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9月3日(水曜日)、石巻市内において、「プレキャスト吸水槽施工現地研修」を開催しました。
揚水機場の吸込水槽の施工については、従来の現場打ちコンクリートからプレキャスト製品の使用を標準とする設計マニュアルが令和6年度に改訂されました。工場であらかじめ製作されたコンクリート部材であるプレキャスト製品を使用することによって、施工の効率化や品質の安定化が期待されています。
本研修は、マニュアル改訂後、東部管内において初めてとなる施工が農地整備事業深谷西地区で行われることから、マニュアルの適用から施工までに関する留意点等について情報を共有し、参加者の技術力の向上を図ることを目的として開催されました。
県機関、宮城県建設業協会石巻支部、宮城県コンクリート製品工業会から合わせて約80人の参加がありました。
(説明の様子)
事業概要・マニュアル適用、製品仕様・製造工程及び施工手順・留意点等について、県担当者と製作工場担当者、受注者から説明が行われました。
(据付作業の見学)
さらに、施工現場に移動して吸込水槽の据付手順の確認、施工上の注意点等について説明を受け、技術の理解を深めました。
質疑応答の時間には、多くの質問が寄せられ活発な意見交換が行われました。
猛暑日の中での作業となりましたが、送風機による送風や作業員の空調服の着用、WBGT(暑さ指数)測定器の設置により熱中症対策が行われていました。
日本の建設業界では、若い世代の建設業離れが進み、後継者不足が深刻な問題となっています。この問題を解決するために、週休2日制やICT技術の導入、プレキャスト製品を活用した省人化・工期短縮等の働き方改革が進められており、若い人材の定着を目指しています。
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