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畜産試験場では、県内に適した飼料作物の選定を行うため,栽培試験を実施し品種の生育特性や生産性を調査しています。
今回は、新しく飼料作物奨励品種になった飼料用トウモロコシ品種について紹介します。
スノーデント125T(系統名SH2821)(図1)は当試験場を含む各地での栽培試験を経た上で、雪印種苗(株)から流通されております。
スノーデント125TはメーカーRM※が「125日」で、(独)農研機構東北農業研究センターが定める標準品種の32F27(RM126)と比較して、初期生育等の生育特性は同等です。収量性は雌穂収量が少ないものの茎葉収量が多いことから乾物収量が多く、耐倒伏性やごま葉枯病抵抗性が優れます。
栽培上の留意点は栽植本数を6,500~7,000本/10aとし、1本仕立てとすることに心掛けて下さい。
※RM:相対熟度のこと。発芽から成熟までの日数を示し、早晩性に関する目安。
図1 スノーデント125T(撮影 雪印種苗)
生産状況(茎葉)
子実の種子
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