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掲載日:2024年4月15日

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豚熱(CSF)ワクチンの接種状況について

登録飼養衛生管理者制度について

制度の概要

農林水産省の「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」が令和4年12月に改正され、登録飼養衛生管理者制度が開始されました。

本制度により、研修会の参加等により知事から認定された飼養衛生管理者(登録飼養衛生管理者)について、豚熱ワクチンの接種が可能となりました。

詳細については、以下のリーフレット及び研修資料を参照してください。

【リーフレット】登録飼養衛生管理者による豚熱ワクチン接種(PDF:503KB)

【研修資料(抜粋)】登録飼養衛生管理者による豚熱ワクチン接種のための研修(知識(制度))(PDF:2,905KB)

登録飼養衛生管理者になるために

登録飼養衛生管理者になるためには、以下の条件を満たす必要があります。

1.飼養衛生管理基準が遵守されていること。

2.知事認定獣医師との緊密な連携がとれること。

3.ワクチン保管設備、作業手順書を設置していること。

4.県が実施する研修会を受講していること。

研修会の日程について

令和6年度の研修会は、下記の日程・場所で月に1度開催されます。

 ※6月開催分まで掲載しております(7月以降は、順次掲載します)。

日時 場所 

申込先・申込期限

5月22日(水曜日)

13時30分~16時00分

宮城県大河原合同庁舎付属棟3階

入札室

最寄りの家畜保健衛生所
5月10日(金曜日)まで

6月25日(火曜日)

13時30分~16時00分

宮城県登米合同庁舎

202会議室

最寄りの家畜保健衛生所
6月11日(火曜日)まで

宮城県内の養豚場における豚熱ワクチンの接種状況について

豚熱ワクチン初回接種

家畜伝染病予防法に基づき、令和2年10月13日(火曜日)から、県内の飼養豚への豚熱ワクチン接種を開始し(県公報号外第37号(PDF:97KB))、令和3年1月27日(水曜日)に終了しました。

接種の進め方

初回接種は、福島県と県境を接する県南部の大河原地域から開始し、順次北上、登米地域を経て沿岸部で終了

進捗状況

地域 接種開始日 接種終了日
大河原地域 令和2年10月13日 令和2年11月12日
仙台地域 令和2年11月6日 令和2年11月13日
北部地域 令和2年11月10日 令和3年1月22日
栗原地域 令和2年11月10日 令和3年1月25日
登米地域 令和2年12月15日 令和3年1月26日
石巻地域 令和3年1月8日 令和3年1月27日

豚熱ワクチンの免疫保有状況について

「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、以下のとおり県内養豚場における豚熱ワクチンの免疫保有状況について調査しています。

調査結果については、以下のとおりです。

1 接種後1回目調査(全戸調査)

県内の豚熱ワクチンの免疫保有状況(1回目)について(PDF:198KB)

  • (1)調査期間:令和3年1月~6月末
  • (2)検査方法:エライザ法(抗体検査)
  • (3)結果:検査頭数2,898頭 抗体陽性率 96.2%
  • (4)考察:抗体検査結果から、豚熱ワクチンを1回接種した繁殖豚及び肥育豚は、共に高い抗体保有率となっていました。
    豚舎毎に抗体陽性率を調査して、80%に満たない豚舎は、農林水産省と協議の上、再接種を実施しました。

今後も、新たに生まれた子豚等への豚熱ワクチン接種は継続し、抗体検査についても引き続き実施して、県内の免疫付与状況を把握していきます。

 

2 令和4年度調査

 

豚熱(CSF)ワクチンの接種について

  • 豚熱の予防的ワクチンについては、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」第3-3において、次のように規定されています。
    • 豚熱の防疫措置においては、早期発見と患畜及び疑似患畜の迅速なと殺を原則とし、予防的なワクチンの接種は原則行わない
    • 野生いのししにおける豚熱感染が継続的に確認される場合等、衛生管理の徹底のみでは豚等における感染の防止が困難な場合、都道府県知事による家畜伝染病予防法第6条に基づく予防的ワクチン接種命令の実施を認める
    • 農林水産省は、食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会牛豚等疾病小委員会の意見を踏まえ、発見地点の地理的状況等から、豚等への豚熱感染のリスクが高い地域をワクチン接種推奨地域として設定
    • ワクチン接種開始にあたり、各都道府県はワクチン接種プログラムを作成・提出し、農林水産省及び食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会牛豚等疾病小委員会の確認を受ける
  • 国内では、現在39都府県でCSFの予防的ワクチン接種が進められています(国内の接種状況(PDF:78KB))。
  • 宮城県では、令和2年9月9日(水曜日)に福島県会津若松市で発見された死亡野生いのししにおいてCSF感染が確認されたことに伴い、令和2年9月11日(金曜日)に本県及び山形県がワクチン接種推奨地域に指定されました。
  • 令和2年10月8日(木曜日)に開催された食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 第64回牛豚等疾病小委員会において,宮城県の豚熱ワクチン接種プログラムが承認されました(第64回牛豚等疾病小委員会の会議概要(外部サイトへリンク))。

生産者向け・ワクチンリーフレット(PDF:1,094KB)

*ペットで豚(ミニブタ・マイクロブタ等)を飼育されている方は、こちらのページをご参照下さい

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お問い合わせ先

家畜防疫対策室 

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 県庁11階

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