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令和5年9月26日、大和町立落合小学校において「田んぼダム出前講座」を開催しました。「田んぼダム」とは、田んぼが持っている水を貯める機能を利用し、田んぼから排水路に水を落とすための落水ますに、元々の落口より小さい口径のせき板を設置することで、大雨の際に田んぼからの排水量を抑制し、農地や市街地の洪水被害を軽減しようという取り組みです。
2校時目に1~4年生、3校時目に5・6年生に分かれて総合的な学習の時間の一環として受講いただきました。講座前半には、田んぼダムの仕組みや効果についての講義、田んぼダムの模型を用いた実験を行いました。実際に模型に水が流れると、児童たちは興味津々な様子で観察し、田んぼダムの効果が発揮された場面では歓声が上がりました。
講座後半には、大和町から各児童に配付されたせき板への絵付け体験が行われました。稲穂やご飯の絵柄、「地域を水害から守ろう」「おいしいお米を作ってくれてありがとう」の文言等を、思い思いに描いていただきました。
児童への講座後のアンケートには、「大きなダムよりお金も時間もかからず手軽にできてすごいと思った」「実際に水を流すのを見たときに、せき板があった方が水の流れが遅かったからびっくりした」などの感想が寄せられました。
なお、絵付けしたせき板は、大和町内の田んぼに設置される予定です。
▲田んぼダムについての説明
▲模型実験の様子
▲絵付け体験の様子
模型実験の様子や田んぼダムについては、農村振興課のHPをご覧ください。
「普段は田んぼ,時々ダム」田んぼダム実施中!(別ウィンドウで開きます)
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