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流域下水道施設の指定管理者である株式会社アイ・ケー・エスでは、県民の皆様に下水処理場へ関心を持ってもらうことやと近隣にお住まいの方々に石巻浄化センターを身近に感じていただく活動の一環として、平成25年から石巻浄化センター敷地内でホタルの飼育を行っています。
平成29年度からは地域にお住まいの方を中心に、広く県民の方々をお招きしてホタル観賞会を実施しています。
指定管理者においては、より多くの飛翔を目指して飼育に取り組んでおり、今後もより多くの方々に楽しんでいただけるように当事務所でも支援をして参ります。
年度別 | 幼虫放流数(匹) | 成虫飛翔数(匹) |
観賞会来場者数(人) |
備考 |
---|---|---|---|---|
令和5年度 | 863 | 90 | 208 | (1) |
令和4年度 | 384 | 17 | ー | (2) |
令和3年度 | 559 | 84 | ー | (2) |
令和2年度 | 1450 | 243 | ー | (2) |
令和元年度 | 977 | 124 | 471 | |
平成30年度 | 1401 | 63 | 350 | |
平成29年度 | 494 | 107 | 52 | |
平成28年度 | 180 | 26 | ー |
(1)新型コロナ感染症の5類移行を受けて3年ぶりに観賞会を開催しました。
(2)新型コロナ感染症の感染予防のため、観賞会開催を見合わせました。
(左写真)旧ホタルハウス(平成25年度~28年度)
(右写真)旧ホタルハウス(平成29年度~令和元年度)
最新ホタルハウス(令和2年度~)
石巻浄化センター管理棟北側に設けられたホタルの飼育施設で,この中に人工堀があります。
平成29年度からネット製のハウスを使用しており,外敵の侵入と内部の気温上昇を防いでいます。
令和2年度からブルーシートをハウス上部に使用しており、ネットの隙間からの雨水を防いでいます。
ホタル人工堀
人工堀(イメージ図)
人工掘は,地中で蛹(さなぎ)になるホタルが上陸しやすいよう,岸に向けてなだらかな傾斜がつけられています。
また,堀の中には空気を送る管が通されているとともに,定期的に水の入れ替えが行われており,ホタルの成育に支障が出ないよう環境が整えられています。
(ホタル幼虫) (メダカ)
(タニシ) (カワニナ)
ホタルの幼虫と一緒に,タニシやカワニナといったホタルの餌となる生き物たちも放流されています。
メダカは堀内のボウフラの捕食や水質悪化を感知する役割があります。
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