ひとりの名前を刻んだ芳名板を安置し、背面には御霊を表す多くの正円を刻むなど、「忘れない」という思いが込められています。
 また、ゆがんだ線路や折れ曲がった柱など、生々しい津波の痕跡を残す旧野蒜駅プラットホームは、震災の記録と教訓を後世に引き継ぐ震災遺構として、保存・展示されています。

【対応言語:英語】
・英語のチラシがあります。
・日本語と英語が併記された展示があります(一部)。

東松島市震災復興伝承館
動画はこちら

所在地:東松島市野蒜字北余景56-36
電話番号:0225-86-2985
開館時間:9:00-17:00
休館日:第3水曜、年末年始(12月29日~1月3日)
料金:無料
交通:JR野蒜駅から徒歩約15分
HP:https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/shisei/shinsaifukko/fukkokinenkoen/fukkodensyokan.html

東松島市は―

 仙台駅から電車で約40分。仙台市と石巻市の間に位置する東松島市は、穏やかな気候と美しい自然に恵まれたまちです。松島湾最大の島、宮戸島から野蒜海岸までの一帯は奥松島と呼ばれ、絶景が広がる観光スポットとして知られています。海苔やカキの養殖をはじめとした水産業に加え、トウモロコシやいちご、トマトなどの農産品も盛んです。
 東日本大震災の津波により市街地の約65%が浸水した同市では、死者は1,110人(震災関連死を含む)、行方不明者は23人となり、住家被害は全壊が5,519棟、半壊が5,558棟に上ったほか、漁港や農地も壊滅的な状況に陥りました。(※)
※ 出典:東松島市「東日本大震災復興記録誌」(2021年3月31日発行)

 

KIBOTCHA(キボッチャ)

観光関連施設

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全天候型室内プレイルーム

大人数まで対応できる2段ベッド

 津波被害により閉校した旧野蒜小学校を改修し、誕生した防災体験型宿泊施設。希望、防災、未来(Future)を組み合わせ、「未来の担い手である子どもたちに命の大切さを伝えたい」という思いで命名されました。一人から大人数まで対応できる客室があり、屋外ではキャンプやグランピング、日帰りバーベキューも可能。全天候型屋内プレイルームやフィットネスルームもあります。奥松島運動公園の近くに位置しており、スポーツ合宿の宿泊場所としても最適です。
 また、被災備品や映像資料の展示をはじめ、自衛隊OB監修による防災教育キャンプ、被災者の語り部イベントなど、防災教育も積極的に行っています。

所在地:東松島市野蒜字亀岡80
電話番号:0225-25-7319
料金:詳細は施設のHPをご覧ください
交通:JR野蒜駅から徒歩約8分
HP:https://kibotcha.com/

東松島市は―

 仙台駅から電車で約40分。仙台市と石巻市の間に位置する東松島市は、穏やかな気候と美しい自然に恵まれたまちです。松島湾最大の島、宮戸島から野蒜海岸までの一帯は奥松島と呼ばれ、絶景が広がる観光スポットとして知られています。海苔やカキの養殖をはじめとした水産業に加え、トウモロコシやいちご、トマトなどの農産品も盛んです。
 東日本大震災の津波により市街地の約65%が浸水した同市では、死者は1,110人(震災関連死を含む)、行方不明者は23人となり、住家被害は全壊が5,519棟、半壊が5,558棟に上ったほか、漁港や農地も壊滅的な状況に陥りました。(※)
※ 出典:東松島市「東日本大震災復興記録誌」(2021年3月31日発行)

 

郷土料理「ホヤ雑煮」

グルメ

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殻付ホヤ

ホヤの身

 その特徴的な形から、「海のパイナップル」とも呼ばれる「ホヤ」は、三陸を代表する海産物の一つです。ホヤを使った料理は刺身や酢の物が一般的ですが、石巻地域には昔から伝わる「ホヤ雑煮」があります。ホヤは具材としてだけでなく出汁の材料にも使用。塩漬けにして焼き、干したホヤから取った出汁は、特有のクセが抑えられ、しっかりとした旨味が楽しめます。具材は、戻したホヤと焼いた角餅、野菜、なると、セリ、いくらなど。地産地消の郷土料理です。

石巻市は―

 石巻市は宮城県北東部に位置し、仙台市に次いで人口が多い宮城県第二の都市です。仙台市からはJR仙石東北ラインを利用して60分ほど。金華山をはじめ、豊かな漁場を有する漁業のまちです。
 東日本大震災では、震源から最も近く、津波により市内の73k㎡が浸水しました。死者は3,464人(震災関連死を含む)、行方不明者は414人となり(※1)、住家被害は全壊が20,044棟、半壊が13,049棟に上りました。(※2) 石巻市は、浸水の規模が被災市町村の中で最も大きく、死者・行方不明者の数も被災市町村の中で最も多いことから、東日本大震災の最大の被災地となりました。
※1 出典:石巻市総務部危機対策課 2023年2月末現在
※2 出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)

 

のりうどん

グルメ

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海苔

海苔の収穫

 東松島市の大曲浜で丹精込めて育てた海苔を生地に練り込んだ、見た目は蕎麦のようですが、風味豊かなうどんです。一口すすると口いっぱいに海苔の香りが広がります。乾麺でも販売されており、お土産にも人気です。茹でた麺を冷たい水でしめた「ざるのりうどん」がおすすめ。

問い合わせ先:ちゃんこ萩乃井
所在地:東松島市矢本字河戸29-2
電話番号:0225-82-2478
交通:JR矢本駅から徒歩約6分
HP:http://haginoi.com/

東松島市は―

 仙台駅から電車で約40分。仙台市と石巻市の間に位置する東松島市は、穏やかな気候と美しい自然に恵まれたまちです。松島湾最大の島、宮戸島から野蒜海岸までの一帯は奥松島と呼ばれ、絶景が広がる観光スポットとして知られています。海苔やカキの養殖をはじめとした水産業に加え、トウモロコシやいちご、トマトなどの農産品も盛んです。
 東日本大震災の津波により市街地の約65%が浸水した同市では、死者は1,110人(震災関連死を含む)、行方不明者は23人となり、住家被害は全壊が5,519棟、半壊が5,558棟に上ったほか、漁港や農地も壊滅的な状況に陥りました。(※)
※ 出典:東松島市「東日本大震災復興記録誌」(2021年3月31日発行)

 

おながわ海鮮丼

グルメ

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女川丼アラ汁付き

おながわ海鮮グルメ

 女川町は、カキやホタテ、ギンザケ、ホヤなどの養殖業が盛んで、サンマの水揚げは全国でもトップクラス。世界三大漁場の一つ、金華産沖からは種類豊富な海の幸が女川港に水揚げされます。そんな新鮮な魚介類をふんだんに盛り込んだ海鮮丼は、女川グルメの代表格。町内の飲食店では個性豊かな海鮮丼を提供しており、味・ボリュームともに評判です。

女川町は―

 牡鹿郡女川町は、宮城県の北東部、太平洋に向かって突き出した牡鹿半島の基部に位置します。複雑に入り組んだリアス海岸が豊かな漁場をつくり、カキやホタテ、ギンザケなどの養殖業が盛ん。仙台駅からは、車・電車ともに約1時間30分で行くことができます。
 女川町は東日本大震災で深刻な被害を受けました。高さ約20mの津波が町を襲い、町内にあった住宅のうち7割が流出しました。また、死者は615人(震災関連死を含む)、行方不明者は257人となり、住家被害は全壊が2,924棟、半壊が349棟に上りました。(※)
 復興に向けて女川の人たちが進んだのは、「防潮堤のない、海が見えるまちづくり」。住宅地を安全な高台に移し、JR女川駅を中心に「にぎわい拠点」として商業・観光施設が整備されました。
出典:東日本大震災における被害状況 令和4年9月30日現在 (宮城県復興・危機管理部復興・危機管理総務課)