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掲載日:2026年6月16日

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ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)

目次

  1. 子宮頸がんとHPV(ヒトパピローマウイルス)
  2. HPVワクチンの定期接種(小学校6年~高校1年相当)
  3. HPVワクチンの効果とリスク
  4. 予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口
  5. 男性のHPVワクチン任意接種について
  6. 子宮頸がん検診
  7. 関連リンク

 

1.HPVとは(ヒトパピローマウイルス感染症)

(1)ヒトパピローマウイルスとは?

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、主に性行為によって感染するウイルスです。性行為を経験する年頃になれば、男女を問わず多くの人がHPVに感染します。ウイルスの遺伝子型は200種類以上あり、ほとんどは問題を起こしませんが、その一部は子宮頸がんのほか、肛門がん、尖圭コンジローマなどの疾患の原因になることが分かっています。

(2)子宮頸がんとは?

  • 子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。
  • 日本では毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっています。
  • 若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。

 

子宮頸がんの進行

2.HPVワクチンの定期接種(小学校6年~高校1年相当)

  • 小学校6年~高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン(HPVワクチン)の接種を提供しています。対象者は公費(無料)により接種を受けることができます。
  • 現在、公費で受けられるHPVワクチンは、防ぐことができるHPVの種類(型)によって、9価ワクチン(シルガード9)があります。一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談・確認してください。

シルシルガード9

1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。

 

3.HPVワクチンの効果とリスク

(1)HPVワクチンの効果

  • HPVワクチンを接種してHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐことで、子宮頸がんを予防できると考えられています。
  • 現在定期接種で使用されているHPVワクチンは9価ワクチン(シルガード9)で、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

(2)HPVワクチンのリスク

ワクチン接種後に起こりえる症状

  • HPVワクチンの接種後にみられる症状としては、接種した部位に痛みや腫れ,赤みなどがあります。他には、接種した部位にかゆみや出血、不快感のほか、疲労感や頭痛、腹痛、筋肉や関節の痛み、じんま疹、めまいなどが報告されています。
  • まれですが重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。

発生頻度

4価ワクチン(ガーダシル)

9価ワクチン(シルガ―ド9)
50%以上 疼痛 疼痛
10%~50%未満 紅斑、腫脹 紅斑、腫脹、頭痛
1~10%未満 頭痛、そう痒感、発熱 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感、発熱、 疲労、内出血など
1%未満 下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、 硬結、出血、不快感、倦怠感など 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、 倦怠感、硬結など
頻度不明

失神、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労など

感覚鈍麻、失神、四肢痛など

4.予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口

(1)県の相談窓口

県では、HPVワクチンの接種後に症状が生じた方の相談の充実を図るため,衛生部局と教育部局に相談窓口を設置しています。

窓口種別 問い合わせ先 電話番号 受付時間
医療、救済に関すること 保健福祉部疾病・感染症対策課

022-211-2632

午前8時半から午後5時15分
学校生活に関すること 教育庁保健体育安全課 022-211-3666 同上

仙台市にお住まいの方は、仙台市の相談窓口をご利用下さい。(仙台市HP(外部サイトへリンク)へリンク)

(2)その他の相談窓口(予防接種の基礎知識、子宮頸がん及びHPVワクチンの基礎知識について)

 5.男性のHPVワクチン任意接種について

男性がワクチンを接種することで、肛門がん、尖圭コンジローマなどの原因と考えられているHPVへの感染予防が期待できます。加えて、男性がワクチン接種による感染予防をすることで、性交渉によるHPV感染から女性を守り、子宮頸がんの予防にもつながる可能性があります。

  • 男性が接種できるワクチンの種類や接種費用について

男性への接種を国が承認しているのは4価ワクチン(商品名:ガーダシル)と9価ワクチン(商品名:シルガード9)です。現在、男性への接種は定期接種でないため、費用は接種者が全額負担となり、1人合計3回の接種の場合、4価ワクチン(ガーダシル)で5~6万円程度、9価ワクチン(シルガード9)で8~9万円程度かかります。

  • 標準的なワクチン接種スケジュール

4価ワクチン(ガーダシル)
 2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
 ガーダシル


・9価ワクチン(シルガード9)
 2.HPVワクチンの定期接種(小学校6年~高校1年相当)の説明と同様です。
 

(参考)

厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)|厚生労働省

6.子宮頸がん検診

  • 20歳になったら、子宮頸がんを早期発見するため、子宮頸がん検診を定期的に受けることが重要です。(※HPVワクチンで感染を防げないタイプのウイルスもあります。)
  • ワクチンを接種していても、していなくても、20歳になったら2年に1回、必ず子宮頸がん検診を受けてください。

7.関連リンク

お問い合わせ先

疾病・感染症対策課感染症対策班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2632

ファックス番号:022-211-2697

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