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平成16年1月23日金曜日 午後3時30分
宮城県行政庁舎9階 第1会議室
宮城県建築審査会委員
事務局
傍聴者
第1号議案
報告事項
3月及び5月の審査会開催日について
事務局・・・それでは、会議をはじめさせていただきたいと思います。それでは議長、開会をお願いいたします。
<開会>
議長・・・ただいまから平成15年度第4回宮城県建築審査会を開催いたします。今回の審査会の傍聴者はいらっしゃいますか。
事務局・・・傍聴者の入室を行います。
議長・・・傍聴の方は、お手元の傍聴要綱にしたがって傍聴して下さい。また、公開案件の審議が終了した時点で退出していただきますので、あらかじめ御承知おきください。
議長・・・なお、審議中の写真撮影は御遠慮くださいますよう御協力お願いします。
<議事録署名委員の氏名>
議長・・・議事に入る前に、本日の議事録署名人の指名をさせていただきます。
議長・・・本日の議事録の署名を、高澤委員と山本委員にお願いします。
<審議>
議長・・・それでは、宮城県知事から諮問されております同意案件について審議を行います。はじめに、本日の同意案件の概要について、提出者から説明願います。
事務局・・・本日の同意案件は、建築基準法第48条第5項ただし書の例外許可で、岩沼市の第1種住居地域内でのプロパンガス貯蔵庫の増築に係る第1号議案であります。御審議のほど、よろしくお願いします。
議長・・・それでは、個別の案件について審議していくこととします。議事の第1号議案について、提出者から説明願います。
事務局・・・(第1号議案について説明)
議長・・・ただ今の説明について委員の先生方、御質問・御意見等ございませんか。
山本委員・・・ガスの貯蔵量ですが、ボンベの本数が146本から倍ぐらい必要になったということですか。
事務局・・・そうです。
山本委員・・・LPガスでは1箇所にどのくらいまで貯蔵していいというような基準はありますか。
事務局・・・建築基準法では3.5tまでであれば第1種住居地域内に貯蔵してもよいという基準がありますが、今回の場合は元々7.3tの施設に6.9t増設され、14.2tの施設になるということから改めて許可が必要になったものです。
中村委員・・・これはガス事業法等で規制されており、その規制に関してはクリアされているということですか。
事務局・・・そのとおりです。ガス事業法の規定により東北経済産業局より許可を受けております。
中村委員・・・その規制には量とか危険性についての規制もありますか。
事務局・・・あります。施設の構造とかの規制もあります。
斎藤委員・・・そうすると、その周辺にどのくらいの空間を設けなければならないとか、建物の構造はどうしなければならないとかの規制があり、それらを全てクリアしているということですか。
事務局・・・そのとおりです。配置図の建物の廻りに半径9.05mの点線が記入されておりますが、隣接の建物から離さなればならない距離ということです。
斎藤委員・・・この施設に近い住民へは、地震とかが起きても安心できるような配慮とか、子どもたちが施設内に行っていけないような措置がなされていると理解してよろしいですか。
事務局・・・そのとおりです。敷地の廻りはフェンスで囲まれており、入口は常に施錠されております。
斎藤委員・・・将来宮城県沖地震のような大地震が起るかもしれないというような状態で、まとまってあるというのは何となく心配な気がするが、規制をクリアしているのであればいいのですね。
高澤委員・・・東北経済産業局の許可をもらわないことには前に進めないし、構造基準や安全基準をクリアして産業局の許可を得ているという理解で話を聞いたつもりです。
斎藤委員・・・ようするに身近に危険物がいっぱいあるということが何となく不安なんです。
高澤委員・・・万が一のときは、屋根が飛びます。また、ガスが漏れることがあれば、床にある換気口から外に出ます。そのようなことをクリアして東北経済産業局の許可を得ています。
議長・・・この地域以外もやはりプロパンガスなんですか。
高澤委員・・・岩沼には都市ガスはありません。
議長・・・このような団地では、こういうプロパン庫があるんですか。
高澤委員・・・今の団地は専用的な供給のために、許可を受けた事業者が供給を行なっています。
議長・・・建築基準法上では3.5tだが、これは14.2tと4倍近い差というのは何なんでしょうか。
高澤委員・・・それは建築基準法上、第1種住居地域では3.5tまでならば許可が無くともできますよということで、それ以上は許可がいるということだと思います。安全性を考えれば、集中的に供給する方が1戸1戸供給するよりは良いと思います。
中村委員・・・確認ですが、供給地点は面で考えた場合、面が増えたとか増やそうとかではなく、当初予定していた中で増えているということですね。
事務局・・・そのとおりです。エリアは増えておりません。
議長・・・ここは市が開発したということですが、あらかじめその開発計画に含まれていたのですか。
事務局・・・当所計画ではある程度は見込んでいましたが、ガスボイラー等の普及により戸当たりの消費量が増えていること、また団地内の数カ所にプロパン庫を置けないこととなっており、1箇所にまとめなければならないみたいです。
議長・・・無防備な状態で散在しているよりは、きちんと管理されてまとまっていた方が安全ですね。
津嶋委員・・・平成9年4月に当初のガス供給が開始され、同様の許可を受けているようですが、当時も今回と同じ第48条第5項の対象としての許可だったのですか。
事務局・・・当時の用途地域は、暫定用途としての第1種低層住居専用地域でしたので第48条第1項の許可になります。ただ、基本的には同じ内容です。
斎藤委員・・・今回のガス供給量は、最大でもうこれで大丈夫という量なのですか。
事務局・・・事業者からは余裕のある量と聞いております。
斎藤委員・・・ぎりぎりではなく、ある程度余裕のある量と理解してよろしいですね。
事務局・・・事業者からの話ではそのとおりです。
中村委員・・・たびたび申請され、その都度公益上やむを得ないものとして認めるのは問題だと思われますし、事業者もある程度の見込みを当然考えての申請だと思います。
津嶋委員・・・申請書2面の建築面積が、申請部分と申請以外の部分が同じ面積であるということはどういうことですか。
事務局・・・申請建物が既存の建物と同じ面積であるということです。
高澤委員・・・既存と同じものを建てるということですね。
議長・・・それではこの件につきましては、特に問題はないと考えられますが、同意することに御意義ありませんか。
委員一同・・・意義ありません。
議長・・・御意義がないようですので、同意することとします。
<報告事項>
議長・・・次に、事前同意基準に基づく許可状況の報告を、宮城県から報告願います。
事務局・・・(事前同意基準に基づく許可状況について報告)
議長・・・ただ今の報告の説明について、委員の先生方御質問等はありませんか。
議長・・・御質問がなければ、以上で本日の議事は終了といたします。
議長・・・以上をもちまして、公開による審議は終了いたしました。傍聴者の方は、ここで退出をお願いします。
議長・・・その他で事務局から何かございますか。
事務局・・・次回の審査会の日程について調整をお願いします。
議長・・・次回の審査会の日程については、
としてよろしいですか。
委員一同・・・よろしいです。
議長・・・なお、日程等の変更等が生じた場合は、その都度連絡調整を事務局が行うようにしてください。
議長・・・その他、特になければ、本日の審査会はこれで終了いたします。御苦労様でした。
以上
<終了時刻 午後4時00分>
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