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掲載日:2021年4月26日

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「あまころ牡蠣」について

一口サイズで旨み凝縮!甘くて美味しい「あまころ牡蠣」

「あまころ牡蠣」とは!?

あまころとは一般的な宮城県のカキ養殖は,出荷するまでに通常約2年かかりますが「あまころ牡蠣」は養殖方法を改良することで,養殖期間を10ヶ月に短縮することができました。養殖マガキの産卵が始まる8月頃に樹脂製の採苗器を投入し,志津川湾の天然カキを採苗します。ある程度大きく成長したカキを採苗器からバラバラに取り外し,目詰まりしない養殖カゴの中に1個ずつ収容して養殖します。1個ずつ養殖することで,厚みのある形の良いカキに育ち,身入りもぷっくりするのが特徴です。

出荷時期は,産卵前の5月から7月までです。

「あまころ牡蠣」は産卵を経験しない未産卵(満0歳)のカキで,小ぶりですがエグ味や渋みなどの雑味が少なく,甘みが強いことが特徴です。

宮城県の北部では,殻付カキを「ころ牡蠣」と呼ぶことがあり,味の特徴である「甘い」と「ころ牡蠣」の造語が命名の由来です。

「あまころ牡蠣」パンフレット(PDF:1,222KB)

「あまころ牡蠣」誕生の経緯

あまころ宮城県のカキ養殖は,多くがむき身で出荷されますが,その生産量は震災により大きく減少してしまいました。その中で,単なるこれまでのカキ養殖の復活だけでなく,若者に魅力あるこれまでなかった高品質なカキの生産,ブランド化,新たな産業育成をコンセプトとし,地元でその美味しさが知られていた未産卵一粒カキを効率的に生産する養殖技術開発を,国,宮城県,生産者と共に平成25年度から取り組みました。

平成28年には商品化に成功し,オイスターバーや飲食店,地元商店へ出荷されています。

※「あまころ牡蠣」の生産及び技術開発は,復興庁・農林水産省の「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」により実施しました。

「あまころ牡蠣」に関する問い合わせ・ご購入について

「あまころ牡蠣」は宮城県漁業協同組合志津川支所の「あまころ牡蠣生産グループ」の皆さんが生産しています。

あまころ牡蠣生産グループ」の皆さん

問い合わせ先

  • 宮城県漁業協同組合志津川支所
    〒986-0732
    宮城県本吉郡南三陸町志津川字大森町202-3
    ☎0226-46-2800
  • 南三陸さんさん商店街
    〒986-0752
    宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町201-5
    事務局 ☎0226-25-8903

(月~日 9時00分~17時00分 ※年末年始除く)

「あまころ牡蠣」生産グループ

販売先

ロイヤルフィッシュ(さんさん商店街内)

☎0226-46-2643

  • 販売時期 生育状況によりますが,5月頃から7月までです。

「あまころ牡蠣」が食べられます

南三陸ワイナリー株式会社

〒986-0733 宮城県本吉郡南三陸町志津川字旭ヶ浦7-3

☎0226-48-5519(一度お問い合わせください。)

 

※取扱い店については随時拡大予定!!

お問い合わせ先

気仙沼水産試験場 

宮城県気仙沼市波路上岩井崎107

電話番号:0226-41-0652

ファックス番号:0226-41-0743

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