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管内協働教育地域指導者研修会【北部】

令和2年12月10日(木曜日)に栗原文化会館において,「令和2年度北部管内協働教育地域指導者研修会」を実施しました。
北部管内の学童保育指導員及び放課後児童支援員並びに公民館職員など31名が参加し,地域の子供を地域全体で育むことについて理解を深め,連携・協働を基盤とした環境づくり・地域づくりの方法や,子供と直接ふれあう場面で生かすことのできる活動プログラムを研修しました。

講義・演習「子供の積極性・能動性を引き出し,自己肯定感を育むレクリエーション」

[講師]松島自然の家(研修支援班)

導入で,様々なバリエーションで行う「じゃんけん」の活動を紹介し,日常的に行う「じゃんけん」が工夫次第で楽しい活動になることを体験させました。また,「言葉を使わずに同じ血液型同士で集まる活動」を紹介した際は,正しくできたら褒めることや,できなくても行動したことを認めること等,子供のやる気を引き出す手法について話しました。
「キーパンチ」や「グリッド」等のMAP活動をとおして,参加者の間に自然にコミュニケーションが生まれ,グループで協力する姿が見られました。子供に活動させる際の注意点として,「自分たちで目標(タイム等)を決めさせること」,「他のグループと競わせないこと」を指摘しました。他のグループとタイムを競わせると,失敗した子供が責められる場合があることを例に挙げ,協力して活動する姿や前向きに話し合う姿等を指導者が取り上げて認めることの重要性について説明しました。
最後に,活動で使用した立ち位置を示すマーカー等が身近な材料で代用できることを紹介し,気軽に実践できるMAPの利点も伝えました。参加者は和やかな雰囲気の中で活動し,それぞれの立場で実践することへの意欲を高めていました。
栗文1 栗文2 栗文3
栗文4 栗文5 栗文6

参加者事後アンケート※抜粋

  • どのゲームも楽しかったです。ホールがないので工夫してやってみようと思いました。
  • すぐに応用・活用できそうなので,さっそくクラブでも試したいです。
  • 今回は自己肯定感を育む活動ということで参加しました。自分がやってみることでコミュニケーションの取り方を感じ取れました。
  • 今回のような広域的な集まりが定期的に実施されると新鮮味があり良いと思う。
  • 大人も楽しめる内容でした。子供も大人も一緒になって遊べることが一番!!
  • じゃんけんでも色々なゲームができることを知りました。グループの作り方も多様にあるのですね。いつも同じような方法やルールのゲームを提示してきたなあと反省させられました。隣のチームと競争させない,自分たちでの目標設定など,工夫次第でできることがたくさんありました。今回の研修はとても良い活動内容であり,支援に使える素晴らしさを大いに感じました。先生方,本当にありがとうございました。心が温かくなりました。
  • とても楽しくできました。年に何度かこのような場があれば良いなと思いました。
  • 研修は楽しくて,すぐに時間が過ぎました。また機会がありましたら参加したいと思います。
  • 特別な道具も必要ではなく,すぐどこでもできる遊びなので,即活用してみたい。
  • 毎回研修に参加できるのが楽しみです。同じ内容の活動でも,参加する人によって違う印象になるんだと感じ,改めてMAPの深さに感動しました。
  • 親子でも体験できるといいと思う。
  • 実行する場所が少ないのが悩みどころです。
  • 昨年に引き続きたいへん有意義な研修で,今後も継続して受講したいと思います。
  • 今回の研修は,子供を肯定し認めることが改めて学べ,とても有意義でした。コロナでいろいろ大変な中,このような機会をありがとうございました。

お問い合わせ先

北部教育事務所教育学事班(生涯学習)

大崎市古川旭四丁目1-1

電話番号:0229-87-3612

ファックス番号:0229-22-7589

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