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掲載日:2022年3月17日

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令和3年度先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業業務の企画提案を募集します。(成果報告書を掲載しました。)

1 更新情報

  • 令和4年3月17日 成果報告書を掲載しました。
  • 令和3年7月9日 企画提案の選定結果を掲載しました。
  • 令和3年5月28日 業務に関する質問に対する回答を掲載しました。
  • 令和3年4月26日 「先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業業務」の企画提案を募集します。

2 委託業務名

先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業業務

3 事業概要

県内IT関連企業等が,自動車・高度電子機械関連産業,農林水産業及び水産・食品加工関連産業等の県内ユーザー企業等の人手不足対策,生産性向上,新たな価値創出といった課題解決に寄与する,AI・IoT活用システムを開発し,導入実証を行うことにより,県内における先進的なAI・IoT関連ビジネスの創出,市場形成を図ることを目的とした事業を実施します。

事業実施に当たっては,企画提案を公募して受託事業者を選定します(プロポーザル方式)。

詳細については,下記に掲載されている募集要領をご確認ください。

4 委託期間

契約締結日から令和4年3月11日まで

5 事業費(委託上限額)

1件当たり金4,999,500円以内(消費税及び地方消費税の額を含む。)

6 採択件数

3件程度

7 委託業務の内容

  • (1)AI又はIoTを活用したビジネスモデル等の企画
  • (2)実証システムの開発
  • (3)実証システムの導入,運用
  • (4)実証状況の報告
  • (5)成果報告書の作成

実証場所は県内に限る。

各業務の詳細は,下記に掲載されている募集要領をご確認ください。

8 対象分野

対象分野は,以下のいずれかにおいて,人手不足対策,生産性向上,新たな価値創出に効果が認められるものであること。

  • (イ)自動車関連産業
  • (ロ)高度電子機械関連産業
  • (ハ)農林水産業及び水産加工・食品加工業
  • (ニ)上記以外で,AI・IoTの活用により人手不足対策,生産性向上,新たな価値創出に対して効果が認められるもの

9 応募資格


プロポーザルに応募できる者は,次の条件を満たす,本件業務受託のために結成された共同企業体であって,それぞれ次に掲げる要件の全てを満たしている者とする。
共同企業体の幹事法人を決め,幹事法人が企画提案参加申込書を提出すること。幹事法人は,県内に本社を有するIT関連企業とする。ただし,幹事法人が委託業務の全てを他の法人に再委託することは不可とする。
なお,県の「物品調達等に係る競争入札の参加資格等に関する規定」で定める登録簿に登録されていない事業者についても応募可能である。

1 共同企業体の全構成員が満たすべき資格要件

  • (1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4(一般競争入札の参加者の資格)各号に該当する者でないこと。
  • (2)本事業の募集開始時から企画提案提出時までの全ての期間において,県の「物品調達等に係る競争入札の参加資格制限要領(平成9年11月1日施行)」に掲げる資格制限の要件に該当しないこと。
  • (3)宮城県入札契約暴力団等排除要綱(平成20年11月1日施行)の別表2各号に規定する措置要件に該当しないこと。
  • (4)本事業の業務を十分に遂行する能力を有すること。
  • (5)本公募に関して,他の共同企業体の構成員となっていないこと。

2 共同企業体としての資格要件

  • (1)共同企業体は,システム開発などの経験を有する県内IT関連企業等とシステムを業務に活用する県内ユーザー企業等で構成すること。
  • (2)県内IT関連企業等は,以下のいずれかに該当すること。
    (イ)単独のIT関連企業での応募の場合には,県内に本社を有すること。
    (ロ)複数のIT関連企業での応募の場合には,1社以上は県内に本社を有するIT関連企業が参画すること。
  • (3)県内ユーザー企業等は,県内に事業所を有し,実証場所を提供すると共に,システムの導入,運用及び実証状況の報告について,県内IT関連企業等と協力し実施すること。
  • (4)本業務を的確に遂行する組織,人員を有していること。
  • (5)本業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤及び専門的知識・経験を有し,かつ,資金等について十分な管理能力を有していること。

10 スケジュール

内容 期間
企画提案募集開始 令和3年4月26日(月曜日)
質問受付期限 令和3年5月21日(金曜日)午後5時まで
質問回答 令和3年5月28日(金曜日)
企画提案書提出期限 令和3年6月11日(金曜日)午後5時まで
企画提案書の選考(プレゼンテーション) 令和3年7月6日(火曜日)※予定
選定結果の通知及び公表 令和3年7月中旬※予定
契約締結及び業務開始 令和3年7月下旬※予定
委託契約終了 令和4年3月11日(金曜日)

11 質問に対する回答

回答
No 質問 回答
1

今回の事業費ですが,委託上限額「4,999,500円以内」とご記載がありますが,4,999,500円以内」で実施できる事業のみが選定対象という事でしょうか?例えば,全体事業費が「10,000,000円」の場合,申請不可でしょうか?

4,999,500円以内で実施できる事業のみが選定対象となります。
2

労務費の考え方に関しまして,積算は「支払い給与ベース」なのか,「各社の見積価格ベース」で良いのか,いかがでしょうか?

各社の見積価格ベースで構いません。なお,見積もり価格が契約時の価格の基礎となることから,見積価格の積算にあたっては,適切に必要経費を算出願います。
3 再委託,再々委託は可能でしょうか? 企画提案募集要領第1 4(4)に記載のとおり,「受注者が直接実施することができないもの又は適当でないもの」については,県が事前に承認した場合に限り業務の一部の再委託が可能となります。また再々委託についても同様ですが,本事業の趣旨に鑑み,再々委託の必要性については,再委託の場合と比較して厳格に判断することとなります。

12 業務委託の候補者の選考方法

公募型プロポーザル方式

13 募集要領等

14 問い合わせ先及び書類提出先

宮城県 経済商工観光部 新産業振興課 情報産業振興班(宮城県行政庁舎14階)

〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号

TEL:022-211-2479 FAX:022-211-2729

e-mail:shinsanj@pref.miyagi.lg.jp

15 企画提案の選定結果

(1)業務委託候補者

オータス株式会社,石巻ガス株式会社,株式会社ナナイロ
ビジネスモデル名称 AIを利用した文字認識によるデータ作成と活用
ビジネスモデルの概要 AIを利用した文字認識により,画像内の文字をデータ化することで,都市ガス設備の保安点検時における機器シリアル番号の認識等,これまで手入力によって行われていた業務の自動化により,人為的な誤りの防止と業務生産性の向上を実現する。また,データエントリー業務等,生産性向上が可能となる分野への展開を実施していく。
株式会社マイコム,仙台市青葉区宮城総合支所まちづくり推進課,凸版印刷株式会社,ALSOK福島株式会社,株式会社エフコム
ビジネスモデル名称 センシング+AI分析によるイノシシの生態可視化および対策の高度化
ビジネスモデルの概要 ドローンや定点カメラによる撮影映像をAI分析して取得したイノシシ出没データと,自治体が保有する捕獲データ等を組み合わせて,イノシシの出没情報を可視化する。それに基づき対策を行うことで,勘・経験に依存した従来の対策から客観的データを組み合わせた対策への高度化,調査業務の省人化や関係者間での情報の標準化,捕獲の効率化を検証する。結果として,自治体や営農家が抱える獣害対策の担い手不足解決に貢献する。
ライフラボラトリ株式会社,仙台冷蔵倉庫株式会社
ビジネスモデル名称 AI・IoTを用いた動線改善システム
ビジネスモデルの概要

ビーコン,ウェアラブルセンサーにより,人・モノの動線を取得し,ピッキングログと合わせて分析することで,生産性と「移動」「探す」の関係を定量化し,生産性を改善するシステム。結果として,1人あたりのピッキング数量増加,移動時間の削減を実現し,物流業界の人手不足解決に貢献する。

(2)企画提案者

  • オータス株式会社,石巻ガス株式会社,株式会社ナナイロ
  • 株式会社マイコム,仙台市青葉区宮城総合支所まちづくり推進課,凸版印刷株式会社,ALSOK福島株式会社,株式会社エフコム
  • ライフラボラトリ株式会社,仙台冷蔵倉庫株式会社

(3)評価点(点数順)

提案者A 提案者B 提案者C
445 430 429

16 成果報告会の実施

 「令和3年度AI・IoT等先進的デジタル技術関連セミナー」内にて選定案件3件の成果報告を行いました。

「令和3年度AI・IoT等先進的デジタル技術関連セミナー」

  • 日時:令和4年2月2日(水曜日)13時30分~15時40分
  • 開催方法:Zoomウェビナーによる配信
  • 参加者:95名
  • 内容:

(1)デジタル技術活用によるビジネス創出事例紹介(富士通Japan株式会社)

  • 富士通開放特許を活用した知財マッチング事例のご紹介
  • 燕市での「ものづくりSCM」事例及び「ものづくりクラウド」ご紹介
  • 富士通Zinrai AI活用事例のご紹介

(2)県内企業の実証事例紹介(令和3年度先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業成果報告)

  • 「AIを利用した文字認識によるデータ作成と活用」

 (オータス株式会社,石巻ガス株式会社,株式会社ナナイロ)

  • 「センシング+AI分析によるイノシシの生態可視化および対策の高度化」

 (株式会社マイコム,仙台市青葉区宮城総合支所まちづくり推進課,凸版印刷株式会社,ALSOK福島株式会社,株式会社エフコム)

  • 「AI・IoTを用いた動線改善システム」

 (ライフラボラトリ株式会社,仙台冷藏倉庫株式会社)

17 成果報告書

選定案件の成果報告書を掲載します。

 (オータス株式会社,石巻ガス株式会社,株式会社ナナイロ)

 (株式会社マイコム,仙台市青葉区宮城総合支所まちづくり推進課,凸版印刷株式会社,ALSOK福島株式会社,株式会社エフコム)

 (ライフラボラトリ株式会社,仙台冷藏倉庫株式会社)

お問い合わせ先

産業デジタル推進課産業デジタル推進第二班

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号

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