掲載日:2012年9月10日

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たばこ対策/参考データ集

近年のたばこと健康を巡る情勢

  • 2000(H12) 健康日本21の開始
  • 2002(H14) みやぎ21健康プランの策定
  • 2003(H15) 健康増進法の施行
  • 2005(H17) 「たばこの規制に関する世界保健機関
    (WHO)枠組条約(FCTC)」の発効
  • 2006(H18) 禁煙治療への保険適用開始
  • 2008(H20) 成人識別機能付き自動販売機の導入
    禁煙治療新薬バレニクリンの販売
    貼付型禁煙補助薬の市販化

喫煙者の状況

世界の喫煙者数

10億人以上(世界保健機関(WHO)喫煙による健康被害に関する報告書より)
現在は,世界で年間540万人が,喫煙のため死亡。規制強化などの措置が取られない限り,2030年には,年間800万人が死亡と推計。

我が国の喫煙者数

推計 2,600万人
喫煙率 1966年(ピーク時) 2008年
男性 84% ⇒ 約37%
女性 18% ⇒ 約9%

我が国の喫煙率(厚生労働省調査)

喫煙率のグラフ

出典:平成14年度までは国民栄養調査。平成15年以降は国民健康・栄養調査。
※平成14年度までと平成15年度からは調査方法等が異なるため単純比較は困難。

日本人の年代別喫煙者率

男性の年代別喫煙者率のグラフ

女性の年代別喫煙者率のグラフ

出典:平成18~20年度国民健康・栄養調査

諸外国の喫煙率

諸外国の喫煙率一覧表
国名 男性 女性
日本 (39.4)36.8 (11.0)9.1
ドイツ (39.0)37.3 (31.0)28.0
フランス (38.6)30.0 (30.3)21.2
オランダ (37.0)35.8 (29.0)28.4
イタリア (32.4)31.3 (17.3)17.2
イギリス (27.0)27.0 (26.0)25.0
カナダ (27.0)22.0 (23.0)17.0
米国 (25.7)24.1 (21.5)19.2
オーストラリア (21.1)18.6 (18.0)16.3
スウェーデン (19.0)16.7

(19.0)18.3

出典:Tobacco ATLAS(2006)
日本の数値は,平成20年国民健康・栄養調査
※( )書きはATLAS(2002)及び平成19年国民健康・栄養調査

みやぎ21健康プランの各目標に関する現状値

各目標に関する現状値の表

出典:

  • 1)平成12年県民健康栄養調査
  • 2)平成17年県民健康調査
  • 3)平成12年健康対策課調査
  • 4)平成21年健康推進課調査

平成17年県民健康調査結果(たばこ分野から抜粋)

喫煙の状況

喫煙者は,男性は減少傾向で50.0%,女性は,増加傾向で13.5%であった。
男女とも20~30歳代が最も喫煙者が多い。

喫煙者(「現在も吸っている」と回答した人)の割合は,男性50.0%で,女性で13.5%であった。平成12年と比較すると,男性は「吸っていたがやめた」が7.6%増加し,「現在も吸っている」が6.5%減少した。女性は「現在も吸っている」が,3.7%増加した。(図10)

年代別にみると,男女とも20~30歳代が喫煙者の割合が最も高くなっていた。平成12年と比較すると,男性では,20~30歳代と60歳以上で約1割減少したが,女性では,40~50歳代で6.9%増加した。(図11)

図10 喫煙の状況

男性の喫煙状況のグラフ女性の喫煙状況のグラフ

図11 喫煙者の割合

男性喫煙者の割合のグラフ女性喫煙者の割合のグラフ

全国と比較すると,男女とも全国をやや上回っていた(図12)

図12 喫煙者の割合(全国との比較)

男性喫煙者の割合のグラフ女性喫煙者の割合のグラフ

禁煙に対する意識

禁煙希望者は男女とも3人に1人

喫煙者のうち「やめたい(やめようとした)」と思っている人の割合は,男性34.9%,女性34.3%で,およそ3人に1人の割合であった。(図13)
また,禁煙のための指導を「ぜひ受けたい」,「時間的に可能であれば受けたい」と回答した人を合わせると男性47.7%,女性48.9%であり,半数近くが受けたいと回答した。(図14)

たばこをやめたいかに対する回答のグラフ禁煙のための指導を受けたいかに対する回答のグラフ

宮城県の生活習慣病(平成21年3月)より抜粋・追記

死因別内訳

がん・脳卒中・心臓病が上位独占

宮城県の平成19年の総死亡数は、20,347人です。そのうち,がん(悪性新生物))・心疾患・脳血管疾患による死亡者は合わせて,12,006人,59.0%を占めています。これらの3つの死因にはたばこが大きく影響しています。

総死亡数に占める主要死因の割合(平成19年)

宮城県の総死亡率に占める主要死因の割合のグラフ全国の総死亡率を占める主要死因の割合のグラフ

平成19年死因順位表(対前年比較)

平成19年死因順位表

資料:厚生労働省大臣官房統計情報部「人口動態統計」

がんの動向

がん死亡の第1位は肺がん

平成19年に,宮城県において,がんで死亡した人は男性3,694人,女性2,443人で合計6,137人です。がんによる死亡全体を100とした場合の,部位別のがん死亡数では,肺がんによる死亡が1,196人(19.5%)で第1位となっています。
男女別では,男性では1位は肺がん920人(24.9%),2位は胃がん599人(16.2%),3位は肝臓がん320人(8.7%)です。女性では,1位は胃がん303人(12.4%),2位は結腸がん295人(12.1%),3位は肺がん276人(11.3%)です。

部位別がん死亡割合(平成19年)

男性の部位別がん死亡割合のグラフ

女性の部位別がん死亡割合のグラフ

お問い合わせ先

健康推進課健康推進第一班

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

電話番号:022-211-2623

ファックス番号:022-211-2697

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