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水田フル活用と米政策の見直しにおいて飼料用米の推進が掲げられ,当県においても目標面積を設定し推進しています。
新たな対策では数量払いとなったため,収量の確保や専用品種の導入を進める一方,所得確保のための低コスト化が重要となっています。
飼料用米の取組みを推進するため,当研究所においては,平成26年度から古川農業試験場とともに研究を進めており,移植栽培は現地ほ場で,一方,直播栽培は古川農業試験場内ほ場で実証試験を実施し,データ収集そして経済性評価を行っています。
また,飼料用米生産の円滑化を図るには,その体制等の仕組みづくりが重要となるため,飼料用米を栽培している事例を調査することにしています。
今年も,現地実証ほで5月中旬に乳苗と稚苗(品種:夢あおば,東北211号)の移植作業が行われ,作業時間の計測等を行いました。また,古川農業試験場では,湛水直播,乾田直播の実証試験を実施しています。
今後も,各種栽培方式の経済性評価と取組事例調査等,飼料用米生産振興に向けた研究に取り組んでいきます。
(情報経営部)
現地実証ほでの移植作業
飼料用米(品種 : 夢あおば)
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