掲載日:2020年1月22日

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令和元年度第IV期コレクション展示

展覧会概要
会期

2020年1月22日(水曜日)-4月5日(日曜日)

休館

月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火曜日)

料金

一般300円(240円)/大学生150円(120円)/高校生以下無料

( )は20名以上の団体料金。
※特別展の観覧券をお持ちの方は、コレクション展示もご覧いただけます。

本館1階 展示室 1・2

展示作品目録(本館)(PDF:364KB)

特集:小林正人

小林正人(1957-)の作品は、「絵画」のあり方を捉え直すきっかけを与えてくれます。その手法は、あらかじめ張られたカンバスに描くのではなく、布の状態のカンバスと絵具双方を手にしながら色を重ねてゆき、次第に木枠ともども組み上げるというもので、それは絵をその場に「誕生させる」と表現する方が近いかも知れません。当館の所蔵作品と、その前後の時期に制作された寄託作品数点によって、作者独自の絵画世界を紹介します。

出品作品

作品の画像1

小林正人《Unnamed #2》1996年

作品の画像2

小林正人《painting 1》1982年 寄託作品

作品の画像3

小林正人《この星の女 #1》 2011年 寄託作品

作品の画像4

小林正人《編む女》2011年 寄託作品

日本の近現代絵画

日本の洋画の幕開けである明治に始まり、大正、昭和戦前期、戦後の幅広い展開に至るまで、日本の近現代絵画の流れをたどります。

洲之内コレクション

洲之内徹(1913-1987)は、銀座の「現代画廊」を経営する傍ら、美術エッセイ「気まぐれ美術館」で人気を博した画廊主・文筆家として知られています。

洲之内の死後、当館が収蔵した「洲之内コレクション」には、洲之内が亡くなるまで手元に置いた傑作や、彼が発掘した作家たちの作品が含まれています。

ひとつひとつが物語をもつそれらの作品の中から、10点前後を展示します。

ペヒシュタイン

ヘルマン・マックス・ペヒシュタイン(1881-1955)は、ドレスデンで結成された芸術家グループ「ブリュッケ」に参加するなど、ドイツ表現主義の中心人物として活躍しました。当館所蔵の《パイプ煙草を吸う漁師》は、国内でも貴重な「ブリュッケ」の画家による油彩作品です。そのほか、祈りを主題とした木版画の代表作「われらの父」などを展示します。

クレーとカンディンスキー 1930s-1940s

当館では、20世紀美術を代表する芸術家、パウル・クレー(1877-1940)とヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944)の作品を常設展示しています。

今回は、二人がバウハウスを去り、亡くなるまでに新たな展開を見せる、1930年代から1940年代の作品を中心に展示します。

出品作品

作品の画像5

高橋由一《宮城県庁門前図》1881年
宮城県指定有形文化財

作品の画像6

長谷川利行《裸婦》1937年

作品の画像7

ヘルマン・マックス・ペヒシュタイン
《パイプ煙草を吸う漁師》1909年

作品の画像8

パウル・クレー
《グラジオラスの静物》1932年

コレクション展示 ギャラリー・トーク

詳しくは、コレクション展示ギャラリー・トークのご案内をご覧ください。

佐藤忠良記念館 展示室5~9

展示作品目録(佐藤忠良記念館)(PDF:437KB)

佐藤忠良の仕事

宮城県生まれの彫刻家・佐藤忠良による彫刻の代表作を中心に、初期から晩年までの作品を紹介します。
版画や素描は季節ごとに展示替えをします。
また、マリノ・マリーニ《マルク・シャガールの肖像》、シャルル・デスピオ《ベルト・シモン嬢》といった佐藤忠良が収集したコレクションを展示します。

絵本原画:佐藤忠良の絵本

当館では、約550タイトル、1万枚以上の絵本原画コレクションを所蔵しています。
展示室9では、さまざまな作家による絵本原画作品を展示いたします。

今回は、小出保子の絵本原画「もりのひなまつり」、「とんとん、とめてくださいな」を紹介します。

出品作品

作品の画像9

佐藤 忠良 《帽子・夏》 1972年

作品の画像10

小出保子「もりのひなまつり」
1992年3月 福音館書店刊 絵本原画

絵本原画 ギャラリー・トーク

詳しくは、コレクション展示ギャラリー・トークのご案内をご覧ください。

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