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令和7年6月27日に、小牛田農林高等学校農業技術科農業土木コース1年生を対象に、土地改良施設などを見学する農業農村整備事業学習会を開催しました。
この学習会は農業土木コースで学ぶ高校生に農業農村整備事業や地域の農業への理解を深め、学校での学習や今後の進路選択に役立ててもらうため、平成18年度から毎年開催しているものです。
今回の学習会では、二ツ石ダム[加美町宮崎]、色麻町農業伝習館[色麻町四竈]、桑折江頭首工[大崎市三本木]の見学を行いました。
管理棟にて、宮城県大崎地方ダム管理事務所の職員からダムの仕組みや役割について、説明がありました。
そのあと、普段は入ることのできない監査廊の見学を行いました。
生徒の皆さんからは、「寒い」、「出口まで遠い」などの様々な反応があり、それぞれが見学を楽しんでいました。
色麻町農業伝習館にて、大崎市産業経済部農政企画課世界農業遺産未来戦略室の職員から世界農業遺産「大崎耕土」についての説明がありました。
自分たちが住む地域の歴史や文化、それを守るために行われている取り組みについて、知ることができました。
管理棟にて、国土交通省北上川下流河川事務所鹿島台出張所の職員から鳴瀬川の概要、桑折江頭首工の役割や東北地方整備局の仕事についての説明がありました。
この施設が農業にとって重要な役割を果たしていることを知ることができました。
学習会後のアンケートでは、「世界農業遺産に認定されるのはどれだけ大変なのかが分かった」や「職員から直々に説明してもらい、将来のことを考えるきっかけになった」との感想がありました。
この学習会が、生徒の皆さんにとって、今後の学習や進路選択の一助となれば幸いです。
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