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(農業・園芸総合研究所 バイオテクノロジー開発部)
宮城から発信するイタリア野菜 「トレビス」
宮城県では,歴史的に縁のあるイタリア・ローマ県との友好関係を生かして,品質の良いイタリア野菜を全国に発信する取り組みを続けています。
トレビスはキク科キクニガナ属のレッドチコリーに属し,サラダに合う苦味と赤白の葉色のコントラストが特徴的な野菜です。レッドチコリーの中でも日本国内で認知度の高い系統であり,西洋料理店をはじめ幅広い分野で用いられています。
これまで当研究所では,プンタレッラをはじめとするイタリア野菜の県内生産を技術的に支援してきました。トレビスについては,宮城県内での安定生産を目指して,県内の気象条件に適する作型,栽培技術,品種比較等の試験を行い,その結果を春まき・夏まき露地栽培と夏まきパイプハウス栽培の技術体系としてまとめ*,県内産地に提案し,普及を図っています。
今後も需要が見込まれる新規品目,品種に関して生理生態や栽培方法を明らかにし,県内産地へ提案していきます。
「トレビス」
※ 普及に移す技術第89号「参考資料:みやぎ発信型新規野菜の安定生産技術(トレビス)」
みやぎ発信型新規野菜の安定生産技術(トレビス)(PDF:325KB)
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