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アートみやぎ 2011

展覧会概要
会期 2011年1月15日(土曜日)–3月21日(月・祝)
休館 月曜日(ただし3月21日は開館)
料金 一般800円(700円)、学生600円(500円)、
小・中学生,高校生無料 ( )内は20名以上の団体料金
主催 宮城県美術館,(財)自治総合センター,河北新報社,
NHK仙台放送局
後援 仙台市教育委員会,TBC東北放送,仙台放送,
ミヤギテレビ,KHB東日本放送,Date fm
協力 宮城県美術館協力会,ラジオ3 FM76.2,WOW

アートみやぎ2001,アートみやぎ2003,アートみやぎ2007と過去3回開催してきた宮城県ゆかりの現代作家の仕事を紹介するシリーズの第4回展です。

この「アートみやぎ」展は,当館の運営方針である地域に根ざした美術館活動のひとつとして企画,実施されてきたもので,宮城をめぐる今日の美術状況の一断面を提示する試みです。 宮城県内在住者又は出身者を対象とし,近年,個展やそれに準ずる規模のグループ展などで特筆すべき発表活動を行い,独自の表現世界を提示している作家たちの作品を展示します。今回は,7名の作家の近作を中心として,作家の現在を紹介いたします。

出展作家

  • 安彦文平(あびこ ふみひら)
    1969年、東京都生まれ。
    東京藝術大学大学院美術研究科博士課程絵画専攻終了。
    油彩による写実的な表現で高い評価を得ている。
    2010年「第8回前田寛治記念大賞展」佳作賞1席受賞。
    現在、宮城教育大学准教授。仙台市在住。
  • 鹿野 護(かの まもる)
    1972年、宮城県生まれ。東北芸術工科大学卒。
    デザインユニットwowlabチーフ・ビジュアルアートディレクター。
    今回は久しぶりの個人による新作。コンピューターによる自動作画を応用した、インタラクティブな映像作品を展示。松島町在住。
    ※ 出品作品《光線のワルツ》で生成された映像は、定期的に静止画で蓄積され、未来図画工作ウェブサイトでご覧になれます。
    作家HPはこちら(外部サイトへリンク)
  • 佐々木加奈子(ささき かなこ)
    1976年、仙台市生まれ。イサカ大学ジャーナリズム科卒業。
    スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ写真映像学科修了。
    ドキュメントにふとフィクションが入り込む映像と写真作品を制作。
    「Okinawa Ark」(2009年,資生堂ギャラリー,東京)他で発表。
    仙台市在住。
    作家HPはこちら(外部サイトへリンク)
  • 佐々木 健(ささき けん)
    1968年、宮城県生まれ。宮城教育大学B類美術科卒業。
    樹脂の布にアクリル絵具を使って描く独特の抽象画。
    「アカショウビンの声だけが聞こえる」(2009年,コバヤシ画廊,東京)他、毎年個展を積み重ねている。
    仙台市在住。
    作家HPはこちら(外部サイトへリンク)
  • 志賀理江子(しが りえこ)
    1980年、愛知県生まれ。
    チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(ロンドン)卒。
    独自のリサーチをもとに制作された構成写真は、リアルと幻想が入り混じる。 「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」(2010年,森美術館,東京)他。名取市在住。
    作家HPはこちら(外部サイトへリンク)
  • 椎名勇仁(しいな たけひと)
    1973年、岩手県生まれ。東京藝術大学彫刻科修士課程修了。
    各地での滞在型制作で〈火山焼〉や〈霊長〉など独特のシリーズの作品を展開している。今回はそれらを集合させて展示。
    「酸化したリアリティ」(2010年,群馬県立近代美術館,群馬県高崎市)他。仙台市在住。
    作家HPはこちら(外部サイトへリンク)
  • 細川憲一(ほそかわ けんいち)
    1968年、埼玉県生まれ。
    上越教育大学大学院修士課程教育研究科芸術系コース美術修了。
    2009年の第28回損保ジャパン美術財団選抜奨励展秀作賞受賞の他、コバヤシ画廊(東京)等での個展で、 油彩で意図しない色と形を探り出す抽象画を深化させている。仙台市在住。

関連事業

アーティスト・トーク

概要
日時 2011年1月15日(土曜日)午後3時- 椎名勇仁
2011年2月6日(日曜日)午後1時30分- 志賀理江子
2011年2月6日(日曜日)午後3時- 細川憲一
2011年2月20日(日曜日)午後1時30分- 佐々木 健
2011年2月20日(日曜日)午後3時- 佐々木加奈子
2011年3月6日(日曜日)午後1時30分- 安彦文平
2011年3月6日(日曜日)午後3時- 鹿野 護
会場 2階展示室入口集合
お申込み お申込みは不要ですが、「アートみやぎ 2011」の観覧券が必要です。なお、トーク開催日はトークの時間帯に限り半券のご提示により再入場ができます。

安彦文平 《二つの紫陽花》

安彦文平
《二つの紫陽花》 2008年

鹿野 護 《光線のワルツ》

鹿野 護
《光線のワルツ》 2011年

佐々木加奈子 《オキナワ・アーク》

佐々木加奈子
《オキナワ・アーク》 2009年

佐々木 健 《見ると発芽する D》

佐々木 健
《見ると発芽する D》 2009年

椎名勇仁 《火山焼》(作業風景)

椎名勇仁
《火山焼》(作業風景) 2010年

志賀理江子 《角隠し》

志賀理江子
《角隠し》 2006-07年
(シリーズ〈カナリア〉より)

細川憲一 《Trace 紋章》

細川憲一
《Trace 紋章》 2005年

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