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仙台高等技術専門校電気科からお知らせしたい出来事,最新のニュース,授業の様子などをお届けします。
接地極を金属管で自作し,接地抵抗計を用いて接地抵抗の測定を行いました。
接地(アース)とは,電気設備機器や電路と大地を電気的に接続することです。接地により感電防止,電気設備や建造物などの工作物に対する障害・災害防止,電気設備回路の機能保持が図られます。このとき,接地抵抗の値が高いと本来の目的が果たせなくなります。
学生は,自作した接地極を打ち込み,どの程度の抵抗があるのかを測定しました。打ち込む場所や深さにより,抵抗値が大きく変わることを実際に確認しました。
金属管工事は,金属製の管(パイプ)に電線を通して配線をしていく方法です。金属管を真っ直ぐに切断し,管端をやすりとリーマを使用して滑らかに仕上げます。その後,パイプベンダを用いて金属管を曲げていきます。S字や4分の1の円状で90度に曲げるという作業を行い,配管をしていきます。
金属管の曲げは,個人の力の強さや体重によって加減が大きく変わってきます。まさに勘やコツの作業になります。何度も練習を繰り返し,体の感覚で覚えるしかありません。
配線図面を見ながら,指定された位置に機器類を配置しなければなりません。まずは,スケールやチョークラインを使用して墨出しをしていきます。次に,ケーブルの張り付け,器具類の取り付け,電線の接続と進んでいきます。最後に点灯試験を行い課題は完成となります。速く,綺麗に,配線できるよう繰り返し練習が必要です。
玉掛け作業は,工事現場や運搬などでクレーンを使う際に,フックに荷を掛けたり外したりする作業のことを指します。誤った玉掛け作業をすると重い荷が落下して作業員がケガをする危険がありますので,クレーンを使う現場において,とても重要な作業となります。吊り上げ荷重が1トン以上の場合は,玉掛け技能講習修了者でなければ従事することができません。しっかりと身に付けてください。
高所での作業を行う場合に用いられる,ローリングタワーの組み立て実習を行いました。3人1組となり2段のタワーを組み立てました。組み立てる順番や各部材の使用方法に注意しながら組み立てていきます。組み立て後は,ローリングタワーを使用し照明器具の清掃を行いました。
県南の木造住宅建設現場の見学に行ってきました。
VVFケーブル工事の配線を中心に見学しました。電気科の先輩が現場を丁寧に説明して下さいました。
図面と実際の配線を見比べながら,分電盤に集合するVVFケーブルに書き込まれている各回路を,具体的に理解することができました。
リビングダイニングの照明器具の位置を確認 分電盤の取り付け位置に集合するVVFケーブル
ナイスハットよりも大容量のジョイントボール お手本を素早く示す修了生
引き込み線取り付け位置の説明
外線工事実習で電柱への昇柱訓練を行いました。
地上で胴綱の伸縮練習とフルハーネスランヤードフックの脱着練習を繰り返した後,徐々に昇降する高さを上げていきます。高さに慣れる訓練であり,墜落制止用器具やワークポジショニング用器具の取り扱いができるようになります。ちなみに,架線への通電は行っておりません。
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