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掲載日:2023年7月21日

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宮城県にはどれくらいの量の汚染廃棄物があるの?

宮城県の農林業系廃棄物の量

宮城県の汚染廃棄物の大半が,通常の廃棄物と同様の方法で処理ができる8,000Bq/kg以下のものです。(下図黄色部分)
指定廃棄物(3,413トン)及び未指定廃棄物(578トン)を除く8,000Bq/kg以下の汚染廃棄物は,36,045トンありました。(平成29年6月時点)

      宮城県内の放射性物質汚染廃棄物の内訳

そして,8,000Bq/kg以下の中でも最も多いものは,濃度の低い100Bq/kg以下の汚染廃棄物で,全体で見ても86%が1,000Bq/kg以下となっています。8,000Bq/kg以下の汚染廃棄物の平均濃度は423Bq/kgです。
県内の農林業系廃棄物の保管状況の詳細はこちら(PDF:69KB)

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農林業系廃棄物の濃度別内訳(平成29年6月現在)
濃度 数量(トン)
100Bq/kg以下 12,452
400Bq/kg以下 9,755
1,000Bq/kg以下 8,583
2,000Bq/kg以下 2,671
3,000Bq/kg以下 505
4,000Bq/kg以下 491
6,000Bq/kg以下 917
8,000Bq/kg以下 671
合計 36,045

(四捨五入の関係で合計が一致しない場合があります。)

 

8,000㏃/kg以下のものを優先的に処理するとした,平成29年7月開催の第14回市町村長会議での合意に基づき,各圏域において焼却や農林地還元等により,汚染廃棄物の処理が進められてきました。

これまでに,宮城県全体で農林業系廃棄物の約48%を処理し,保管自治体の数は,26市町村から11市町となっています。(令和5年4月1日時点)宮城県における8千ベクレル以下の農林業系廃棄物の処理進捗状況

豆知識:100Bq/kgってどれくらい? -食品の基準-

東京電力福島第一原子力発電所の事故直後,高濃度の放射性物質を含む食品が流通しないよう,緊急時の対応として食品衛生法上の暫定規制値が定められました。

暫定規制値でも健康への影響はないと評価されていましたが,より一層安全と安心を確保するため,食品から受ける放射線量の条件値を2012年4月に年間5ミリシーベルトから,1ミリシーベルトに引き下げられました。
食品中の放射性物質に関する暫定規制値の取扱い等について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

年間追加被ばく量が,1ミリシーベルトを超えないように算出された規制値が,一般食品で100Bq/kgです。これは乳幼児をはじめ,全ての世代に配慮した基準であり,100Bq/kgを超えると出荷制限などの措置がとられます。

しょくひんとうのほうしゃせいせしうむのきじゅんち

よくある誤解:こんなに違う!放射能濃度

「汚染廃棄物」は「原子力施設から発生する放射性廃棄物」のようなものではないかと心配する声がありますが,これらは全く違うものです。おせんはいとほうしゃせいはいきぶつのちがい

どうやって処理するの?
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お問い合わせ先

放射性物質汚染廃棄物対策室(対策班)

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号13階北側

電話番号:022-211-2647

ファックス番号:022-211-2390

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