トップページ > しごと・産業 > 農業 > 技術支援 > 栗原農業改良普及センター > 場報告第13号 水稲新品種「だて正夢」について

掲載日:2018年6月26日

ここから本文です。

場報告第13号 水稲新品種「だて正夢」について

水稲新品種「だて正夢」について

抄録

「だて正夢」は,「東北189号」(のちの「げんきまる」)を母,北海道の「おぼろづき」由来の低アミロース遺伝子Wx1-1を保有する中生の「東1126」を父として交配し,その後代より育成した良食味の中生水稲粳品種である.宮城県では,中生に属し,稈長は「ひとめぼれ」とほぼ同じで,稈長はやや長く,穂数は少なく,草型は中間型,耐冷性が“強”,いもち病真性抵抗性遺伝子型はPibと推定され,いもち病ほ場抵抗性は,葉いもち,穂いもちともに“不明”である.「ひとめぼれ」と比べて,収量性は並から劣り,玄米品質は優れ,玄米の大きさは小さく,千粒重は約20gと軽い.耐倒伏性は“やや強”,穂発芽性は“やや難”,ふ先色は“白”である.精白米のアミロース含有率は約10%で,食味は粘りが強く良好で,冷めても食味の低下が少ない.栽培適地は,東北中部以南である.

キーワード

水稲,良食味,低アミロース,Wx1-1,新品種,だて正夢

全文表示

水稲新品種「だて正夢」について(PDF:844KB)

お問い合わせ先

古川農業試験場総務班

宮城県大崎市古川大崎字富国88

電話番号:0229-26-5100

ファックス番号:0229-26-5102

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

重要なお知らせ

こちらのページも読まれています

 

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は