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掲載日:2012年9月10日

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(仮称)マックスバリュ多賀城鶴ヶ谷店の届出に対する市町村等の意見

大規模小売店舗立地法(平成10年法律第91号)第5条第1項の規定により届出があった次の大規模小売店舗設置者が実施する周辺の地域の生活環境の保持のため配慮すべき事項に対する市町村等の意見を同法第8条第3項の規定により、次のとおり縦覧に供する。

平成16年5月21日

宮城県知事 浅野 史郎

1.大規模小売店舗の名称及び所在地

(仮称)マックスバリュ多賀城鶴ヶ谷店 多賀城市鶴ヶ谷一丁目20番1

2.市町村の意見の概要

  • a.当該店舗が主要国道45号線からの出入りとなることから、交通渋滞対策及び交通事故防止の観点から、状況に応じて駐車場出入口及び周辺道路に交通整理員を配置願います。
  • b.当該店舗周辺には、小学校、中学校が隣接しており、児童・生徒の登下校時における安全確保に配慮願います。
  • c.廃棄物の減量に努めると共に、資源物等は独自のリサイクルルートを活用し、リサイクルするよう配慮願います。
  • d.24時間営業に伴い、防火・防災対策として屋外消火施設等の点検と巡視体制強化の徹底を願います。
  • e.一部住宅地と隣接しているため、早朝、深夜まで営業することに伴う騒音を発生させないよう十分に対応願います。
  • f.廃棄物の保管については、衛生面に十分留意してください。
  • g.廃棄物の運搬や処理については、本誌が許可している一般廃棄物収集運搬許可業者に収集運搬を依頼してください。
  • h.一般廃棄物と産業廃棄物の分別を徹底し、それぞれに適正に処理するとともに廃棄物の減量対策を講じてください。
  • i.当該地は都市緑地保全法第2条の2に基づく「緑の基本計画」の緑化重点地区に位置していますので、積極的な緑化をお願いします。

3.地域住民等の意見の概要

A.多賀城市商工会の意見の概要

  • a.当該店舗の駐車場の出入口は国道45号線沿いに二ヶ所計画されているが、当国道は仙台市と塩釜市を結ぶ交通量の多い主要幹線道路で、朝夕は交通渋滞が常態化しており、とくに計画される出入口はいずれも塩釜方面からの車両が対象であるため、開店後は深刻な交通渋滞と混乱が予想されるので、当該店舗の敷地の一部を充当し渋滞回避レーンを新たに設けるべきである。
  • b.当該店舗の来客車両の誘導経路は、仙台方面からの来客を想定していない計画であるが、多賀城市の南部地区及び仙台市の東部地区の来客が予想され交通渋滞と混乱が生じるので、仙台方面からの来客を想定した誘導経路の設定が必要であり、また適切な誘導看板の設置が必要となる。
  • c.当該店舗の出入口付近に信号機が設置されているが、押ボタン式で、当該店舗の開店後、交通渋滞だけでなく交通事故も予想されるので、自動式に替え、更に右折のための専用レーンを設置することが必要である。
  • d.塩釜方面からの来客の帰路は、国道45号線に中央分離帯があるため大きく迂回することになるので適切な誘導看板を設置すべきである。
  • e.当該店舗から出る全車両の帰路は、交通事故防止のため、左折のみの誘導をすべきである。
  • f.当該店舗の出入口付近には、交番ならびに消防署、東北電力塩釜営業所があり、緊急車両の緊急出動等に支障のないよう配慮すべきである。
  • g.当該店舗の駐輪場は、指針に基づき73台計画されているが、当該店舗は最寄性業種で商圏が近隣地域のため自転車による来客が多いと予想されるので、計画台数を上回る駐輪場を準備すべきである。
  • h.当該店舗が計画される地区の近隣に「多賀城小学校」「多賀城中学校」が立地しており、国道45号線の歩道及び来客の誘導経路の多くが通学路になっているので駐車場の出入口(二ヶ所)には、小中学校の登下校時には必ず交通誘導員を配置すべきである。
  • i.当該店舗の出入口が計画される国道45号線の歩道は、自転車を含む通行客の往来が多いので通行客の安全を確保するため、来客車両の多い時間帯には、交通誘導員を配置すべきである。
  • j.当該店舗の駐輪場への自転車の往来の安全を確保するため、駐車場内に誘導通路が必要である。
  • k.当該店舗の南側出入口は、隣接する東洋製罐社員寮の出入口を兼ねているが、社員寮利用者並びに地域住民の通行の安全確保にとくに配慮すべきである。
  • l.当該店舗の営業時間は「0時から24時まで(24時間営業)」であるが、当該店舗の敷地に隣接して東洋製罐社員寮が立地しており、また来客車両の誘導経路が住居地域に計画され、とくに当該店舗の西方面は住宅が密集しているので、早朝・深夜の騒音問題、また夜間の青少年の非行を誘発するなどの問題から「9時から22時まで」の営業時間が適当である。また当該店舗の駐車場の利用時間は近隣道路が小中学校の通学路であるため、登校時は避け「8時30分から22時30分まで」が適当である。また荷捌き時間は早朝の騒音問題が発生するので「7時から22時まで」が適当である。
  • m.当該店舗の敷地に接して、東洋製罐社員寮が立地しており敷地境界に防音壁が計画されているが、遮音効果のある防音壁にすべきである。
  • n.当該店舗の業務及び来店客等から発生する廃棄物については、多賀城市と十分協議の上対応し、分別回収やリサイクル等に主体的に取り組むべきである。
  • o.当該店舗の計画に非物販施設が包含されているが、当該施設において飲食店が営業する場合は、生ごみ等の管理を徹底し悪臭等が発生しないようにすべきである。
  • p.当該店舗は国道45号線の沿道に計画されているので、店舗及び看板等の形態・デザイン・色彩等においては街並み景観等に十分配慮すべきである。
  • q.駐車場への暴走族等の侵入は、青少年非行の温床となり、また騒音や事故などが懸念されるので、駐車場の利用時間帯においては警備員を巡回させ、また利用時間外は施錠して進入できないようにすべきである。
  • r.多賀城市は、中心市街地活性化法に基づく基本計画を策定し、TMO「(株)まち・みらい多賀城」を設立して、現在、多賀城駅前周辺地区の街づくりに取り組んでいるので、当該店舗の店づくりや運営においてまちづくり計画との整合と顧客回遊を考慮すべきである。また、商工会に入会し市域全体のまちづくりにも参画すべきである。
  • s.当該店舗の設置者は、開店後、周辺地域の交通事情や歩行者の安全、騒音等の生活環境について、商工会や地域住民と定期的に話し合いを行い、生活環境の保持に努めるべきである。(二)その他地域住民等の意見の概要 店舗前面の道路は国道四十五号線と幹線道路であり交通量が大変多いが、計画された駐車場の台数では不足するものと思われますし、また仙台方面からの右折車両の進入について具体的な計画が示されておらず、入店待ちの車両のため大渋滞、交通事故の多発等周辺地域に重大な影響を及ぼすことが予想されるので具体的な改善を望みます。

4.縦覧場所

宮城県産業経済部食産業・商業振興課、宮城県県政情報センター、多賀城市役所五

5.縦覧期間

平成16年5月21日から同年6月21日まで(ただし、閉庁日を除く。)

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お問い合わせ先

商工金融課 

仙台市青葉区本町三丁目8番1号
宮城県庁 14階北側

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